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『みんなのデジモン?』
放課後になり、パソコン室に行くと5人のデジモンがいた。
タ「そうだよ。このデジモンはパタモン。僕のパートナーデジモンだよ」
パ「よろしく」
羽根を元気よく羽ばたかせて俺の前まで飛んできてあいさつをしてくれた。何この生き物。可愛いかよ。
『よろしく。この子は八神さんのパートナーだよね』
ヒ「そうよ。この子はテイルモン」
テ「君か。この間はヒカリを助けてくれてありがとう」
『いえいえ、君も無事で良かったよ』
大「こいつはチビモン俺のパートナーデジモンだ!」
『うん、よろしくね。みんなはなんでデジタルワールドに行くの?』
他のデジモンもいるけどそれはさておき、皆がデジタルワールドに行く理由を聞きたい。選ばれし子供って言うのだから何かしらの理由があってデジタルワールドに行くのだろう。
タ「デジモンカイザーって奴がデジモン狩りしてるんだ」
ヒ「それを止めるために行ってるのよ」
『デジモンカイザー…なんか厄介な事になってるんだ。じゃ、早く向かった方がいいのかな』
タ「まだだよ。まだ来てない人がいるからもうちょっと待ってて」
『まだ他の人もいるの?』
他にもデジモンがいたからそうだよな、なんて内心で自問自答をした。
ヒ「うん。いるよ」
タ「お、噂をすれば…」
話していると廊下から足音が聞こえてきた。
?「遅れてごめん!」
パソコン室のドアを勢いよく開けて女の子が入ってきた。
大「おせぇよ、京!」
京「ごめんごめん。あれ?君、もしかして転校生?」
『黒崎 淳樹です。八神さんたちとは一緒のクラスです。よろしく』
京「私は井ノ上京。六年生よ。よろしくね」
大「京、ゲート開いてるかー?」
京「ちょっとまってて」
井ノ上さんはゲートが映っているパソコンに向かった。
京「開いてるわよ」
大「よし。いくぞ!」
ヒ「ちょっと待って」
気合十分の本宮くんを八神さんが止める。まだ何かあるのかな。
ヒ「伊織くんがまだきてないわ」
大「伊織が?あいつなにやってんだ?」
ヒ「さっき見に行ったら給食を全部食べるまで帰らないって頑張ってた」
『まだいるんだ』
選ばれし子供というのは何人いるのだろうか。そんなにいたのに今までデジタルワールドでは人に会わなかったぞ。
タ「そうだよ。ほらデジモンも2匹いるし」
『たしかに…』
京「それじゃテレビでも付けて待ってましょう」
みんなパソコンに集まってテレビを見はじめる。番組を切り替えるとニュース番組で一条賢の事を取り上げていた。
『一乗寺賢って有名なの?』
京「有名よ。天才少年ってテレビにでてるわよ」
『へぇ…』
テレビってあまり観ないから、そういう情報は疎いんだよなぁ。
京「私だってあのぐらいのプログラムはできるけどね」
『すごいね。今度教えてもらおうかな』
京「ビンゴ!」
タ「お、伊織くん来てたんだ」
高石くんの声に振り返ると見かけない子がいた。給食と戦ってた子かな。
『はじめまして。俺は黒崎 淳樹です』
伊「僕は火田伊織です。三年生です。よろしくお願いします」
『よろしく』
ヒ「そう言えば、淳樹くんのデジモンは?」
『家に居るよ。1つデジヴァイスを持たせてるからあっちで合流出来るよ』
ヒ「そうなんだ」
大「んじゃ、行くか!」
タ「京さん、掛け声よろしく」
京「うん。デジモンゲートオープン!選ばれし子どもたち出動!」
井ノ上さん掛け声で俺たちはパソコンの中に吸い込まれていった。