小咄
6月10日
2019/06/10 11:33魄哉「あー。3週間ぶりの休みですよ」ぐったり。
鏡子「お疲れ様です。
あ、くつろげないなら 鏡に厚手の布かけて貰えれば大人しくしておきますよ?」
魄哉「前から思ってたんですが セキセイインコみたいですね。
ん?」
シロ「・・・」じーっ
魄哉「壁の影からどうしたんですか?
お話あるなら聞きますよ?」
鏡子(典型的な休み方解らないタイプですね。)
シロ「では尋ねる
ハングリーさはどうしたら身に付く!?」 くわっ
魄哉「なんでそんなもの欲しいんですか」
間。
蒼月「なるほどねー。
確かに どんだけ鍛練しても道場剣法じゃねえ」うんうん。
魄哉「あの。なんで当たり前みたいに聞いてるんですか?」
蒼月「暇だから」きっぱり
家康「だよね。
てか常に手空いてるんだから まず私達に相談しなよ
あ、せんべい食べる?」
シロ「んなダラけきってる奴等に ハングリーさなんぞ尋ねてどうする。」
家康「ふ。甘いね 腹へりだからせんべいを食べてるんだ!
空腹は英語でハングリー!」びしっ
魄哉「アリが来るので外行ってください。」
家康「Σツッコミすら無し!!」
魄哉「オッサンギャグおもろくないです。」きっぱり。
蒼月「馬鹿殿は置いといて。
ハングリーさねえ 」
シロ「素振りしながら何が足りんかと考えて居たところ
他の奴等のような気迫が無いなと思ったのだ。
意欲なら負けぬはずだが 何かこう」うーん。
魄哉「はあ。まあ 重み ですかねえ?」茶ずずー
シロ「重み?」
魄哉「気迫があると思う人達に なぜ今の強さを持ったのか聞いてみるといいですよ。
直に聞くのが一番でしょう」にこにこ。
シロ「ふむ。
ん?おとなしいと思ったら家康はどこに行った?」
鏡子「御煎餅持って縁側に行きました」
蒼月「ああ、 こぼしたら怖いもんね」
シロ「ふむ。家康は除外して
他の奴等に聞いてみるか」
ーーーーーーーーー
<彬羽の場合>
蒼月「なんで最初にこいつ?」
シロ「一番 マトモな気がしたのでな。
他の奴等は色々その、無茶苦茶なのでどう言うか」ごにょごにょ
蒼月「ああ、準備運動ね」
彬羽「強さを求めた理由も何も
カラス天狗は元々他の奴等より腕力があるものだが?」
シロ「いや そういう意味でなく精神的に何かこうあったであ・・ Σはっ!」
彬羽「それはアレだ。
あの頃色々あって荒んでたもんでな。
自分を認めないなら同胞だろうが全部引きちぎって力づくで認めさせてやろうと
蒼月「Σこいつも大概ヤバかったの忘れてた!!」ひいいっ
シロ「これはハングリーと言うか」ひきつり
蒼月「修羅だよね」
彬羽「手前ら 俺を何だと思ってたんだ」
シロ「比較的常識あるもので油断しておった。」
蒼月「元テロリストだもんねー
つか そんなのが偉そうに常識人ぶんなよ」けっ
彬羽「千切るぞ。」
シロ「よ、よし!次行くぞ!」
ーーーーーーーーー
<挿音の場合>
挿音「眠いんだけどよ?」頭かきかき
シロ「えーと。すまん。
軽くでいいから聞かせてくれるか?」
蒼月(この人に聞くとか大概度胸あるよなあ。)
挿音「強さなあ。
求めるも何も
生まれがばりっばりの戦国だからな
弱かったら生きてねえし ただの自然淘汰の結果じゃえか?」
シロ「Σまさかのそれ以前の問題かっ!?」
挿音「おうよ。
親父に拾われた時も 餓鬼の癖に目は座ってるわマジで噛みつくわ大変だったみたいだしよー
拾われたら拾われたで 生き抜く為にビシバシしごかれたしよ。」煙管ぷこー
シロ「つまりは お前の場合は」
挿音「日常がサバイバルだった だな。」
挿音「壮絶だねー」
ーーーーーーーーーー
<粋の場合>
粋「言いたくねえ。」きっぱり
シロ「Σ何故に!?」
粋「お前な 昔の俺思い出してもみろよ!
自分の生まれを呪い望んでねえのに人外の見た目の兄貴を呪い此の世全てを呪い
結果として八つ当たりに生きてたんだぞ!!」
蒼月「しっかり話してるよね。」
シロ「あ。つまり お前の場合は」
粋「憤怒。」
蒼月「意外な人が負の感情の権化だったよね
そういや」
粋「だああ!思い出したくなかったあああああ!!」頭かかえっ
シロ「Σほんっとすまん!!」
蒼月「黒歴史ってキッツイよね」うんうん。
ーーーーーーーーーーーー
<白の場合>
白「昼も夜も鬼だ何だと言われて 気を抜くと寝首かかれるから 横になって寝たことも無かった。
木の皮でも食べれりゃ充分
ちっさい頃からこれで生きてりゃ そりゃ鍛えられるだろ」
蒼月「思ったより壮絶でした」うわあ
シロ「横になって寝ないとなると」
白「座ってだな。」きっぱり
蒼月「よくそれで人の生活に順応できたよね」
白「横になって寝ると楽なの 驚いたな」しみじみ。
蒼月「あのさ、これ参考になるの?」
シロ「まず かける言葉が見つからんのだが。」頭かかえっ
ーーーーーーーーーーーー
魄哉「で?どうでした?」にこにこ
シロ「全員見事に壮絶であったわ」ふっ
家康「なら それが答えだね」にぱっ
蒼月「あれ?戻ってたの せんべい将軍」
家康「嫌なアダ名つけないで。」
シロ「? どういう事だ?」
魄哉「つまりは
なにかを獲るにはそれなりの対価が要ります
シロ君から見て皆の強さは憧れでしょう?
しかし、それはそれなりの境遇があったから
そうせねば生き抜けない程の理由があったからこその結果と言う事ですよ」
シロ「・・ふむ。
確かに 弱ければ生きてなかったは全員に言えるだろうな」
魄哉「それも持って生まれた物ではなく
執念や信念 その他 それぞれ譲れぬ何かがあったから生き抜けたと言えます
そこの殿だって何回くたばりかけたか」
家康「あっはっは。 脇腹に槍貫通は終わったと思ったねー」
蒼月「それで生きてるの人間としておかしくない?」
魄哉「処置に駆けつけたら気合いのみで生きてましたよ
ついでに絶対やり返すって気迫で回復しました」ふっ
シロ「・・成る程。家康でもそうなのか」ふむ
家康「でも って。泣くよ?」
シロ「ふむ。解った
つまり!俺に足りぬのは逆境!!
ここでぬくぬくと普通にくらしていてはそれはあやつらに追い付けぬはずだ!!」くわっ
蒼月「何? 山籠りでもするの?」
白「今からの時期 蚊が凄いぞ」
シロ「Σう!」
蒼月「それで揺らぐのがまず軟弱なんじゃない?」
白「何を聞いてまわってるかと思ったら こういう事か。」
シロ「うむ。 俺に足りぬのは生への渇望もしくはそれと同等の信念だと言う事が解った。」
白「言っとくけど、本気でギリギリだとそこまで考える余裕ないぞ
単に意地だ。」
シロ「Σ!?」
魄哉「体験談の説得力凄いですねえ」あはは
蒼月「ちなみにジジイは?」
魄哉「傀儡なんぞやってられるか、追手がなんぼのもんですか
道を塞ぐすべてを凪ぎ払う覚悟ですかね」茶ずずー。
家康「お前も大概修羅だよねー」
白「あと、お前に足りないの自信な。
いちいちまわりと比べるな」
シロ「Σ普段何も教えん癖にダメ出し半端ないな!!」
家康「あ、そうか。
放置され過ぎて シロが白を師匠扱いしてるの忘れてたよ」
白「とにかく自分の好きなように生きてみろ
自分で正しいと思うように生き抜ければそれが自信になるだろ」
シロ「すまん、お前が真面目な事を言うのがレア過ぎて頭がついていかん。」
白「よし。2度と何も教えない」
魄哉「こらこらこら 拗ねるんじゃありません」
白「知らない。 コレもう魄哉にやる」けっ
シロ「Σ俺を何だと思っとんのだ!」
粋「ちなみに
すんげー逆境を生き抜いた自信が有りすぎると こんな俺様になるからな?」
白「何が悪い」ふんぞりかえりっ
シロ「ああ、やたらと偉そうなのはそういう」
白「失礼だな。普通だ普通」
粋「微塵も普通じゃねえっす 兄上。」
魄哉「シロ君が望むなら 無人島くらい手配しますがねえ」
蒼月「いや、さらっと嫌な権力使うなよ」
魄哉「国の為に尽力してるんですから、これくらいいいじゃないですか。」
家康「お前も大概俺様だよね」うんうん
鏡子「ちなみに小太郎さんも何かあったり
あ、いえ何でも無いです。」
小太郎「わおん?」ボール噛み噛み
鏡子「お疲れ様です。
あ、くつろげないなら 鏡に厚手の布かけて貰えれば大人しくしておきますよ?」
魄哉「前から思ってたんですが セキセイインコみたいですね。
ん?」
シロ「・・・」じーっ
魄哉「壁の影からどうしたんですか?
お話あるなら聞きますよ?」
鏡子(典型的な休み方解らないタイプですね。)
シロ「では尋ねる
ハングリーさはどうしたら身に付く!?」 くわっ
魄哉「なんでそんなもの欲しいんですか」
間。
蒼月「なるほどねー。
確かに どんだけ鍛練しても道場剣法じゃねえ」うんうん。
魄哉「あの。なんで当たり前みたいに聞いてるんですか?」
蒼月「暇だから」きっぱり
家康「だよね。
てか常に手空いてるんだから まず私達に相談しなよ
あ、せんべい食べる?」
シロ「んなダラけきってる奴等に ハングリーさなんぞ尋ねてどうする。」
家康「ふ。甘いね 腹へりだからせんべいを食べてるんだ!
空腹は英語でハングリー!」びしっ
魄哉「アリが来るので外行ってください。」
家康「Σツッコミすら無し!!」
魄哉「オッサンギャグおもろくないです。」きっぱり。
蒼月「馬鹿殿は置いといて。
ハングリーさねえ 」
シロ「素振りしながら何が足りんかと考えて居たところ
他の奴等のような気迫が無いなと思ったのだ。
意欲なら負けぬはずだが 何かこう」うーん。
魄哉「はあ。まあ 重み ですかねえ?」茶ずずー
シロ「重み?」
魄哉「気迫があると思う人達に なぜ今の強さを持ったのか聞いてみるといいですよ。
直に聞くのが一番でしょう」にこにこ。
シロ「ふむ。
ん?おとなしいと思ったら家康はどこに行った?」
鏡子「御煎餅持って縁側に行きました」
蒼月「ああ、 こぼしたら怖いもんね」
シロ「ふむ。家康は除外して
他の奴等に聞いてみるか」
ーーーーーーーーー
<彬羽の場合>
蒼月「なんで最初にこいつ?」
シロ「一番 マトモな気がしたのでな。
他の奴等は色々その、無茶苦茶なのでどう言うか」ごにょごにょ
蒼月「ああ、準備運動ね」
彬羽「強さを求めた理由も何も
カラス天狗は元々他の奴等より腕力があるものだが?」
シロ「いや そういう意味でなく精神的に何かこうあったであ・・ Σはっ!」
彬羽「それはアレだ。
あの頃色々あって荒んでたもんでな。
自分を認めないなら同胞だろうが全部引きちぎって力づくで認めさせてやろうと
蒼月「Σこいつも大概ヤバかったの忘れてた!!」ひいいっ
シロ「これはハングリーと言うか」ひきつり
蒼月「修羅だよね」
彬羽「手前ら 俺を何だと思ってたんだ」
シロ「比較的常識あるもので油断しておった。」
蒼月「元テロリストだもんねー
つか そんなのが偉そうに常識人ぶんなよ」けっ
彬羽「千切るぞ。」
シロ「よ、よし!次行くぞ!」
ーーーーーーーーー
<挿音の場合>
挿音「眠いんだけどよ?」頭かきかき
シロ「えーと。すまん。
軽くでいいから聞かせてくれるか?」
蒼月(この人に聞くとか大概度胸あるよなあ。)
挿音「強さなあ。
求めるも何も
生まれがばりっばりの戦国だからな
弱かったら生きてねえし ただの自然淘汰の結果じゃえか?」
シロ「Σまさかのそれ以前の問題かっ!?」
挿音「おうよ。
親父に拾われた時も 餓鬼の癖に目は座ってるわマジで噛みつくわ大変だったみたいだしよー
拾われたら拾われたで 生き抜く為にビシバシしごかれたしよ。」煙管ぷこー
シロ「つまりは お前の場合は」
挿音「日常がサバイバルだった だな。」
挿音「壮絶だねー」
ーーーーーーーーーー
<粋の場合>
粋「言いたくねえ。」きっぱり
シロ「Σ何故に!?」
粋「お前な 昔の俺思い出してもみろよ!
自分の生まれを呪い望んでねえのに人外の見た目の兄貴を呪い此の世全てを呪い
結果として八つ当たりに生きてたんだぞ!!」
蒼月「しっかり話してるよね。」
シロ「あ。つまり お前の場合は」
粋「憤怒。」
蒼月「意外な人が負の感情の権化だったよね
そういや」
粋「だああ!思い出したくなかったあああああ!!」頭かかえっ
シロ「Σほんっとすまん!!」
蒼月「黒歴史ってキッツイよね」うんうん。
ーーーーーーーーーーーー
<白の場合>
白「昼も夜も鬼だ何だと言われて 気を抜くと寝首かかれるから 横になって寝たことも無かった。
木の皮でも食べれりゃ充分
ちっさい頃からこれで生きてりゃ そりゃ鍛えられるだろ」
蒼月「思ったより壮絶でした」うわあ
シロ「横になって寝ないとなると」
白「座ってだな。」きっぱり
蒼月「よくそれで人の生活に順応できたよね」
白「横になって寝ると楽なの 驚いたな」しみじみ。
蒼月「あのさ、これ参考になるの?」
シロ「まず かける言葉が見つからんのだが。」頭かかえっ
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魄哉「で?どうでした?」にこにこ
シロ「全員見事に壮絶であったわ」ふっ
家康「なら それが答えだね」にぱっ
蒼月「あれ?戻ってたの せんべい将軍」
家康「嫌なアダ名つけないで。」
シロ「? どういう事だ?」
魄哉「つまりは
なにかを獲るにはそれなりの対価が要ります
シロ君から見て皆の強さは憧れでしょう?
しかし、それはそれなりの境遇があったから
そうせねば生き抜けない程の理由があったからこその結果と言う事ですよ」
シロ「・・ふむ。
確かに 弱ければ生きてなかったは全員に言えるだろうな」
魄哉「それも持って生まれた物ではなく
執念や信念 その他 それぞれ譲れぬ何かがあったから生き抜けたと言えます
そこの殿だって何回くたばりかけたか」
家康「あっはっは。 脇腹に槍貫通は終わったと思ったねー」
蒼月「それで生きてるの人間としておかしくない?」
魄哉「処置に駆けつけたら気合いのみで生きてましたよ
ついでに絶対やり返すって気迫で回復しました」ふっ
シロ「・・成る程。家康でもそうなのか」ふむ
家康「でも って。泣くよ?」
シロ「ふむ。解った
つまり!俺に足りぬのは逆境!!
ここでぬくぬくと普通にくらしていてはそれはあやつらに追い付けぬはずだ!!」くわっ
蒼月「何? 山籠りでもするの?」
白「今からの時期 蚊が凄いぞ」
シロ「Σう!」
蒼月「それで揺らぐのがまず軟弱なんじゃない?」
白「何を聞いてまわってるかと思ったら こういう事か。」
シロ「うむ。 俺に足りぬのは生への渇望もしくはそれと同等の信念だと言う事が解った。」
白「言っとくけど、本気でギリギリだとそこまで考える余裕ないぞ
単に意地だ。」
シロ「Σ!?」
魄哉「体験談の説得力凄いですねえ」あはは
蒼月「ちなみにジジイは?」
魄哉「傀儡なんぞやってられるか、追手がなんぼのもんですか
道を塞ぐすべてを凪ぎ払う覚悟ですかね」茶ずずー。
家康「お前も大概修羅だよねー」
白「あと、お前に足りないの自信な。
いちいちまわりと比べるな」
シロ「Σ普段何も教えん癖にダメ出し半端ないな!!」
家康「あ、そうか。
放置され過ぎて シロが白を師匠扱いしてるの忘れてたよ」
白「とにかく自分の好きなように生きてみろ
自分で正しいと思うように生き抜ければそれが自信になるだろ」
シロ「すまん、お前が真面目な事を言うのがレア過ぎて頭がついていかん。」
白「よし。2度と何も教えない」
魄哉「こらこらこら 拗ねるんじゃありません」
白「知らない。 コレもう魄哉にやる」けっ
シロ「Σ俺を何だと思っとんのだ!」
粋「ちなみに
すんげー逆境を生き抜いた自信が有りすぎると こんな俺様になるからな?」
白「何が悪い」ふんぞりかえりっ
シロ「ああ、やたらと偉そうなのはそういう」
白「失礼だな。普通だ普通」
粋「微塵も普通じゃねえっす 兄上。」
魄哉「シロ君が望むなら 無人島くらい手配しますがねえ」
蒼月「いや、さらっと嫌な権力使うなよ」
魄哉「国の為に尽力してるんですから、これくらいいいじゃないですか。」
家康「お前も大概俺様だよね」うんうん
鏡子「ちなみに小太郎さんも何かあったり
あ、いえ何でも無いです。」
小太郎「わおん?」ボール噛み噛み