其ノ七 血染めの刀
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優はハッとした。
周りを見ると、敵兵たちはみな倒れていた。
優「あれ……?これはどういう……」
右手の刀を見ると、血がついていて、着物にも血が飛び散っていた。
優「あたしが、やったの……?」
蘭丸「優、大丈夫か?」
蘭丸は彼女に近づいた。
優「うん、なんとか」
あたしは何人殺した……?
全然覚えてない……
ごっそり記憶を消されたかのように
蘭丸「今日は褒められるんじゃねーの?あんだけ切ってたら」
優「そんなにあたし切ってた?」
蘭丸「覚えてねーのかよ!」
優は小さくうなずいた。
蘭丸「うちのやつら、みんなちびってたぞ」
「蘭丸殿!誰がちびったって?」
「俺たちはちびってません!」
蘭丸「そうなのか?アハハ!」
「笑ってごまかさないでください!」
優は彼らのやり取りにクスッと笑った。
蘭丸「やっといつものお前に戻ったな」
優「!」
蘭丸「ったく。心配させんなよな。帰るぞ」
優「うん」
ふたりは馬に乗ると、安土へ戻っていった。
つづく
周りを見ると、敵兵たちはみな倒れていた。
優「あれ……?これはどういう……」
右手の刀を見ると、血がついていて、着物にも血が飛び散っていた。
優「あたしが、やったの……?」
蘭丸「優、大丈夫か?」
蘭丸は彼女に近づいた。
優「うん、なんとか」
あたしは何人殺した……?
全然覚えてない……
ごっそり記憶を消されたかのように
蘭丸「今日は褒められるんじゃねーの?あんだけ切ってたら」
優「そんなにあたし切ってた?」
蘭丸「覚えてねーのかよ!」
優は小さくうなずいた。
蘭丸「うちのやつら、みんなちびってたぞ」
「蘭丸殿!誰がちびったって?」
「俺たちはちびってません!」
蘭丸「そうなのか?アハハ!」
「笑ってごまかさないでください!」
優は彼らのやり取りにクスッと笑った。
蘭丸「やっといつものお前に戻ったな」
優「!」
蘭丸「ったく。心配させんなよな。帰るぞ」
優「うん」
ふたりは馬に乗ると、安土へ戻っていった。
つづく