華の章
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夜ー
幸村は優の部屋を訪れた。
幸村「優」
優「あら、どうしたの?」
幸村「その、お、俺と……一緒に寝てくれるか……!」
優「へ」
彼女の顔が赤くなった。
幸村は部屋に入る。
幸村「優を盗られたくないのだ……!」
優「幸村……。じゃあ、体で示して」
幸村「え?」
彼女は幸村を見つめる。
ゴクッ
もの欲しそうな彼女の表情に無意識に生唾を飲む。
ダメだ……!
そんな……
視線が彼女のくちびるにいく。
触れたい
それだけなら……
幸村は彼女に顔を近づけた。
触れるだけの口付けを交わす。
それだけでゾクッとした。
触れたい
どうしたのだ
俺の頭はどうなっている
体が勝手にうごく。
気がつくと、彼女を押し倒し、覆いかぶさる形になっていた。
優は少し驚いた顔をしている。
幸村「なっ、ななな、俺は何を……!す、すまぬ!」
慌てて体を起こした。
そのとき、佐助が彼女に迫っているところを思い出した。
俺は……きっと油断していたのだ
他の漢が声をかけることなどないと
『なんでこんなかわいい子を前に平常心でいられるのか、俺にはわからないかな』
幸村の表情から焦りが見て取れる。
優には何に焦っているのかわからなかった。
幸村「優 、触れたら俺だけを見てくれるか……?」
優「え?」
切なそうな彼の表情に、思わず抱きしめた。
優「大丈夫だよ。触れても触れなくてもわたしは幸村しか見えてないから」
幸村「!本当か……?」
優「うん」
幸村はほっと息を吐くと、彼女を抱きしめ返したー
「えー!?一緒に寝たのに何もなし!?」
佐助の叫び声が屋敷に響いた。
優「未遂で終わっちゃった」
佐助「未遂!?……ホントに旦那の性欲どうなってんの……」
佐助は額に手を当てた。
佐助の嫉妬作戦、失敗(?)
終わり