小咄
6月5日
2019/06/05 15:11小太郎「あれ?家康何読んでるんだ?読書なんて珍しい」
家康「珍しいってお前ねえ」
蒼月「どうせ 中身スッカスカで字のでかい奴でしょ?
てか見せてみなよ 何読んでんだよ 」
家康「きっちりしっかりとした歴史書ですが。」
蒼月「Σ文字びっしり!!」ひいいっ
家康「あのねー。お前達
私だってんなパッパラパーじゃないんだよ?」
彬羽「わざわざ影武者までたてて身を隠して 一般人を装うために文官になりながらも ダルいからと連日サボってる奴が言うセリフか。」
家康「ごめんなさい。曇りで更にダルかったんです。」
小太郎「それで真面目は無理あるな」うんうん。
家康「こればっかりは性格だからね、仕方無い無い」
彬羽「サボりは仕方なくねえ。」きっぱり
蒼月「マジでこの国大丈夫なの?」
家康「いやー そこは考えてるよ?
だからコレを読んでたってわけ」歴史書
彬羽「先人の教えって奴か。」ふむ
小太郎「あの彬羽 俺にも解る言葉で。」
一二三「つまり、昔あった国の在り方から今後どうしたらええか考えてるだな。」
家康「Σ合ってるけど!!この子末恐ろしいんだけど!」
蒼月「普段から小難しい事ばっか聞かされて慣れちゃったんだね。うわー可哀相」
彬羽「こっちガン見しながらか。
特に難しい事言った覚えは・・」
小太郎「あるんだな。」
家康「まあ話に着いて来れてるならいいんだけどさ
とんでもない才女になったりしてね。」
一二三「さいじょ? 奥さんだべか?」
小太郎「あ、ちょっとホッとした。」
彬羽「で、読んで何か為になったのか?」
家康「うーん。そうだね。
結論として 私政治下手自覚しててホントに良かった」
蒼月「マジでいいの それ。」
家康「改めて見てみるとさあ
天下取ったり そこそこ平定したりする人って
やっぱ戦向きなんだよね
言わば攻めの性格。
その後の治世等の護りは性質的に無理があるんだよねー」
彬羽「成る程。意外と真面目に考えてたんだな
更に言えば 治世に向いているような護り向きの性格は 天下取るような戦には不向きつまりは民衆の為になるような統治者はまず統治の座に着く事が不可
蒼月「バカラス こっちの世界に帰ってこい。」
小太郎「意味解るか?」
一二三「解るけどむずいだ」うーん
家康「あれ?時間かけて読まないで お前に聞けば早かった?」
彬羽「自分で読んだ方が身に付くに決まってるだろ」
小太郎「えーと。 それで家康が政治向いてないの解って
やっぱ良かったて事は」うーん。
家康「軍師に丸投げしてる今の状態が とってもいいって事だよ」にっこり。
蒼月「人として良かねえだろ。」
家康「だって。あいつ前線でバリバリ軍師してても 出来るだけ大将の心折って敵味方の被害を最小限にってタイプだったし。」
一二三「えーと。つまり家康さんは」
小太郎(そういや 意外とバーサーカーだったらしいもんなあ。)
彬羽「まあ 適材適所って言葉もあるが」うーん。
家康「それにね。この結果オーライのゴースト将軍システムだけど これが大正解だったかもよ?」
小太郎「ん?それは何だ」
家康「吉兆の風水学。」分厚い本
蒼月「何だかんだで真面目に考えてたのビックリだよ」
小太郎「タイトルちょっと胡散臭いけどな」
家康「えーと。これに寄りますとー
この世には 陰と陽がありー」ぺらっ
一同(Σ何か始まった!)
家康「えーーーーーー
中略。
何だかんだで陰と陽のバランスが取れてるのがいいんだって。」
蒼月「ざっくりし過ぎだろ」
彬羽「ああ。そう言う事か
つまりは あれか」
一二三「?」
彬羽「陰陽道で『陰』は地
つまりこいつだ。」
白「いきなり首根っこ掴むな」むう。
ぶらーん。
家康「ピンポーン。
さっすが 話が早いね」
蒼月「へ? 師匠が地なの?
どゆこと?」
白「その前に下ろせ」 ぶらーん。
彬羽「つまりだ 陰陽道の白と黒の勾玉を並べたような印は見たことがあるだろう?
あの白黒はしばしば有名な獣に例えられる」
蒼月「あ。成る程。
その場合 龍は地の法でその片方って訳か。
イメージ的に黒い方だね」
白「俺は 一応だけどな。」※人間の血50%
小太郎「いや、お前それでも黄龍様だろ?」
一二三「ん?んじゃ 残りのは誰だんべ?
バランス取るには もう片方いるだよ」
彬羽「今江戸城にいる奴だ。」
蒼月「Σまさかのジジイかよ!!」
家康「あっはっは。 うちの天海様 鳳凰だからねー
いやめでたいめでたい」
彬羽「龍鳳揃ってたら そりゃいい状態に決まってるな」ふむ。
小太郎「改めて この家の面子凄いなあ。」
一二三「小太郎さんは凄いかわええだべ。」なでなで。
家康「て、事で 徳川の世は安泰ぽいねって事でした」にこにこ
蒼月「ふーん。 なんかこじつけにも思えるけど」
家康「こんなもん気の持ちようだって。」へらへら
彬羽「これは確かに 統治向きじゃねえな。」納得
白「なんか解らないけど
縁起の良い事の話しか?」
蒼月「んー。だいたいそんなもんかな」
彬羽「そういやこの手の話と言えば
優れた統治者が現れる前兆として
五本指の龍が出現するとかって話が 大陸にはあったな。ちなみに通常は三本指だ」
一二三「へー。」
小太郎「白は?白は?」
白「俺別に化けてないから これが本体な
普通に五本指だ。」
蒼月「あはは。これで五本指の龍なら その人設定盛りすぎだって」
白「うちの爺は本体五本指だったな。そういや」
小太郎「Σ焔じいちゃーんっ!!!」
蒼月「・・えっと
前兆としてだから」
彬羽「時期的には合ってるな。」
小太郎「うわ。伝承ってすっごいな!
・・あれ?この場合の統治者って?」
一二三「家康さんと魄哉さんは 二人一組だべ」にぱっ
蒼月「あー。二人一組でうまく行くって事か。
予言みたいでこわっ」ぶるっ
白「あ、そういや その爺が言ってたんだけど」
小太郎「まだ何かあるのか?」
白「アレ。あんなだけど吉兆の印だからな。」指差しっ
粋「あー。稽古きっつー」ぐったり。
蒼月「Σ勾陣居たの忘れてた!!」
白「キリンとかって奴等と同じで 存在がめちゃレアなのはそれなりに理由があるらしい。」
小太郎「えーっと。」
彬羽「伝承的には五本指の通称皇帝龍とほぼ同じだな。」
一二三「これでもかってくらい吉兆アピールされとるだなあ」
白「何となくしか話解らないけど
徳川の世って とんでもなく長く続くと思う。」
蒼月「あの。師匠が言うとガチ予言ぽくなるから ホント怖いよ?」
ーーーーーーーーーー
<江戸城>
魄哉「全く あんのちゃらんぽらん殿。
軽々しく 『私がくたばってもあとよろしくー』とか
そこまで付き合う義理無いってんですよ。」ぶつくさ。
挿音「あー。はいはい
愚痴もいいけと書類に墨垂れんぞ
どうせ 見捨てらんなくて何百年でも気張っちまうんだろに。」
魄哉「・・そりゃ 民の皆さん悪くありませんし。
まあ、僕がボケるかくたばか嫌気さすかまでは付き合ってあげますかね」ふんっ
挿音「あー あと数千年はいけんなこりゃ
頑張れ天海サマ」
魄哉「Σ既にかなりのトシなんですけど!?
と、とりあえず
んー。あと300年くらいは頑張ってあげますかねえ」
家康「珍しいってお前ねえ」
蒼月「どうせ 中身スッカスカで字のでかい奴でしょ?
てか見せてみなよ 何読んでんだよ 」
家康「きっちりしっかりとした歴史書ですが。」
蒼月「Σ文字びっしり!!」ひいいっ
家康「あのねー。お前達
私だってんなパッパラパーじゃないんだよ?」
彬羽「わざわざ影武者までたてて身を隠して 一般人を装うために文官になりながらも ダルいからと連日サボってる奴が言うセリフか。」
家康「ごめんなさい。曇りで更にダルかったんです。」
小太郎「それで真面目は無理あるな」うんうん。
家康「こればっかりは性格だからね、仕方無い無い」
彬羽「サボりは仕方なくねえ。」きっぱり
蒼月「マジでこの国大丈夫なの?」
家康「いやー そこは考えてるよ?
だからコレを読んでたってわけ」歴史書
彬羽「先人の教えって奴か。」ふむ
小太郎「あの彬羽 俺にも解る言葉で。」
一二三「つまり、昔あった国の在り方から今後どうしたらええか考えてるだな。」
家康「Σ合ってるけど!!この子末恐ろしいんだけど!」
蒼月「普段から小難しい事ばっか聞かされて慣れちゃったんだね。うわー可哀相」
彬羽「こっちガン見しながらか。
特に難しい事言った覚えは・・」
小太郎「あるんだな。」
家康「まあ話に着いて来れてるならいいんだけどさ
とんでもない才女になったりしてね。」
一二三「さいじょ? 奥さんだべか?」
小太郎「あ、ちょっとホッとした。」
彬羽「で、読んで何か為になったのか?」
家康「うーん。そうだね。
結論として 私政治下手自覚しててホントに良かった」
蒼月「マジでいいの それ。」
家康「改めて見てみるとさあ
天下取ったり そこそこ平定したりする人って
やっぱ戦向きなんだよね
言わば攻めの性格。
その後の治世等の護りは性質的に無理があるんだよねー」
彬羽「成る程。意外と真面目に考えてたんだな
更に言えば 治世に向いているような護り向きの性格は 天下取るような戦には不向きつまりは民衆の為になるような統治者はまず統治の座に着く事が不可
蒼月「バカラス こっちの世界に帰ってこい。」
小太郎「意味解るか?」
一二三「解るけどむずいだ」うーん
家康「あれ?時間かけて読まないで お前に聞けば早かった?」
彬羽「自分で読んだ方が身に付くに決まってるだろ」
小太郎「えーと。 それで家康が政治向いてないの解って
やっぱ良かったて事は」うーん。
家康「軍師に丸投げしてる今の状態が とってもいいって事だよ」にっこり。
蒼月「人として良かねえだろ。」
家康「だって。あいつ前線でバリバリ軍師してても 出来るだけ大将の心折って敵味方の被害を最小限にってタイプだったし。」
一二三「えーと。つまり家康さんは」
小太郎(そういや 意外とバーサーカーだったらしいもんなあ。)
彬羽「まあ 適材適所って言葉もあるが」うーん。
家康「それにね。この結果オーライのゴースト将軍システムだけど これが大正解だったかもよ?」
小太郎「ん?それは何だ」
家康「吉兆の風水学。」分厚い本
蒼月「何だかんだで真面目に考えてたのビックリだよ」
小太郎「タイトルちょっと胡散臭いけどな」
家康「えーと。これに寄りますとー
この世には 陰と陽がありー」ぺらっ
一同(Σ何か始まった!)
家康「えーーーーーー
中略。
何だかんだで陰と陽のバランスが取れてるのがいいんだって。」
蒼月「ざっくりし過ぎだろ」
彬羽「ああ。そう言う事か
つまりは あれか」
一二三「?」
彬羽「陰陽道で『陰』は地
つまりこいつだ。」
白「いきなり首根っこ掴むな」むう。
ぶらーん。
家康「ピンポーン。
さっすが 話が早いね」
蒼月「へ? 師匠が地なの?
どゆこと?」
白「その前に下ろせ」 ぶらーん。
彬羽「つまりだ 陰陽道の白と黒の勾玉を並べたような印は見たことがあるだろう?
あの白黒はしばしば有名な獣に例えられる」
蒼月「あ。成る程。
その場合 龍は地の法でその片方って訳か。
イメージ的に黒い方だね」
白「俺は 一応だけどな。」※人間の血50%
小太郎「いや、お前それでも黄龍様だろ?」
一二三「ん?んじゃ 残りのは誰だんべ?
バランス取るには もう片方いるだよ」
彬羽「今江戸城にいる奴だ。」
蒼月「Σまさかのジジイかよ!!」
家康「あっはっは。 うちの天海様 鳳凰だからねー
いやめでたいめでたい」
彬羽「龍鳳揃ってたら そりゃいい状態に決まってるな」ふむ。
小太郎「改めて この家の面子凄いなあ。」
一二三「小太郎さんは凄いかわええだべ。」なでなで。
家康「て、事で 徳川の世は安泰ぽいねって事でした」にこにこ
蒼月「ふーん。 なんかこじつけにも思えるけど」
家康「こんなもん気の持ちようだって。」へらへら
彬羽「これは確かに 統治向きじゃねえな。」納得
白「なんか解らないけど
縁起の良い事の話しか?」
蒼月「んー。だいたいそんなもんかな」
彬羽「そういやこの手の話と言えば
優れた統治者が現れる前兆として
五本指の龍が出現するとかって話が 大陸にはあったな。ちなみに通常は三本指だ」
一二三「へー。」
小太郎「白は?白は?」
白「俺別に化けてないから これが本体な
普通に五本指だ。」
蒼月「あはは。これで五本指の龍なら その人設定盛りすぎだって」
白「うちの爺は本体五本指だったな。そういや」
小太郎「Σ焔じいちゃーんっ!!!」
蒼月「・・えっと
前兆としてだから」
彬羽「時期的には合ってるな。」
小太郎「うわ。伝承ってすっごいな!
・・あれ?この場合の統治者って?」
一二三「家康さんと魄哉さんは 二人一組だべ」にぱっ
蒼月「あー。二人一組でうまく行くって事か。
予言みたいでこわっ」ぶるっ
白「あ、そういや その爺が言ってたんだけど」
小太郎「まだ何かあるのか?」
白「アレ。あんなだけど吉兆の印だからな。」指差しっ
粋「あー。稽古きっつー」ぐったり。
蒼月「Σ勾陣居たの忘れてた!!」
白「キリンとかって奴等と同じで 存在がめちゃレアなのはそれなりに理由があるらしい。」
小太郎「えーっと。」
彬羽「伝承的には五本指の通称皇帝龍とほぼ同じだな。」
一二三「これでもかってくらい吉兆アピールされとるだなあ」
白「何となくしか話解らないけど
徳川の世って とんでもなく長く続くと思う。」
蒼月「あの。師匠が言うとガチ予言ぽくなるから ホント怖いよ?」
ーーーーーーーーーー
<江戸城>
魄哉「全く あんのちゃらんぽらん殿。
軽々しく 『私がくたばってもあとよろしくー』とか
そこまで付き合う義理無いってんですよ。」ぶつくさ。
挿音「あー。はいはい
愚痴もいいけと書類に墨垂れんぞ
どうせ 見捨てらんなくて何百年でも気張っちまうんだろに。」
魄哉「・・そりゃ 民の皆さん悪くありませんし。
まあ、僕がボケるかくたばか嫌気さすかまでは付き合ってあげますかね」ふんっ
挿音「あー あと数千年はいけんなこりゃ
頑張れ天海サマ」
魄哉「Σ既にかなりのトシなんですけど!?
と、とりあえず
んー。あと300年くらいは頑張ってあげますかねえ」