其ノ十 桜舞う中で
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優は不思議そうな表情をした。
優「でも、蘭丸には好きな人がいるんだよね?それこそ、その子連れてきたら良かったのに」
蘭丸「……だから、連れてきた」
優「え?」
蘭丸「だから……!蘭丸が好きなのは優だって言ってんだよ!」
優は目を丸くした。
優「え?待っ……えっ?」
蘭丸「好きだ、優。蘭丸じゃダメか?」
蘭丸は優に近づく。
優「あ……えと……ちょっと待って、びっくりして頭が……」
蘭丸「……」
彼女の目が潤んだ。
蘭丸「なっ……!」
優「まさか、好きって言って、もらえるって思って、なかったから……」
優の目からボロボロと涙がこぼれる。
蘭丸「……返事、いいってことだよな?」
優「……察しろ、バカ」
蘭丸は表情をゆるませた。
優を優しく抱きしめ、頭をなでた。
優「好き……っ。ずっと……苦しかった……!」
蘭丸「ごめん。もっと早く言っても良かったんだな」
蘭丸はそっと優を離し、至近距離で彼女を見た。
蘭丸「もう、我慢しねーからな」
彼は顔を近づけた。
優「うん……」
ふたりはくちびるを重ねた。
風が優しく吹き、桜の花びらが舞ったー
つづく
優「でも、蘭丸には好きな人がいるんだよね?それこそ、その子連れてきたら良かったのに」
蘭丸「……だから、連れてきた」
優「え?」
蘭丸「だから……!蘭丸が好きなのは優だって言ってんだよ!」
優は目を丸くした。
優「え?待っ……えっ?」
蘭丸「好きだ、優。蘭丸じゃダメか?」
蘭丸は優に近づく。
優「あ……えと……ちょっと待って、びっくりして頭が……」
蘭丸「……」
彼女の目が潤んだ。
蘭丸「なっ……!」
優「まさか、好きって言って、もらえるって思って、なかったから……」
優の目からボロボロと涙がこぼれる。
蘭丸「……返事、いいってことだよな?」
優「……察しろ、バカ」
蘭丸は表情をゆるませた。
優を優しく抱きしめ、頭をなでた。
優「好き……っ。ずっと……苦しかった……!」
蘭丸「ごめん。もっと早く言っても良かったんだな」
蘭丸はそっと優を離し、至近距離で彼女を見た。
蘭丸「もう、我慢しねーからな」
彼は顔を近づけた。
優「うん……」
ふたりはくちびるを重ねた。
風が優しく吹き、桜の花びらが舞ったー
つづく