超電磁砲との出会い
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初春と佐天さんと超電磁砲に会うために待ち合わせのファミレスに向かっている。
「そーいやー、初春はどうだったの?」
「何がですか?」
「今日やった身体検査(システムスキャン)だよ」
佐天さんが今日学校で行った身体検査の話を持ち出した。
「あぁ…全然駄目でした。相変わらずのレベル1の低能力者。小学校の頃から横這いです。担当の先生にお前の頭の花は見せ掛けか!その花の満開パワーで能力値でも咲き誇れ!って…」
それは、一理あるかもな…
「えぇっと、その担当の説教にもいろいろ突っ込みたいところだけど、まぁ、とりあえず元気だしなよ。大体レベル1ならまだいいじゃん。私なんてレベル0、無能力者だよ」
『「…」』
3人の間に妙な間がうまれる。能力を持っているのが当たり前な時代。しかし、そうじゃない人も少なくない。
「でも、そんなのは気にしない。私は毎日が楽しければそれでOK!」
「佐天さん…」
『そういう前向きなの憧れるな』
「ありがとうございます。淳樹先輩はどうだったんですか?」
『ん、俺はレベル2の異能力者だったよ』
「え、異能力者!?てっきり先輩はレベル4くらいかと思いました!!」
『そう?でも、確かに異能力者だったよ』
本当は違うんだけどね。
そんな話を歩きながらしつつ、待ち合わせ場所のファミレスが見えてきた。外からファミレスの中を見ると、イチャイチャ?してる常盤台の女の子2人がいた。1人は白黒こと、白井黒子なのは分かった。もう1人は見覚えのある顔だけど、どこで会ったかな…?
「…あ!」
常盤台の子は驚いた顔をして俺に指をさした。俺も思い出してその子に向かって指をさした。その子は1ヶ月前に出会った子だっだ。
「あんた!」
白黒とその子がファミレスから出てくるなり、大声をあげる。
『覚えててくれたんだ。嬉しいな』
「なっ」
『また不良に絡まれたりしてない?』
「心配される筋合いないわよ」
『そっか』
なんでこんなにも喧嘩腰なんだろう…俺何かしたか?
『白黒も久しぶりだな』
「白黒ではありません!!」
『じゃあ、モノクロ?』
「モノクロでもありません。白井黒子ですの」
声を荒らげる白黒はため息をはいて真っ直ぐに立ち直る。
「というか初春、淳樹さんも連れて来たんですか」
「はい。学校で会って、これから御坂さんに会うって言ったら会いたいって」
「そーなんですか。それにお姉さまに淳樹さんはお知り合いでしたの?」
「えっ?」
『あぁ、ちょっとな。いろいろあってな』
「そーなんですか。では、改めてまして自己紹介を。柵川中学1年の初春飾利さんですの」
そんなこんなで道端で自己紹介が始まった。
「は、初めまして。初春飾利です」
初春緊張してるな。肩が上がってるぞ。
「それからえっと…」
白黒が佐天さんを見て言葉が詰まった。そりゃそうだろう、本当は初春しかこない予定だったから。
「どーも、初春のクラスメートの佐天涙子でーす。何だか知らないけど付いてきちゃいましたー。ちなみに能力値はレベル0でーす」
「さっ、佐天さん!!」
初春とは裏腹に佐天さんは緊張感が感じられない。むしろ挑発的な言い方。
「そしてこちらが…」
『初春達と同じ学校の3年、黒崎 淳樹だ。改めてよろしくな」
「初春さんと佐天さんと……私は御坂美琴。よろしくね」
「「よ、よろしく…お願いします」」
『俺は?』
チラっと見られただけで呼ばれなかったんだが…やっぱなんかしてしまったのか、俺。
「では、恙無く紹介もすんだところで…」
恙無く終わってないよ…白黒まで俺の存在をスルーされた。
「多少、予定は狂ってしまいましたが、今日の予定はこの黒子がバッチリ…あいたっ!」
進行を始めた白黒の頭を御坂さんが殴った。痛そうだ。
「ここで立ち話もなんだから…じゃあ、ゲーセンでも行こうか」
「「ゲ、ゲーセン、ですか…?」」
佐天さんと初春が息ぴったりに驚いてる。きっと、常磐台のお嬢様がゲーセンに行こうなんて思わなかっただろう。俺も思わなかった。
『いいね、じゃあゲーセン行こうか』
困惑している2人の背中を押して俺たちはゲーセンに向かって歩き出した。
「そーいやー、初春はどうだったの?」
「何がですか?」
「今日やった身体検査(システムスキャン)だよ」
佐天さんが今日学校で行った身体検査の話を持ち出した。
「あぁ…全然駄目でした。相変わらずのレベル1の低能力者。小学校の頃から横這いです。担当の先生にお前の頭の花は見せ掛けか!その花の満開パワーで能力値でも咲き誇れ!って…」
それは、一理あるかもな…
「えぇっと、その担当の説教にもいろいろ突っ込みたいところだけど、まぁ、とりあえず元気だしなよ。大体レベル1ならまだいいじゃん。私なんてレベル0、無能力者だよ」
『「…」』
3人の間に妙な間がうまれる。能力を持っているのが当たり前な時代。しかし、そうじゃない人も少なくない。
「でも、そんなのは気にしない。私は毎日が楽しければそれでOK!」
「佐天さん…」
『そういう前向きなの憧れるな』
「ありがとうございます。淳樹先輩はどうだったんですか?」
『ん、俺はレベル2の異能力者だったよ』
「え、異能力者!?てっきり先輩はレベル4くらいかと思いました!!」
『そう?でも、確かに異能力者だったよ』
本当は違うんだけどね。
そんな話を歩きながらしつつ、待ち合わせ場所のファミレスが見えてきた。外からファミレスの中を見ると、イチャイチャ?してる常盤台の女の子2人がいた。1人は白黒こと、白井黒子なのは分かった。もう1人は見覚えのある顔だけど、どこで会ったかな…?
「…あ!」
常盤台の子は驚いた顔をして俺に指をさした。俺も思い出してその子に向かって指をさした。その子は1ヶ月前に出会った子だっだ。
「あんた!」
白黒とその子がファミレスから出てくるなり、大声をあげる。
『覚えててくれたんだ。嬉しいな』
「なっ」
『また不良に絡まれたりしてない?』
「心配される筋合いないわよ」
『そっか』
なんでこんなにも喧嘩腰なんだろう…俺何かしたか?
『白黒も久しぶりだな』
「白黒ではありません!!」
『じゃあ、モノクロ?』
「モノクロでもありません。白井黒子ですの」
声を荒らげる白黒はため息をはいて真っ直ぐに立ち直る。
「というか初春、淳樹さんも連れて来たんですか」
「はい。学校で会って、これから御坂さんに会うって言ったら会いたいって」
「そーなんですか。それにお姉さまに淳樹さんはお知り合いでしたの?」
「えっ?」
『あぁ、ちょっとな。いろいろあってな』
「そーなんですか。では、改めてまして自己紹介を。柵川中学1年の初春飾利さんですの」
そんなこんなで道端で自己紹介が始まった。
「は、初めまして。初春飾利です」
初春緊張してるな。肩が上がってるぞ。
「それからえっと…」
白黒が佐天さんを見て言葉が詰まった。そりゃそうだろう、本当は初春しかこない予定だったから。
「どーも、初春のクラスメートの佐天涙子でーす。何だか知らないけど付いてきちゃいましたー。ちなみに能力値はレベル0でーす」
「さっ、佐天さん!!」
初春とは裏腹に佐天さんは緊張感が感じられない。むしろ挑発的な言い方。
「そしてこちらが…」
『初春達と同じ学校の3年、黒崎 淳樹だ。改めてよろしくな」
「初春さんと佐天さんと……私は御坂美琴。よろしくね」
「「よ、よろしく…お願いします」」
『俺は?』
チラっと見られただけで呼ばれなかったんだが…やっぱなんかしてしまったのか、俺。
「では、恙無く紹介もすんだところで…」
恙無く終わってないよ…白黒まで俺の存在をスルーされた。
「多少、予定は狂ってしまいましたが、今日の予定はこの黒子がバッチリ…あいたっ!」
進行を始めた白黒の頭を御坂さんが殴った。痛そうだ。
「ここで立ち話もなんだから…じゃあ、ゲーセンでも行こうか」
「「ゲ、ゲーセン、ですか…?」」
佐天さんと初春が息ぴったりに驚いてる。きっと、常磐台のお嬢様がゲーセンに行こうなんて思わなかっただろう。俺も思わなかった。
『いいね、じゃあゲーセン行こうか』
困惑している2人の背中を押して俺たちはゲーセンに向かって歩き出した。