小咄
6月4日
2019/06/04 15:14〈割烹 春一〉
白「なんだかんだで 時間によっては客いるな」ふむ。
ひな「ですよー。
なぜ意外そうなんですか?」
白「この店 皆揃って自覚が無いのか。」真顔。
粋「あ。気にしないでいいから 水おかわりー」
ひな「あのー。お冷やばっかりだとちょっと。」
粋「・・・ 兄上。 少し貸してください」
白「トイチな。」
粋「Σまた何処で覚えてきたんだよ!」
がららっ
飛天「ちわーす。」
粋「お。」
飛天「お?兄弟揃って珍しい」
白「仕事終わりだ」
粋「シゴキの帰りだ」ふっ
飛天「・・おつかれ。見習い」察し。
白「さすがに羽はしまってるんだな。」
飛天「この前うっかり出しっぱで入ったら問答無用でどつか Σぐはっ!?
彬羽「当たり前だ 馬鹿野郎。」
飛天「鍋で殴るな鍋で!」くらくらっ
粋「あーうん。 そりゃ殴られてもしゃーねえや。」
飛天「 別に騒ぎになったらこれ撒けばいいし。」粉薬っ
白「なんだこれ」
粋「樹齢4000年のくぬぎから抽出したエキス配合 強力忘却剤。」
間。
彬羽「店内集団記憶喪失なんざ客寄り付かなくなるだろが。」どすどす
白「脳天グーで殴ったな」茶ずずー。
粋「典型的な雷親父の怒り方だよな。」
飛天「さ さすがに効く」ぐわんぐわんっ
粋「つか それこっち向けるなよ
兄貴がこれ以上ボケたらどうすんだよ」
白「お前も脳天にくらうか?」
粋「Σすんませんしたっ!!」びくうっっ
飛天「あー。少し試してみたいかも」
白「人気の無い山奥にでも埋めといてくれ。」ぽとっ。
影「」カサカサッ
粋、飛天「Σなんか居た!!」
白「えーと。なんだっけ?影が無いと動けない奴 影女?
さっき急に晴れたから動けなくなってたんで拾っといた。」
粋「Σ飯食いながらなんか連れてたのかよ!」
飛天「あのー。俺の羽よかお前の行動の方が目立つような」
白「気にするな。騒ぎになったら
更に大きな騒ぎが起こせば人の記憶には残らないって 家康からアドバイスもらってる」
粋「あの馬鹿殿 ろくな事教えねえな」
飛天(どんな騒ぎ起こすつもりかは聞かないでおくか。)
粋「えーと。もう話変えるぞ
そういや あのカラスといお前といい
カラス天狗って 皆オタク気質なのか?」
飛天「お前は失礼って言葉を知ってるか?」
粋「だってよ。
お前はお前で変な薬ばっか作ってるし
イトコのあいつは ワケわからねえ雑学の塊だし 」
飛天「あー。そう言われたら あんまり否定できないか
まあ言ってもカラスだからなあ。
他の鳥系の奴等よりは趣味も多いし頭使う事好きなタイプが多い かも?」うーん。
白「種族で趣味って決まるもんなのか」
飛天「お前らは 無さそうだな。
んー。そうだな
種族でって言うより 環境でってのも大きいかもな 里が山の中だし
俺の薬にしても カラス天狗は皆ある程度の簡単な薬は自前でってなもんだし」
粋「Σげ。全員かよ!」
白「皆すり鉢ゴリゴリか。」 厨房じー。
彬羽「これはゴマあえ作ってるだけだ。」
白「だな。 ゴマっぽいと思った。」
粋「んで、例えばどんな?」わくわく
飛天「ん?そうだな
一番一般的なのは
傷口にはアロエ」
粋「・・へ?」
飛天「あれ?アロエ知らないか?」
庵「コレでしょ。」アロエの葉でろんっ
飛天「Σあ。これこれ!」
彬羽「言っとくが、人の世界では一般的だぞ それ。」
飛天「Σ!?」
朱禅「まあ妖怪の世界じゃ使う奴のが珍しいよな。
ほぼ野生動物だしよ」鍋ぐつぐつ。
庵「道理で。
どこのおばあちゃんかと思った」
ひな「あの、なんで飛天さんはショック受けてるんですか?」
粋「んー。
カルチャーショックてやつ かなあ」
白「コレお前らの里じゃそんなにレベル高い知識なのか?」アロエ
飛天「そりゃーなあ
あー 人間なめてた。」どんより
彬羽「お前は半分人間だろが。」
粋「あ。忘れてた。
そっか飛天お仲間かよ」
白「ちなみにコレ 苦いけど生で食べると体に良いぞ。」アロエぼりぼり
飛天「Σ!!!」
粋「兄貴。トドメさすのやめてやってくれー」
彬羽「生で食うの家康がやってたな。そういや。」
朱禅「うちの鉢植食うな。」
白「なんだかんだで 時間によっては客いるな」ふむ。
ひな「ですよー。
なぜ意外そうなんですか?」
白「この店 皆揃って自覚が無いのか。」真顔。
粋「あ。気にしないでいいから 水おかわりー」
ひな「あのー。お冷やばっかりだとちょっと。」
粋「・・・ 兄上。 少し貸してください」
白「トイチな。」
粋「Σまた何処で覚えてきたんだよ!」
がららっ
飛天「ちわーす。」
粋「お。」
飛天「お?兄弟揃って珍しい」
白「仕事終わりだ」
粋「シゴキの帰りだ」ふっ
飛天「・・おつかれ。見習い」察し。
白「さすがに羽はしまってるんだな。」
飛天「この前うっかり出しっぱで入ったら問答無用でどつか Σぐはっ!?
彬羽「当たり前だ 馬鹿野郎。」
飛天「鍋で殴るな鍋で!」くらくらっ
粋「あーうん。 そりゃ殴られてもしゃーねえや。」
飛天「 別に騒ぎになったらこれ撒けばいいし。」粉薬っ
白「なんだこれ」
粋「樹齢4000年のくぬぎから抽出したエキス配合 強力忘却剤。」
間。
彬羽「店内集団記憶喪失なんざ客寄り付かなくなるだろが。」どすどす
白「脳天グーで殴ったな」茶ずずー。
粋「典型的な雷親父の怒り方だよな。」
飛天「さ さすがに効く」ぐわんぐわんっ
粋「つか それこっち向けるなよ
兄貴がこれ以上ボケたらどうすんだよ」
白「お前も脳天にくらうか?」
粋「Σすんませんしたっ!!」びくうっっ
飛天「あー。少し試してみたいかも」
白「人気の無い山奥にでも埋めといてくれ。」ぽとっ。
影「」カサカサッ
粋、飛天「Σなんか居た!!」
白「えーと。なんだっけ?影が無いと動けない奴 影女?
さっき急に晴れたから動けなくなってたんで拾っといた。」
粋「Σ飯食いながらなんか連れてたのかよ!」
飛天「あのー。俺の羽よかお前の行動の方が目立つような」
白「気にするな。騒ぎになったら
更に大きな騒ぎが起こせば人の記憶には残らないって 家康からアドバイスもらってる」
粋「あの馬鹿殿 ろくな事教えねえな」
飛天(どんな騒ぎ起こすつもりかは聞かないでおくか。)
粋「えーと。もう話変えるぞ
そういや あのカラスといお前といい
カラス天狗って 皆オタク気質なのか?」
飛天「お前は失礼って言葉を知ってるか?」
粋「だってよ。
お前はお前で変な薬ばっか作ってるし
イトコのあいつは ワケわからねえ雑学の塊だし 」
飛天「あー。そう言われたら あんまり否定できないか
まあ言ってもカラスだからなあ。
他の鳥系の奴等よりは趣味も多いし頭使う事好きなタイプが多い かも?」うーん。
白「種族で趣味って決まるもんなのか」
飛天「お前らは 無さそうだな。
んー。そうだな
種族でって言うより 環境でってのも大きいかもな 里が山の中だし
俺の薬にしても カラス天狗は皆ある程度の簡単な薬は自前でってなもんだし」
粋「Σげ。全員かよ!」
白「皆すり鉢ゴリゴリか。」 厨房じー。
彬羽「これはゴマあえ作ってるだけだ。」
白「だな。 ゴマっぽいと思った。」
粋「んで、例えばどんな?」わくわく
飛天「ん?そうだな
一番一般的なのは
傷口にはアロエ」
粋「・・へ?」
飛天「あれ?アロエ知らないか?」
庵「コレでしょ。」アロエの葉でろんっ
飛天「Σあ。これこれ!」
彬羽「言っとくが、人の世界では一般的だぞ それ。」
飛天「Σ!?」
朱禅「まあ妖怪の世界じゃ使う奴のが珍しいよな。
ほぼ野生動物だしよ」鍋ぐつぐつ。
庵「道理で。
どこのおばあちゃんかと思った」
ひな「あの、なんで飛天さんはショック受けてるんですか?」
粋「んー。
カルチャーショックてやつ かなあ」
白「コレお前らの里じゃそんなにレベル高い知識なのか?」アロエ
飛天「そりゃーなあ
あー 人間なめてた。」どんより
彬羽「お前は半分人間だろが。」
粋「あ。忘れてた。
そっか飛天お仲間かよ」
白「ちなみにコレ 苦いけど生で食べると体に良いぞ。」アロエぼりぼり
飛天「Σ!!!」
粋「兄貴。トドメさすのやめてやってくれー」
彬羽「生で食うの家康がやってたな。そういや。」
朱禅「うちの鉢植食うな。」