其ノ八 ご褒美
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蘭丸は優を見た。
蘭丸「何だよ、欲しいのか?」
優「それは?」
蘭丸「金平糖。仕方ねーからひとつやるよ」
蘭丸は桃色の金平糖を差し出した。
優「え?いや、いいよ!蘭丸がもらったんだし」
蘭丸「それ、ひとくちと交換な」
蘭丸は菓子切りで1口大に切り、加須底羅を食べた。
蘭丸「美味い!」
蘭丸は優の右手をつかむと、桃色の金平糖を彼女の手のひらに乗せた。
蘭丸「ほら」
優「わぁ……!かわいい……!」
彼女は金平糖を口に入れた。
優「ん……!甘くて美味しい……!」
蘭丸「だろ?」
ふたりのやり取りに座敷は温かい空気に包まれたー
優は自室に戻り、刀の手入れをしていた。
「優」
濃姫の声が聞こえ、そちらを見た。
濃姫「あなたに渡したいものがあるの」
彼女は優に刀を渡す。
優「?」
濃姫「あなたがここに来たとき、連れの子が持っていた刀よ。あなたが戦で活躍するようになったら渡そうと思ってたの」
優「!それ……たぶん父の形見です」
優は刀を受け取った。
濃姫「大事になさいね」
優「ありがとうございます」
濃姫は部屋を出た。
つづく
蘭丸「何だよ、欲しいのか?」
優「それは?」
蘭丸「金平糖。仕方ねーからひとつやるよ」
蘭丸は桃色の金平糖を差し出した。
優「え?いや、いいよ!蘭丸がもらったんだし」
蘭丸「それ、ひとくちと交換な」
蘭丸は菓子切りで1口大に切り、加須底羅を食べた。
蘭丸「美味い!」
蘭丸は優の右手をつかむと、桃色の金平糖を彼女の手のひらに乗せた。
蘭丸「ほら」
優「わぁ……!かわいい……!」
彼女は金平糖を口に入れた。
優「ん……!甘くて美味しい……!」
蘭丸「だろ?」
ふたりのやり取りに座敷は温かい空気に包まれたー
優は自室に戻り、刀の手入れをしていた。
「優」
濃姫の声が聞こえ、そちらを見た。
濃姫「あなたに渡したいものがあるの」
彼女は優に刀を渡す。
優「?」
濃姫「あなたがここに来たとき、連れの子が持っていた刀よ。あなたが戦で活躍するようになったら渡そうと思ってたの」
優「!それ……たぶん父の形見です」
優は刀を受け取った。
濃姫「大事になさいね」
優「ありがとうございます」
濃姫は部屋を出た。
つづく