ヒカリノキオク
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「わあっ!」
デジタルワールドから現実世界に戻る途中、デジタルワールドの方で爆発が起きて、現実世界に不時着した。
京「な、何!?今、なんか爆発しなかった!?」
パ「僕見たよ!ガードロモンが攻撃してきたんだ!」
V「あれ、淳樹は!?」
パソコン室を見渡すと##NAME1## とドルモンがいなかった。
大「ヒカリちゃんもいないぞ!」
V「まさか!?」
伊「まだ、デジタルワールドに!?」
淳樹とドルモンがいるから大丈夫だと思うけど、心配だ。
京「ダメだわ。さっきのゲートはもう開かないみたい」
京がパソコンを操作してさっきのゲートを開けようとしてくれてるけど、ダメみたいだ。テレビが壊されたのか?
大「タケル!ヒカリちゃん、お前のすぐ後ろじゃなかったのかよ!」
タ「う、うん」
後ろでは大輔がタケルに怒鳴っている。
大「何やってたんだ!一緒に連れてくんのが…!」
伊「大輔さん、別にタケルさんが悪いわけでは」
大「うっせー!ガキは黙ってろ!」
伊「そんな言い方、やめてください」
大「わ…悪い」
割って入った伊織の冷静な対応に、大輔は冷静になって謝った。
タ「いや、大輔くんの言う通りさ。僕が行けないんだ。僕がもっと気をつかっていれば」
大「いや…そう言われると。みんな分からなかったもんな」
V「…はぁ」
京と俺は顔を合わせてため息を吐いた。反省してるならいいんだ。今は喧嘩している場合じゃないからな。
V「京、別のゲートから行けないか?」
京「さっきのエリアは1箇所しかないみたい」
V「なら、隣のエリアは?」
デジタルワールドのマップを見ていると何か音が鳴った。
京「あ、ヒカリちゃんからメールだわ!」
メールが受信した音だった。
京「〝私たちは無事。心配しないで〟」
無事なのは良かった。でもだからと言ってじっとなんかしてられるか。淳樹が2つともデジヴァイスを持っているから、俺1人じゃデジタルワールドにいけない。
V「やっぱり隣のエリアから行こう。誰か連れて行ってくれ!」
タ「僕が行くよ」
V「ありがとう、タケル」
タケルがパソコンにデジヴァイスをかざして、タケルとパタモンと一緒にデジタルワールドへ行った。淳樹 、ドルモン今行くからな!
~・~
大「いた!ヒカリちゃんだ!」
隣のエリアから難なく戻って来れた。
俺は地上を走って、タケルとペガスモンは飛んで、大輔とフレイドラモンは建物を飛び移りながら淳樹たちを探していると、大輔がヒカリを見つけた。
V「あっちか!」
大輔が指を指した方に方向転換して隣の大きな通りに向かう。
ヒ「きゃあ!」
ネ「わあ!」
V「この先か!」
2人の声が聞こえた。そう遠くない、すぐそこだ。
V「いた!」
建物を抜けるとヒカリとテイルモンが倒れていた。ガードロモンに攻撃されて落とされたみたいだ。その先にいるガードロモンがヒカリたちに攻撃しようとしている。
V「させるか!ブイモンヘッド!」
ヒ「ブイモン!」
ヒカリたちの横を全力で駆け抜けて、ガードロモンのイービルリングに攻撃をした。良かった、間に合った。
V「ヒカリ、無事か!?」
ヒ「うん、戻ってきてくれてありがとう」
大「ヒカリちゃーん!」
その後に大輔たちもかけつけて、他のガードロモンのイービルリングを壊した。
ヒ「大輔くん、タケルくん!」
V「 淳樹とドルモンは!?」
辺りを見回すと淳樹とドルモンの姿がない。あのふたりはどこ?
ヒ「ふたりは…」
大「おい、違うやつが出てきたぞ!」
大輔がある方向に指をさして叫んだ。
ヒ「アンドロモン!」
そのデジモンはアンドロモンだった。アンドロモンって完全体じゃないか。イービルリングは完全体も操れるのか。
ヒ「あっ」
V「…ドルモン!」
アンドロモンの右手にはドルモンが捕まっていた。
V「ドルモン!大丈夫か!?」
アンドロモンがドルモンをこちらに向けて放り投げた。
ド「ブイモン…進化したけど、アンドロモンに敵わなかった」
V「進化したのか!じゃあ、淳樹は!?」
ドルモンが進化したってなると淳樹は大丈夫なのか?淳樹はどこだ?
ア「カイザー様の命令で、選ばれし子どもたちを消去する」
ヒ「やめてアンドロモン!私たちが分からないの!?」
V「ヒカリ?」
あのアンドロモンと知り合いなのか?
大「何いってんだよヒカリちゃん!フレイドラモン、強行突破だ!」
フレイドラモンとペガスモンがアンドロモンに攻撃をするけど、全然効いていない。
ア「スパイラルソード!」
フ「うわっ!」
ペ「うっ!」
大「ブイモン!しっかりしろ!」
ブ「あんな強い攻撃、初めてだ」
パ「やっぱり完全体は強いよ」
アンドロモンの一撃でフレイドラモンとペガスモンが成長期に戻ってしまった。
ヒ「アンドロモン!私たちと一緒に戦ったこと忘れたの!?」
V「ヒカリ!危ない!」
ヒカリがアンドロモンに近づこうとするのを止める。
タ「ヒカリちゃん!これがあの時のアンドロモンだなんて、分からないじゃないか!」
タケルも止めに入ってくれる。
ヒ「私には分かるの」
タ「もしそうだとしても、あのリングで操られているんだ。ヒカリちゃんの声は届かないさ」
ヒ「そんなことない!」
V「なんとかなるかもしれないよ」
タ「ブイモン!?」
V「選ばれし子どもたちを消去するって命令されているやつが、ドルモンを生け捕りなんかしない。もしかしたらアンドロモンの意識は残っているかもしれない」
タ「確かにそうだけど」
アンドロモンが少しずつこちらに近づいてくる。
V「俺がやつを引きつける!ヒカリはアンドロモンを呼び続けろ!」
あの首のリングさえ破壊出来れば…
V「ブイモンパーンチ…なにっ」
首のリングに向かって攻撃をする前に、アンドロモンが倒れた。今、ビームが見えたような。
ホ「羽ばたく愛情、ホルスモン!」
V「ホルスモン!」
そうか、ホルスモンの攻撃だったのか。
ディ「腹いっぱいのディグモン様の登場だきゃぁ」
空からホルスモン、地中からディグモンが現れた。
太「ヒカリー!」
京たちが遅れて来たのは、太一たちに声をかけてくれていたからなのか。
ヒ「お兄ちゃん!アンドロモンが!」
太「アンドロモン!俺だ!太一だよ!」
アンドロモンは立ち上がって、太一とヒカリをじっと見ている。何をする気だ?
ア「た、いち…あああ!」
アンドロモンの唸り声と共にイービルリングがバチバチと音を鳴らす。
V「ヒカリ!」
アンドロモンがヒカリに近づいて、ヒカリを持ち上げた。握りつぶす気か!?
テ「待って!」
助けようとアンドロモンに攻撃をしようとしたらテイルモンが止めた。
ヒ「アンドロモン」
ヒカリが涙ながらもアンドロモンに呼びかけをする。
ア「ひか、り…」
ヒカリの呼びかけが聞こえているみたいだ。
ヒ「みんなで写真、撮ったよね」
ア「写、真…」
V「デジヴァイスが」
ヒカリのポケットからデジヴァイスが落ちてアンドロモンに当たり、デジヴァイスが光った。アンドロモンとヒカリがデジヴァイスの光に包まれた。
ア「……私はこれに操られていたのか」
すると、アンドロモンは正気に戻り、ヒカリを離して、首についているイービルリングを自ら破壊した。
ヒ「アンドロモン!」
ア「ダークタワー…よくも私たちを!」
そして、アンドロモンはこのエリアにあるダークタワーを倒した。
大「やったぜ!」
みんなダークタワーの破壊に喜んでいる。でも、まだ終わりじゃない。
V「ドルモン、淳樹は!?」
ド「あっちだ」
V「走れるか?」
ド「当たり前だ」
ドルモンの案内の元 、淳樹を探しに走った。
ヒ「淳樹くん!テイルモン、ふたりを追いかけよう」
テ「ええ!」