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小咄

5月28日

2019/05/28 14:32
小太郎「今日も天気悪いなー」
蒼月「ジメジメ鬱陶しいよね」


飛天「だなあ。」びっしょり

シロ「この雨の中わざわざ遊びに来たのか」
飛天「いやー そろそろ置き薬の取り替え時かな?とか」


粋「この前もそう言って来てなかったけ?」

千様「しー。
暇だったのよ」




飛天「さて、ついでに何か入り用じゃないか?」わくわく

シロ「そもそも頻繁に薬が入り用なのはどうかと思うが」


飛天「傷薬、いくらあっても足りないだろ?」

シロ「それは否定できん」



粋「あー 確かに皆生傷絶えないもんな」

飛天 「・・・・」

粋「ん?」

飛天「これはお前の分な」そっ。

粋「Σなんで俺だけ別に!?てか多いなっ」ずしっ

飛天「ちゃんと火傷にも効く奴だから安心しろ」

粋「Σケガの原因ピンポイント!」
小太郎「よく解ってるよな」うんうん




飛天「さてさて、減ってるの傷薬ばっかだな
ん?誰か風邪ひいたか?」薬箱がさごそ

一二三「あ、おらがちょっとひいただ。
薬箱見たら 皆の健康解るんだなあ」ふむふむ

飛天「そりゃあな 薬とゴミは相手の生活が出るって言うからな」



白「言うのか?」
シロ「はじめて聞いたな。」



白「あれ? さっきからガサガサしてるその薬箱」



飛天「ああ。彬羽の部屋のな。」ガサガサ

千様「アタシが言うのも何だけど
人の部屋に勝手に入って物持ち出すのはどうかと思うわ」



飛天「気にしない気にしない

ちゃんと新しいの補充してくんだから 小人の靴屋みたいなもんだろ」

蒼月「またやったら可愛いの例えに出したね」



白「小人の靴屋?」
粋「靴屋が寝静まってる間に難しい仕事終わらせて立派な靴作ってくれる童話だ。」

蒼月「早いよ。 ファンシーヤンキー」




飛天「んー。んじゃ傷薬各種と一応貼り薬
あと 念のため子供用の風邪薬もいれとくか」

千様「手慣れてるわねー」


蒼月「あはは。お頭やめても薬屋で生きてけるんじゃない?」

飛天「そこは否定しない。」どやっ

蒼月「いや、もうちょいプライドっつか この人も大概変だね」




白「この環境で変じゃない方がおかしいだろ」
蒼月「まあそうだけどさあ。てか自分が筆頭なの自覚してんだね」
シロ「Σ言っておくが俺はちが「あー。はいはい」



飛天「まあこんなもんかな。

他に要るもんあったら今のうちにーー

魄哉「すみません。短時間でもフルで動けるドーピング営養ドリンク一本。」よろっ

飛天「あるには有るけど 頼むから寝ろ。」




家康「えー 個人的に1番辛い4徹目でーす。」

シロ「成る程。」

粋「つーか魄哉も薬とか得意なのに もう飛天に頼りっぱなしだな」

魄哉「僕が作ると効き目重視過ぎて 効き目切れたら死にかけるんですよ。あ、甘いですねコレ」営養ドリンクずずー

千様「それは最早毒って言うのよ」


飛天「性格の問題だろうな

てか多分色んな分量が多いんだと
蒼月「真面目に考えなくていいよ。
寝りゃ済むことなんだし」


魄哉「飛天君のは胃に優しい上 副作用無いので安心ですよ」ふう。

小太郎「うん。魄哉の薬怖そうだからもう飲まない。」

家康「確実に 胃に優しい成分とか無視で効き目あるもんだけぶちこんでるよね」

魄哉「トシとると大きい錠剤は飲むのが大変で」
家康「Σ理由が悲しいっ!!」







飛天「しゃーない。とりあえず」さらさらっ

粋「?
粉薬調合してんのか?」

飛天「相手に合わせたスペシャルブレンドな。
ほれ、飲んでみ?」

魄哉「? 何の薬ですか?」

飛天「んー。一言で言うと 疲労回復だな」

魄哉「Σおお!それはありがとうございますっ!」






間。







彬羽「・・なんで こんな所で寝てるんだ?」


飛天「んー?
そりゃ疲労回復には睡眠だろ?」


粋「お前まさか一服盛った!?」
飛天「『体に優しい』がモットーだからな。
ちゃんと 睡眠中に回復するよう高麗人参とニンニクの粉末も入れておいた。」しれっ

家康「鮮やかなお手並みだねー」




飛天「て、事で 天海様寝てる間は代打頑張れ助手。」

彬羽「Σお前 はじめからそのつも「大丈夫だ。お前なら出来る。」きっぱり





白「頑張れバカラス。お前しか出来ないぞ」

彬羽「くっ
手前ら覚えてろっ!」

粋「お前どこの悪役だよ。」



千様「飛天君 なんか性格変わった?」
飛天「堅苦しいお頭やってると たまーにはっちゃけたくらなるんだよなあ」お茶ずずー。

小太郎「成る程。」


魄哉「すやー。」

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