其ノ五
夢小説設定
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優は
左近「あっ、優歌ちゃーん」
優 「左近!ちょうどいいところに……!」
左近は不思議そうな顔をした。
優「何なの?もう!」
彼女は左近に愚痴を聞いてもらっていた。
優「本当の夫婦ではない、って何!?」
三成の愚痴だ。
優「なんで半兵衛様の言うこと聞いたの?嫌なら断ればいいのに」
左近「まぁ、三成様を崇拝してるから……」
優「だからって……!」
彼女は大きな溜め息をついた。
左近「優歌ちゃんさ、もしかして三成様のこと好き?」
優「はぁ!?そんなわけないでしょ!」
左近「そんな怒らなくても……!」
優は小さく溜め息をつく。
左近「三成様のこと好きじゃないならさ……俺にしちゃえば?」
優「え?」
三成は茶室を出る。
話をしている優と左近に気づいた。
左近「俺なかなかイケてるっしょ?」
優はクスッと笑う。
優「自分で言う?」
左近「変?」
優「変だよ」
三成は静かにその場を去った。
優は布団で横になった。
三成「……左近に懐かれているな」
優「……兵法を教えているだけです」
三成「そうか」
会話は途切れた。
優(今の会話何!)
優は少しイラッとした。
三成に背を向ける。
優(ってかなんでモヤモヤしてるの?あたしは別に三成のことなんか……)
三成「……」
三成はチラッと優を見た。
彼女はこちらに背を向けている。
三成「……」
三成は胸に手を当てたー
つづく