小咄
5月30日
2019/05/30 11:41白「うーん。」悩。
蒼月「どったの? 珍しい」
白「今日な ちょっと仕事先が出張?て奴でな」
蒼月「ああ。芝居小屋じゃなくて 他の所に招かれてーって奴か。
芸人って大変だよね
んで、なんか嫌な所なの?」
白「行く場所は別に嫌でも何でもないんだけど
問題は 粋の奴だ」
蒼月「えーと。今見習いで雑用してんだよね?」
白「うん。つつじに お兄はんなんやから面倒見たってやとか丸投げされた」むすっ
蒼月「ダチでも嫌なのか あの人の世話。」うわあ
白「どうするかな。 こっそり置いてくか」むう。
蒼月「いや、それはそれで騒ぐだろし 連れてっていいんじゃないの? 言っても雑用でしょ?そうそう問題起こさないって」
白「今日の仕事先、吉原な。」
蒼月「なんなら俺も行こうか。」キリッ
魄哉「相談する相手は選んだ方がいいですよ?」
白「だな。言いながら あ。ダメだこれって思った」
蒼月「こらああ!金縛りとけよクソジジイッ!!」しびしび
魄哉「そのまま丸一日おとなしくしてなさい。」
白「ホントどうするかな
あいつそっち免疫あるのか無いのか解らないし」むう。
魄哉「ですねえ。あそこよ独特の空気に戸惑ってなんかやらかしそうな気もします」ふむ。
千様「ねえ。気になってたんだけど」
魄哉「はい?」
千様「潔癖な天海サマが その吉原には何も拒絶反応起こさないのね?」
魄哉「んー。そこは
普通に生きられない人の最後の砦と考えましたらねえ」苦笑
家康「なお、
かどわかされて連れてこられた娘は無償で親元に返す。
人としてアウトな扱いは調べでしょっぴく等の処置その他はしっかりあるよ」
千様「ああうん。 町の存在に物凄く葛藤したの解るわ」
魄哉「と、言うことで 浮き世で生きられない人達の最後の砦ですが
そんな暮らしこそ、やはり遊び心は必要と」
白「俺らが駆り出されるわけだ。」
千様「なるほどねー」
魄哉「まあ 変な事にならないのが解ってるからお願い出来るお話ですね」
家康「だねー。そこでしびしびしてる誰かさんなら絶対頼めないね」
蒼月「てめえ 金縛り解けたら覚えとけよ」しびしび
襖がらっ
シロ「ん、なんだ蒼月 また何かやらかしたのか
集まって一体何の話だ?」
一同「御子様はアウト。」
シロ「Σ誰がお子様かああっ!!」
家康「多分 シロにはまだ必要悪とか理解できないよね ー」
白「あそこ悪なのか?」
魄哉「人によっては。ですねえ 難しいです 」
千様「やっぱ割りきれてないわね
いい加減にしないとハゲるわよ。」
魄哉「Σひいっ!」
粋「なあ兄貴 今日はどっか他の所って聞いたんだけど?」ひょこっ
白 「誰から聞いた。」
粋「Σなぜに戦闘モードっ!!?」ひいいっ
魄哉「あーこらこら バレちゃったもんは
仕方ありません
粋君いいですか?
お兄ちゃんから離れちゃいけません。 誘惑の多いところですが 安易に知らない人に着いて言っちゃダメですよー」
粋「俺は幼児か何かか。」
白「ぶっちゃけ 今日の仕事場吉原な。」
粋「Σめっちゃ納得!!」
魄哉「はい、では二人とも解ってると思いますが
世間一般にはお役者=お持ち帰りオッケーとか思われがちです
てかそういうのやってる人が多いのが原因ですが うちの芝居小屋ではそのような真似はご法度です。
いいですか? 万一何かそのような誘惑が有っても上手く断り切り抜けてくださ
家康「あのー。シロが固まってるんだけと。」
魄哉「Σしまった!居るの忘れてましたっ!」
シロ「おおお お前らっ」
蒼月「あー。 クソ真面目お坊ちゃんには刺激が強すぎたね
錯乱してるよ」しびしび
白「さて、遅れるしそろそろ行くか 」
千様「あのー。悪い虫つかないか心配だしアタシ着いてっていいかしら?」
家康「あ。女の人は原則として入れないよ」
千様「Σえ」
蒼月「そりゃねえ。 修羅場になりそうだし」ふう。
白「多分違うぞ」
粋「うわー。あんま気が進まねえけど、仕事ならしゃーねえか。
兄貴あんな所にも呼ばれるんだな」
家康「あれ?意外と抵抗なし?」
粋「お前ら 俺を何歳児だと思ってんだよ」
蒼月「だって精神年齢低そうなんだもん。」きっぱり
粋「・・言い返せねえ」ずーん。
白「いじけてないで行くぞお子様。
知らない女に着いてくなよ」
家康「えーと。心配いらないっぽい かなあ?」
魄哉「・・・」
千様「あら?過保護なお母さん やっぱ心配?」
魄哉「いえ、 そういや粋君
初対面の時はかなーり荒くれてましたし 今より精神年齢遥かに高かった気がするんですよねえ
てか 内側知ってるような言いまわしだったような」
家康「Σあ。」
蒼月「考えたら あれだけ修羅ってたら吉原くらい行ってたと考えても不思議無いかも? 」
家康「人は見かけによらないなあ」うわあ。
千様「アタシ聞こえなーい」耳塞ぎっ
シロ「どいつもこいつも不潔なっ!」
一二三「?」
彬羽「いったい何があった。」
蒼月「どったの? 珍しい」
白「今日な ちょっと仕事先が出張?て奴でな」
蒼月「ああ。芝居小屋じゃなくて 他の所に招かれてーって奴か。
芸人って大変だよね
んで、なんか嫌な所なの?」
白「行く場所は別に嫌でも何でもないんだけど
問題は 粋の奴だ」
蒼月「えーと。今見習いで雑用してんだよね?」
白「うん。つつじに お兄はんなんやから面倒見たってやとか丸投げされた」むすっ
蒼月「ダチでも嫌なのか あの人の世話。」うわあ
白「どうするかな。 こっそり置いてくか」むう。
蒼月「いや、それはそれで騒ぐだろし 連れてっていいんじゃないの? 言っても雑用でしょ?そうそう問題起こさないって」
白「今日の仕事先、吉原な。」
蒼月「なんなら俺も行こうか。」キリッ
魄哉「相談する相手は選んだ方がいいですよ?」
白「だな。言いながら あ。ダメだこれって思った」
蒼月「こらああ!金縛りとけよクソジジイッ!!」しびしび
魄哉「そのまま丸一日おとなしくしてなさい。」
白「ホントどうするかな
あいつそっち免疫あるのか無いのか解らないし」むう。
魄哉「ですねえ。あそこよ独特の空気に戸惑ってなんかやらかしそうな気もします」ふむ。
千様「ねえ。気になってたんだけど」
魄哉「はい?」
千様「潔癖な天海サマが その吉原には何も拒絶反応起こさないのね?」
魄哉「んー。そこは
普通に生きられない人の最後の砦と考えましたらねえ」苦笑
家康「なお、
かどわかされて連れてこられた娘は無償で親元に返す。
人としてアウトな扱いは調べでしょっぴく等の処置その他はしっかりあるよ」
千様「ああうん。 町の存在に物凄く葛藤したの解るわ」
魄哉「と、言うことで 浮き世で生きられない人達の最後の砦ですが
そんな暮らしこそ、やはり遊び心は必要と」
白「俺らが駆り出されるわけだ。」
千様「なるほどねー」
魄哉「まあ 変な事にならないのが解ってるからお願い出来るお話ですね」
家康「だねー。そこでしびしびしてる誰かさんなら絶対頼めないね」
蒼月「てめえ 金縛り解けたら覚えとけよ」しびしび
襖がらっ
シロ「ん、なんだ蒼月 また何かやらかしたのか
集まって一体何の話だ?」
一同「御子様はアウト。」
シロ「Σ誰がお子様かああっ!!」
家康「多分 シロにはまだ必要悪とか理解できないよね ー」
白「あそこ悪なのか?」
魄哉「人によっては。ですねえ 難しいです 」
千様「やっぱ割りきれてないわね
いい加減にしないとハゲるわよ。」
魄哉「Σひいっ!」
粋「なあ兄貴 今日はどっか他の所って聞いたんだけど?」ひょこっ
白 「誰から聞いた。」
粋「Σなぜに戦闘モードっ!!?」ひいいっ
魄哉「あーこらこら バレちゃったもんは
仕方ありません
粋君いいですか?
お兄ちゃんから離れちゃいけません。 誘惑の多いところですが 安易に知らない人に着いて言っちゃダメですよー」
粋「俺は幼児か何かか。」
白「ぶっちゃけ 今日の仕事場吉原な。」
粋「Σめっちゃ納得!!」
魄哉「はい、では二人とも解ってると思いますが
世間一般にはお役者=お持ち帰りオッケーとか思われがちです
てかそういうのやってる人が多いのが原因ですが うちの芝居小屋ではそのような真似はご法度です。
いいですか? 万一何かそのような誘惑が有っても上手く断り切り抜けてくださ
家康「あのー。シロが固まってるんだけと。」
魄哉「Σしまった!居るの忘れてましたっ!」
シロ「おおお お前らっ」
蒼月「あー。 クソ真面目お坊ちゃんには刺激が強すぎたね
錯乱してるよ」しびしび
白「さて、遅れるしそろそろ行くか 」
千様「あのー。悪い虫つかないか心配だしアタシ着いてっていいかしら?」
家康「あ。女の人は原則として入れないよ」
千様「Σえ」
蒼月「そりゃねえ。 修羅場になりそうだし」ふう。
白「多分違うぞ」
粋「うわー。あんま気が進まねえけど、仕事ならしゃーねえか。
兄貴あんな所にも呼ばれるんだな」
家康「あれ?意外と抵抗なし?」
粋「お前ら 俺を何歳児だと思ってんだよ」
蒼月「だって精神年齢低そうなんだもん。」きっぱり
粋「・・言い返せねえ」ずーん。
白「いじけてないで行くぞお子様。
知らない女に着いてくなよ」
家康「えーと。心配いらないっぽい かなあ?」
魄哉「・・・」
千様「あら?過保護なお母さん やっぱ心配?」
魄哉「いえ、 そういや粋君
初対面の時はかなーり荒くれてましたし 今より精神年齢遥かに高かった気がするんですよねえ
てか 内側知ってるような言いまわしだったような」
家康「Σあ。」
蒼月「考えたら あれだけ修羅ってたら吉原くらい行ってたと考えても不思議無いかも? 」
家康「人は見かけによらないなあ」うわあ。
千様「アタシ聞こえなーい」耳塞ぎっ
シロ「どいつもこいつも不潔なっ!」
一二三「?」
彬羽「いったい何があった。」