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『よし、今日はここまでにするか』
V「やっとかぁ。疲れたよー淳樹」
ド「情けないなブイモンは」
V「そういうドルモンも結構息きれてるじゃんか」
ド「うっせ」
俺、黒崎淳樹は今、デジタルワールドにいる。
デジタルワールド。現実世界とは異なる世界。その世界には人間ではない生き物が存在する。
V「淳樹ー、戻ろう」
『うん』
デジタルモンスター、通称デジモン。
今話し掛けたのはデジモンのブイモン。俺のパートナーデジモンだ。ブイモンは元気が取り柄でいつも前向きなやつだ。あともう1人のパートナーデジモンがいてドルモンという。ドルモンはブイモンと違って冷静で落ち着いて行動ができるやつである。
そんな俺たちはデジタルワールドで修行をしてたところだ。この2人は俺が物心ついた頃に突然現れた。それ以来、俺はブイモンとドルモンと共にすごしていた。
V「腹減ったよー」
『はいはい。帰ったらすぐ夕飯作るから』
ド「そういえば、##NAME1##は明後日からガッコーってとこに行くんだよな?」
『おう』
学校でも新しい学校だ。親の仕事の関係で引越しを繰り返していて今回は3回目になる。
『俺が学校に行ってるときは家か学校の屋上にいてくれな』
V「おう!」
ド「淳樹、あれ!」
ドルモンが大きな声を出して、ある方向を指差した。
『どうした…人だ。俺以外にもこの世界に人間がいるんだ』
ドルモンの指を差した方向を見ると、女の子と猫のようなデジモンがいた。
ド「いや、それもそうだけどなんかヤバくないか?」
改めて見ると、女の子は足を怪我している。更に周囲を見ると、少し離れた所にモノクロモンがいる。殺気立っているモノクロモンはその2人に向かって足をならしている。
『確かに…俺とドルモンは2人を助ける。ブイモンはモノクロモンを止めてくれ』
「「おう!」」
俺の指示で2人はそれぞれ動いた。