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『八神さん』
ヒ「何淳樹くん?」
昼休みになり、教室は少し閑散としていた。昼休みの貴重な時間はグラウンドや体育館で体を動かす人が多い。でも、そういう人ばかりではなく、教室で楽しく話をしている人もちらほらいる。
『これから屋上に来てくれないかな。高石くんと本宮くんも一緒に』
3人にはデジタルワールドのことについて聞きたいことがある。
ヒ「うん」
『…あ、ごめん』
周りに聞こえないように八神さんに耳打ちをしたものの、八神さんの反応に、反射的に謝ってしまう。
ヒ「ううん、大丈夫」
『じゃ、先行ってるね』
俺はひと足先に屋上へと向かった。
・
・
・
『呼び出してごめんね』
タ「話って言うのはやっぱりデジモンのこと?」
来て早々、聞こうとした事を言われた。やっぱり高石くんも知っている人なんだ。
『うん。デジタルワールドを行き来してる人を見たの初めてだったからさ、いろいろ聞きたくて。それに君たちも俺に聞きたいことあるんじゃない?』
タ「うん。転校してきたときはびっくりしたよ」
「高石くんもあの時にいたんだね」
あの時は2人しか見かけなかったけど、他にも人がいたんだ。
大「おい!淳樹!ヒカリちゃんとはどういう関係だ!」
高石くんとは違って本宮くんは別なことの方が気になるようだ。さては本宮くん、八神さんに好意を抱いているな?
タ「大輔くん、聞く内容が違うよ。淳樹君も選ばれし子供ども?」
『選ばれし子ども?何それ?』
何に選ばれた子どもだって言うんだ?
大「そんなことも知らねぇでデジタルワールドに行ってんのか?」
『残念なことにそうみたい』
物心ついた時から一緒にいるデジモン。気づいたらデジタルワールドと現実世界を行き来している生活を送っていた。もし俺が選ばれし子供なら、ドルモンとブイモンが言ってくれるはず。
タ「まぁ、簡単に言えばデジタルワールドに行けるってことはデジタルワールドに選ばれたってことかな」
『なるほど…』
デジタルワールドに選ばれた…何を基準に?デジタルワールドを行き来しているのが当たり前だったから気にしたことなかった。
ヒ「そうだね。淳樹くんは何でパートナーデジモンが2人もいるの?」
『さぁ…俺にも分からない。物心ついた頃からドルモンとブイモンに一緒にいたから』
2人が俺を必要としてくれたから?それとも俺には2人が必要だから…?疑問が頭の中をぐるぐると巡る。
ヒ「そうなんだ」
大「しかも俺のブイモンと被ってんじゃねぇか!」
『そんなこと言われても…』
先程から本宮くんは俺に食い気味なのはなんなんだろう。
『それより、君たちはどうやってあっちの世界に行ってるの?』
ヒ「私たちはパソコン室のパソコンで行ってるの」
『へぇ、パソコン室の』
他のパソコンでもあっちの世界に行けるんだ。
大「おい!シカトすんなよ!」
タ「淳樹くんはどうやって行ってるの?」
『俺は家のパソコンから行ってるよ』
大「げ、もう昼休み終わりかよ!」
昼休み終了のチャイムが鳴った。
『もうそんな時間なんだ』
もっと聞きたいことあったのに。放課後までお預けか。
タ「じゃあ、放課後にパソコン室に来て。一緒にデジタルワールドに行こう」
『分かった』
俺たちは早足で屋上を後にした。
ヒ「何淳樹くん?」
昼休みになり、教室は少し閑散としていた。昼休みの貴重な時間はグラウンドや体育館で体を動かす人が多い。でも、そういう人ばかりではなく、教室で楽しく話をしている人もちらほらいる。
『これから屋上に来てくれないかな。高石くんと本宮くんも一緒に』
3人にはデジタルワールドのことについて聞きたいことがある。
ヒ「うん」
『…あ、ごめん』
周りに聞こえないように八神さんに耳打ちをしたものの、八神さんの反応に、反射的に謝ってしまう。
ヒ「ううん、大丈夫」
『じゃ、先行ってるね』
俺はひと足先に屋上へと向かった。
・
・
・
『呼び出してごめんね』
タ「話って言うのはやっぱりデジモンのこと?」
来て早々、聞こうとした事を言われた。やっぱり高石くんも知っている人なんだ。
『うん。デジタルワールドを行き来してる人を見たの初めてだったからさ、いろいろ聞きたくて。それに君たちも俺に聞きたいことあるんじゃない?』
タ「うん。転校してきたときはびっくりしたよ」
「高石くんもあの時にいたんだね」
あの時は2人しか見かけなかったけど、他にも人がいたんだ。
大「おい!淳樹!ヒカリちゃんとはどういう関係だ!」
高石くんとは違って本宮くんは別なことの方が気になるようだ。さては本宮くん、八神さんに好意を抱いているな?
タ「大輔くん、聞く内容が違うよ。淳樹君も選ばれし子供ども?」
『選ばれし子ども?何それ?』
何に選ばれた子どもだって言うんだ?
大「そんなことも知らねぇでデジタルワールドに行ってんのか?」
『残念なことにそうみたい』
物心ついた時から一緒にいるデジモン。気づいたらデジタルワールドと現実世界を行き来している生活を送っていた。もし俺が選ばれし子供なら、ドルモンとブイモンが言ってくれるはず。
タ「まぁ、簡単に言えばデジタルワールドに行けるってことはデジタルワールドに選ばれたってことかな」
『なるほど…』
デジタルワールドに選ばれた…何を基準に?デジタルワールドを行き来しているのが当たり前だったから気にしたことなかった。
ヒ「そうだね。淳樹くんは何でパートナーデジモンが2人もいるの?」
『さぁ…俺にも分からない。物心ついた頃からドルモンとブイモンに一緒にいたから』
2人が俺を必要としてくれたから?それとも俺には2人が必要だから…?疑問が頭の中をぐるぐると巡る。
ヒ「そうなんだ」
大「しかも俺のブイモンと被ってんじゃねぇか!」
『そんなこと言われても…』
先程から本宮くんは俺に食い気味なのはなんなんだろう。
『それより、君たちはどうやってあっちの世界に行ってるの?』
ヒ「私たちはパソコン室のパソコンで行ってるの」
『へぇ、パソコン室の』
他のパソコンでもあっちの世界に行けるんだ。
大「おい!シカトすんなよ!」
タ「淳樹くんはどうやって行ってるの?」
『俺は家のパソコンから行ってるよ』
大「げ、もう昼休み終わりかよ!」
昼休み終了のチャイムが鳴った。
『もうそんな時間なんだ』
もっと聞きたいことあったのに。放課後までお預けか。
タ「じゃあ、放課後にパソコン室に来て。一緒にデジタルワールドに行こう」
『分かった』
俺たちは早足で屋上を後にした。