其ノ参 初陣と恐怖
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蘭丸「強くなりたいなら、がんばれよ」
優「……うん(蘭丸、なかよくなれそう)」
蘭丸は彼女の頭をなでた。
ドクン、ドクン、ドクン……
優(すごいドキドキしてる。顔があつくなってきた……)
「優殿!」
ビクッ!
ふたりは慌てて離れた。
「信長様が呼んでるぞ!」
優「はい!」
彼女は慌てて部屋を出た。
優は信長に呼び出され、彼の前で正座をする。
なぜか光秀もいて、こちらに向かってかすかに笑みを浮かべている。
優(絶対怒られる……!)
彼女はひざの上で手を握りしめた。
信長「優、怖気付いたか」
優「……申し訳ありません。初陣だったので……」
信長「……ふん。次に備えよ」
優は目を丸くした。
光秀「おや……?おとがめなしですか?信長公。役に立たなかったのに」
すると、信長はギロッと光秀をにらんだ。
信長「このうつけが……!」
光秀「……失礼、ご無礼を」
優はうつむいた。
つづく