超電磁砲の素顔と本気
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白黒と御坂さんと合流して、ゲーセンに向かっている。
「もう、お姉さまったら、ゲームとか立ち読みとかではなくもっとこう、お花やお琴とか、ご自身に相応しいご趣味をお持ちになれませんの」
「うっさいわね~。第一、お花やお琴のどこが私らしいっていうのよ」
常盤台の2人の後に俺と初春と佐天さんの3人はついて行く。常盤台はお淑やかなお嬢様ってイメージだったけど、御坂さんみたいな活発的な子もいるんだな。いや、むしろ超能力者(レベル5)の超電磁砲(レールガン)がお淑やかな方が可笑しいか…?
「なんかさぁ~全然お嬢様じゃなくない?」
「でも、上から目線でもありませんよ」
「…そうだけどさぁ」
なるほど、佐天さんは能力(レベル)が高い人ほど能力が低い人、無能力者(レベル0)を見下すんだって思ってたんだな。それで超能力者の超電磁砲さんがこうだから拍子抜けというか予想外って反応なんだな。
『人それぞれってことで』
「よろしくお願いしまーす」
『あっ、どうも』
道中にチラシを配ってる人からチラシを受け取った。クーレプ屋のチラシだ。近くの公園でワゴンで販売しているみたい。
「先輩、何のチラシですか?」
佐天さんが気になって顔を覗かせる。
『新しいクーレプ屋だって。先着100名様にゲコ太マスコット(紳士ver)プレゼントだって』
「なっに、この安いキャラ。今時こんなのに食いつく人なんて…痛っ」
歩きながら見ていると佐天さんが前を歩いていた御坂さんにぶつかった。
「すみま…ん?」
御坂さんも同じチラシを貰っていて立ち止まって見てた。
「御坂さん?」
初春が呼んでも返事がなく、チラシから目がはなれない。
「どうなさないましたのお姉さま…あらぁ?クレープ屋さんにご興味が?それとも、もれなく貰えるプレゼントのほうですの?」
白黒がわざとらしく声の調子を変える。
「えっ」
御坂さんとさんに初春の声がハモる。クレープに惹かれてるかと思ったけど、特典の方か。
「なっ、何言ってんのよ!わ、私は別にゲコ太なんか…だってカエルよ、両生類よ。どこの世界にこんなもの貰って喜ぶ女の子がいるって…」
「あっ」
「え?」
鞄からゲコ太のストラップがぶら下がっているのが目に入り、今度は俺と初春と佐天さんの声がハモる。
白黒は肩を震わせて笑いを堪えている。
『じゃあ、クレープ屋に行こう』
「べっ、別に私は…」
『俺は今、無償にクレープが食べたいなぁ』
「…」
今の流れだとさすがにわざとらしい…か?
『俺が奢るから食べに行こうぜ』
「マジですか!じゃ、クレープ食べに行きましょー!」
「先輩、太っ腹ですね!」
佐天さんと初春がクレープ屋にめがけて先に行った。何とか誤魔化せたから良しとしよう。
「お姉さまのためですか?」
白黒が近づいてきて耳打ちしてきた。
『俺もゲコ太、好きだぜ?』
「ふぅーん…そういう事にしといてあげますわ」
そう言い捨てて白黒もクレープ屋に向かう。こいつ信じてないな。実は俺もいくつかストラップ持ってる。身には付けてないけど。
『どうした御坂さん?早く行こう』
「しょっ、しょうがないわね。付き合ってあげてもいいけど!!?」
『ああ、頼むよ』
「それと呼び捨てでいいわよ。あんたのほうが年上なんだから」
『そう…だよな。じゃあ行こうか、御坂』
学園都市に7人しかいない超能力者の1人かつ、第3位の超電磁砲だからなんとなく敬意を表してたんだが、本人がそう言うならそうしよう。
「…うん、行きましょうか」
俺たちもみんなを追ってクレープ屋に向かった。
「もう、お姉さまったら、ゲームとか立ち読みとかではなくもっとこう、お花やお琴とか、ご自身に相応しいご趣味をお持ちになれませんの」
「うっさいわね~。第一、お花やお琴のどこが私らしいっていうのよ」
常盤台の2人の後に俺と初春と佐天さんの3人はついて行く。常盤台はお淑やかなお嬢様ってイメージだったけど、御坂さんみたいな活発的な子もいるんだな。いや、むしろ超能力者(レベル5)の超電磁砲(レールガン)がお淑やかな方が可笑しいか…?
「なんかさぁ~全然お嬢様じゃなくない?」
「でも、上から目線でもありませんよ」
「…そうだけどさぁ」
なるほど、佐天さんは能力(レベル)が高い人ほど能力が低い人、無能力者(レベル0)を見下すんだって思ってたんだな。それで超能力者の超電磁砲さんがこうだから拍子抜けというか予想外って反応なんだな。
『人それぞれってことで』
「よろしくお願いしまーす」
『あっ、どうも』
道中にチラシを配ってる人からチラシを受け取った。クーレプ屋のチラシだ。近くの公園でワゴンで販売しているみたい。
「先輩、何のチラシですか?」
佐天さんが気になって顔を覗かせる。
『新しいクーレプ屋だって。先着100名様にゲコ太マスコット(紳士ver)プレゼントだって』
「なっに、この安いキャラ。今時こんなのに食いつく人なんて…痛っ」
歩きながら見ていると佐天さんが前を歩いていた御坂さんにぶつかった。
「すみま…ん?」
御坂さんも同じチラシを貰っていて立ち止まって見てた。
「御坂さん?」
初春が呼んでも返事がなく、チラシから目がはなれない。
「どうなさないましたのお姉さま…あらぁ?クレープ屋さんにご興味が?それとも、もれなく貰えるプレゼントのほうですの?」
白黒がわざとらしく声の調子を変える。
「えっ」
御坂さんとさんに初春の声がハモる。クレープに惹かれてるかと思ったけど、特典の方か。
「なっ、何言ってんのよ!わ、私は別にゲコ太なんか…だってカエルよ、両生類よ。どこの世界にこんなもの貰って喜ぶ女の子がいるって…」
「あっ」
「え?」
鞄からゲコ太のストラップがぶら下がっているのが目に入り、今度は俺と初春と佐天さんの声がハモる。
白黒は肩を震わせて笑いを堪えている。
『じゃあ、クレープ屋に行こう』
「べっ、別に私は…」
『俺は今、無償にクレープが食べたいなぁ』
「…」
今の流れだとさすがにわざとらしい…か?
『俺が奢るから食べに行こうぜ』
「マジですか!じゃ、クレープ食べに行きましょー!」
「先輩、太っ腹ですね!」
佐天さんと初春がクレープ屋にめがけて先に行った。何とか誤魔化せたから良しとしよう。
「お姉さまのためですか?」
白黒が近づいてきて耳打ちしてきた。
『俺もゲコ太、好きだぜ?』
「ふぅーん…そういう事にしといてあげますわ」
そう言い捨てて白黒もクレープ屋に向かう。こいつ信じてないな。実は俺もいくつかストラップ持ってる。身には付けてないけど。
『どうした御坂さん?早く行こう』
「しょっ、しょうがないわね。付き合ってあげてもいいけど!!?」
『ああ、頼むよ』
「それと呼び捨てでいいわよ。あんたのほうが年上なんだから」
『そう…だよな。じゃあ行こうか、御坂』
学園都市に7人しかいない超能力者の1人かつ、第3位の超電磁砲だからなんとなく敬意を表してたんだが、本人がそう言うならそうしよう。
「…うん、行きましょうか」
俺たちもみんなを追ってクレープ屋に向かった。