其ノ弐 強襲
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「ん……」
優はゆっくり目を開ける。
「あぁ、良かった……!」
視界にとても綺麗な女の顔が映る。
優「……?」
「気を失ったのよ。光秀にやられる前に気づいて良かったわ」
女はほっと息を吐く。
「わたしは濃姫。あなたは?」
優「優、です」
濃姫「優ね。よろしく。連れは……ごめんなさい。間に合わなかったわ」
優「そうですか……」
彼女は小さく溜め息をつくと、目を閉じた。
数日の間、念のため彼女は静養した。
濃姫は彼女の世話を精力的におこなったのだった。
優は信長の前で正座する。
優「名のるのががおくれてしまい、もうしわけございませんでした。優……竜堂優歌ともうします」
濃姫は目を丸くした。
信長「
優「つよくなりたいんです。しゅぎょうさせてください」
信長「……ふん。おもしろい。好きにせい」
優「ありがとうございます」
彼女はかすかな笑みを浮かべて、頭を下げた。
次の日から優は竹刀で鍛錬を始めた。
彼女のお目付け役として柴田勝家が面倒を見ることになった。
彼の丁寧な指導と彼女の飲み込みの早さにより、少しずつ上達していったのだったー
つづく