学び舎の園
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「うぅ~…苺のクロスタータってやつか…いやいやっこのモンテビアンコって言うのもおいしそう…あっ、このチョコラータってのも捨てがたい!」
佐天さんが行きたかったケーキ屋に着いて、ケーキを各々注文をしたのだが、初春だけが決まらず、ショーケースと睨めっこをしている。かれこれ5分は経っているんじゃないか?
「そんなに悩むようなことですの?」
「まぁ、私はチーズケーキって決めてましたから」
『さすが、下調べしただけあるね』
「先輩、怒りますよ?」
『ごめんて』
もう佐天さんの揚げ足を取るのは止めておこう。本当に怒りそう。
「早くしないと、日が暮れちゃうよ」
「あう、ちょっと待っててください!」
『はぁ…どれか2つ奢るよ』
「えっ!いいんですか!?」
『その代わり、一口くれよな』
初春が悩んでるから俺も色々食べたくなったって言うのは秘密である。
「ありがとうございます…電話だ」
初春の鞄の中から携帯が鳴った。
「はい…えっ?…はい、分かりました」
初春がケーキに悩んでたのとは逆に、電話は数秒で終わった。
「呼び出しですの?」
「はい…」
風紀委員(ジャッジメント)の電話だったようだ。初春は肩を落として落ち込む。目の前にケーキがあるのにそりゃ落ち込むわな。
「タイミングの悪いことこのうえなしですわね」
「初春さんの分、テイクアウトしとくね」
「ありがとうございます」
『気をつけてね。おふたりさん』
「了解ですの。行きますわよ、初春」
「はい」
初春と黒井は店を出て行った。
「慌ただしいわね~。じゃぁ、私たちは…」
「あのぉ、私、ちょっとお手洗いに…」
「そぉ、じゃぁ先に席に座って待ってるわ」
「分かりました」
佐天さんはトイレに行って、俺と御坂はテーブルに向かい合って座った。
『うん。この紅茶おいしいね』
頼んだ紅茶を匂いを堪能してからひと口。
「こら、フライングしないの」
『紅茶はいいだろ。ほら、釘は熱いうちに打てってゆーじゃない?』
「いや、それ意味全然違うから」
『だから、紅茶も熱いうちに飲めってことだよ』
「はいはい…」
『あ、今俺の相手してるの面倒とか思っただろ?』
「アンタがアホな事言うからでしょうよ」
『褒めるなよ』
「褒めてないわよ!そういうところがアホなのよ!」
『そんなにアホアホ言われると傷つくぞ…それにしても佐天さん遅いな』
「そうね。紅茶冷めちゃうよ」
『もしかして、佐天さんうん…「んなわけないでしょ!ていうか、場所考えて言いなさいよ!」
『場所考えれば言っていいのか』
「そういう問題じゃないわよ!…はあ、アンタに合わせてると私の体力がもたないわ。私、佐天さんの様子見てくるわ」
『あぁ、分かった』
そういって御坂はトイレに行った。若いんだから体力つけときなさいな。
佐天さん大丈夫かな…俺も行こう!別に覗きに行くんじゃないぞ!トイレの外で声をかけるだけだぞ!
「佐天さん!!」
トイレに向かうと御坂の叫ぶ声がした。
『御坂、どうした!?』
俺はトイレの外から声をかけた。
「って、アンタなんで…それどころじゃないわ、佐天さんが倒れてるの」
『なんだって!?入るぞ!』
「えっ?あっ、ちょっと!」
『佐天さん、大丈夫か!?』
女子トイレに入ると御坂が佐天さんの上体を起こして支えていた。
「とりあえず、常盤台に行きましょう」
『あぁ、佐天さんは俺が運ぶから御坂は白井たちに連絡してくれ』
御坂の反対側から佐天さんを抱えあげた。
「分かったわ…って、えっ!」
ケーキ屋を出て急いで常盤台中学に向かった。
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佐天さんが行きたかったケーキ屋に着いて、ケーキを各々注文をしたのだが、初春だけが決まらず、ショーケースと睨めっこをしている。かれこれ5分は経っているんじゃないか?
「そんなに悩むようなことですの?」
「まぁ、私はチーズケーキって決めてましたから」
『さすが、下調べしただけあるね』
「先輩、怒りますよ?」
『ごめんて』
もう佐天さんの揚げ足を取るのは止めておこう。本当に怒りそう。
「早くしないと、日が暮れちゃうよ」
「あう、ちょっと待っててください!」
『はぁ…どれか2つ奢るよ』
「えっ!いいんですか!?」
『その代わり、一口くれよな』
初春が悩んでるから俺も色々食べたくなったって言うのは秘密である。
「ありがとうございます…電話だ」
初春の鞄の中から携帯が鳴った。
「はい…えっ?…はい、分かりました」
初春がケーキに悩んでたのとは逆に、電話は数秒で終わった。
「呼び出しですの?」
「はい…」
風紀委員(ジャッジメント)の電話だったようだ。初春は肩を落として落ち込む。目の前にケーキがあるのにそりゃ落ち込むわな。
「タイミングの悪いことこのうえなしですわね」
「初春さんの分、テイクアウトしとくね」
「ありがとうございます」
『気をつけてね。おふたりさん』
「了解ですの。行きますわよ、初春」
「はい」
初春と黒井は店を出て行った。
「慌ただしいわね~。じゃぁ、私たちは…」
「あのぉ、私、ちょっとお手洗いに…」
「そぉ、じゃぁ先に席に座って待ってるわ」
「分かりました」
佐天さんはトイレに行って、俺と御坂はテーブルに向かい合って座った。
『うん。この紅茶おいしいね』
頼んだ紅茶を匂いを堪能してからひと口。
「こら、フライングしないの」
『紅茶はいいだろ。ほら、釘は熱いうちに打てってゆーじゃない?』
「いや、それ意味全然違うから」
『だから、紅茶も熱いうちに飲めってことだよ』
「はいはい…」
『あ、今俺の相手してるの面倒とか思っただろ?』
「アンタがアホな事言うからでしょうよ」
『褒めるなよ』
「褒めてないわよ!そういうところがアホなのよ!」
『そんなにアホアホ言われると傷つくぞ…それにしても佐天さん遅いな』
「そうね。紅茶冷めちゃうよ」
『もしかして、佐天さんうん…「んなわけないでしょ!ていうか、場所考えて言いなさいよ!」
『場所考えれば言っていいのか』
「そういう問題じゃないわよ!…はあ、アンタに合わせてると私の体力がもたないわ。私、佐天さんの様子見てくるわ」
『あぁ、分かった』
そういって御坂はトイレに行った。若いんだから体力つけときなさいな。
佐天さん大丈夫かな…俺も行こう!別に覗きに行くんじゃないぞ!トイレの外で声をかけるだけだぞ!
「佐天さん!!」
トイレに向かうと御坂の叫ぶ声がした。
『御坂、どうした!?』
俺はトイレの外から声をかけた。
「って、アンタなんで…それどころじゃないわ、佐天さんが倒れてるの」
『なんだって!?入るぞ!』
「えっ?あっ、ちょっと!」
『佐天さん、大丈夫か!?』
女子トイレに入ると御坂が佐天さんの上体を起こして支えていた。
「とりあえず、常盤台に行きましょう」
『あぁ、佐天さんは俺が運ぶから御坂は白井たちに連絡してくれ』
御坂の反対側から佐天さんを抱えあげた。
「分かったわ…って、えっ!」
ケーキ屋を出て急いで常盤台中学に向かった。
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