其ノ十三 約束
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1年後ー
優は馬から降りた。
刀に手をかけ、親指でつばを押す。
こちらに向かってくる敵兵に向かって走り、抜刀した。
「コイツ、もしかして……」
「鬼姫……!?」
優「勝手に呼ばれてるだけだけどね」
「なっ……!まずコイツを倒せ!」
蘭丸「殺らせねーよ!」
蘭丸は弓を引いた。
敵兵の群れに矢が降り注ぐ。
「うわぁぁぁ!」
「鬼姫に魔王の子……!」
「どう戦えばいいんだよ!」
敵兵は混乱状態に陥る。
蘭丸「ハハ!優、見てみろよ!戦えるヤツ誰もいねー!今のうちに片付けようぜ」
優「うん」
優は次々と敵兵を切っていく。
その彼女の頭上を越えて、彼の矢が降る。
優(戦うたびに蘭丸と息が合っていく。ふたりでならどんな戦でも勝てる気がする!)
優はかすかな笑みを浮かべる。
蘭丸「もっともっと頑張って、認めてもらうんだ!」
優「あたしは
蘭丸「じゃあ、蘭丸は金平糖のために頑張る」
ふたりはクスッと笑う。
蘭丸「どんだけ食いたいんだよ」
優「蘭丸こそ!」
蘭丸「う、うるせー!さっさと片付けんぞ」
優「りょーかい」
彼女は刀を、彼は弓矢をかまえた。