其ノ壱 RESCUE(救出)
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ドドド!
2頭の馬が全力で駆ける。
「政宗様、本能寺が……!」
片倉小十郎は目を見開いた。
政宗「早く行くぜ!手遅れになる前に」
小十郎「は!」
ふたりは本能寺へ急いだ。
キン!
「ゲホッ!」
優は咳をした。
煙を吸ったせいか息が苦しくなってきた。
「限界のようですね」
目の前で光秀が不気味な笑みを浮かべた。
優「あんたを倒すまで……倒れるわけには……ゲホッゲホッ!」
後ろから足音が聞こえた。
囲まれた……!
もうダメだ……
「あんたが鬼姫かい?」
おそるおそる振り向くと、三日月のかぶとをかぶった男が立っていた。
となりには左頬に傷がある男がいる。
優「誰……?」
「奥州筆頭、伊達政宗!お前をSCOUTしに来た」
優「scout……?なんで……」
そのとき、彼女の体が傾いた。
小十郎は慌てて優の体を支えた。
小十郎は彼女から刀を取り上げ、さやにしまった。
政宗「このLadyはもらっていくぜ」
光秀「どうぞ。もう使い物にならないかも知れませんが」
政宗と小十郎は彼をにらみつけた。
小十郎は優を抱き上げる。
政宗「行こうぜ」
小十郎「はい」
ふたりはその場を足早に去る。
優「待って……!光秀を……ゲホッゲホッ」
小十郎「まずは安全な場所で回復しねぇと」
政宗「REVENGEはいつでもできるさ」
彼女は小さく溜め息をつく。
チラッと小十郎を見た。
自分より少し年上のようだ。
大人っぽくて、かっこよくて何だかドキドキする。
小十郎「安心しろ。悪いようにはしねぇ」
優は頭を彼の胸に預けた。
すると、突然睡魔に襲われ、意識がブツっと途切れた。
小十郎「政宗様」
政宗「What?」
小十郎「意識がなくなりました」
政宗は彼女の首元に手を当てた。
政宗「大丈夫だ。脈はある」
小十郎「そうですか」
小十郎はほっと息を吐く。
彼らの後ろを数人の兵がついてきた。
政宗「お前らこいつの兵か?」
「はい」
兵たちは荷物を抱えている。
政宗「ついてきな」
「ありがとうございます……!」
政宗たちは奥州へ向かったー
2頭の馬が全力で駆ける。
「政宗様、本能寺が……!」
片倉小十郎は目を見開いた。
政宗「早く行くぜ!手遅れになる前に」
小十郎「は!」
ふたりは本能寺へ急いだ。
キン!
「ゲホッ!」
優は咳をした。
煙を吸ったせいか息が苦しくなってきた。
「限界のようですね」
目の前で光秀が不気味な笑みを浮かべた。
優「あんたを倒すまで……倒れるわけには……ゲホッゲホッ!」
後ろから足音が聞こえた。
囲まれた……!
もうダメだ……
「あんたが鬼姫かい?」
おそるおそる振り向くと、三日月のかぶとをかぶった男が立っていた。
となりには左頬に傷がある男がいる。
優「誰……?」
「奥州筆頭、伊達政宗!お前をSCOUTしに来た」
優「scout……?なんで……」
そのとき、彼女の体が傾いた。
小十郎は慌てて優の体を支えた。
小十郎は彼女から刀を取り上げ、さやにしまった。
政宗「このLadyはもらっていくぜ」
光秀「どうぞ。もう使い物にならないかも知れませんが」
政宗と小十郎は彼をにらみつけた。
小十郎は優を抱き上げる。
政宗「行こうぜ」
小十郎「はい」
ふたりはその場を足早に去る。
優「待って……!光秀を……ゲホッゲホッ」
小十郎「まずは安全な場所で回復しねぇと」
政宗「REVENGEはいつでもできるさ」
彼女は小さく溜め息をつく。
チラッと小十郎を見た。
自分より少し年上のようだ。
大人っぽくて、かっこよくて何だかドキドキする。
小十郎「安心しろ。悪いようにはしねぇ」
優は頭を彼の胸に預けた。
すると、突然睡魔に襲われ、意識がブツっと途切れた。
小十郎「政宗様」
政宗「What?」
小十郎「意識がなくなりました」
政宗は彼女の首元に手を当てた。
政宗「大丈夫だ。脈はある」
小十郎「そうですか」
小十郎はほっと息を吐く。
彼らの後ろを数人の兵がついてきた。
政宗「お前らこいつの兵か?」
「はい」
兵たちは荷物を抱えている。
政宗「ついてきな」
「ありがとうございます……!」
政宗たちは奥州へ向かったー
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