其ノ十五 鬼姫覚醒
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侍女は着物ドレスが入った風呂敷を背負うと、胸の前で結んだ。
優「しっかりしてきたね」
侍女「いえ、全然」
優「それでこそ、あたしに……織田に仕える侍女だよ」
侍女は目を潤ませる。
侍女「荷物まとまったら逃げましょう」
優「いや、まず蘭丸を探す」
シュッ!
優の左を何が通った。
おそるおそる左を振り返ると、柱に矢が刺さっていた。
その矢は燃えており、火が広がっていく。
侍女「きゃあ!」
優「まずい……。早く兵法書をまとめて!蘭丸を見つけ次第逃げる!」
侍女「それじゃ手遅れになります!」
優は向かってくる兵士をはじから切り伏せる。
優「じゃあ先に逃げて!追いかける!」
侍女「そんな!できません!一緒に……!」
優「あたしは蘭丸を見つけるまで離れない!」
侍女は周りを見た。
矢がいくつも柱に刺さっており、屋敷が炎に包まれようとしている。
侍女「優様!早く逃げましょう!」
優「うるさい!」
侍女の目から涙がこぼれた。
侍女「優様……!!」
「ククク」
優の前に光秀が現れた。
優「光秀ぇ!やってくれたな!!」
侍女「優様!」
侍女の呼ぶ声は届いていない。
「鬼姫」という覚醒状態に入ってしまっている。
優「蘭丸はどこだ」
光秀「さぁ?見当たりませんねぇ」
優「殺す……殺す……!光秀ぇ!殺す!!」
殺気立った目で見る優をよそに、光秀は不気味な笑みを浮かべたー
続編につづく
優「しっかりしてきたね」
侍女「いえ、全然」
優「それでこそ、あたしに……織田に仕える侍女だよ」
侍女は目を潤ませる。
侍女「荷物まとまったら逃げましょう」
優「いや、まず蘭丸を探す」
シュッ!
優の左を何が通った。
おそるおそる左を振り返ると、柱に矢が刺さっていた。
その矢は燃えており、火が広がっていく。
侍女「きゃあ!」
優「まずい……。早く兵法書をまとめて!蘭丸を見つけ次第逃げる!」
侍女「それじゃ手遅れになります!」
優は向かってくる兵士をはじから切り伏せる。
優「じゃあ先に逃げて!追いかける!」
侍女「そんな!できません!一緒に……!」
優「あたしは蘭丸を見つけるまで離れない!」
侍女は周りを見た。
矢がいくつも柱に刺さっており、屋敷が炎に包まれようとしている。
侍女「優様!早く逃げましょう!」
優「うるさい!」
侍女の目から涙がこぼれた。
侍女「優様……!!」
「ククク」
優の前に光秀が現れた。
優「光秀ぇ!やってくれたな!!」
侍女「優様!」
侍女の呼ぶ声は届いていない。
「鬼姫」という覚醒状態に入ってしまっている。
優「蘭丸はどこだ」
光秀「さぁ?見当たりませんねぇ」
優「殺す……殺す……!光秀ぇ!殺す!!」
殺気立った目で見る優をよそに、光秀は不気味な笑みを浮かべたー
続編につづく
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