蝶の章
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ふたりはふとんで横になった。
三成「優、何か欲しいものがあるのか?」
優「?」
三成「何も用事がないのに町に行かないだろう」
優「……新しい腰紐と組紐が欲しいの」
三成は静かに笑った。
三成「明日、町に行くぞ」
優「え?」
三成「欲しいものくらい言え。私はそんなに恐いか」
彼女は顔を横に振る。
三成「遠慮はするな。言いたいことがあれば言えばいいし、やりたいことも、欲しいものも我慢する必要はない」
優「ありがとう」
三成「まったく……」
三成は優に口付けた。
すぐに離れたかと思ったら、またくちびるが重なる。
優「ん……」
彼女を見ると、顔を真っ赤にしていた。
三成「ふん。先が思いやられるな」
優「……っ」
三成は優のひたいにくちびるを当てた。
彼女は赤い顔を隠すかのように彼の胸板に顔を埋める。
三成は目を細めた。
優は自室の机に置いてある組紐を一瞬見て、部屋を出る。
外で三成が待っていた。
三成「行くぞ」
三成は歩き出した。
優は彼の後ろを歩く。
左近「三成様、お出かけですか?」
三成「少し町にな。留守中頼む」
左近は後ろにいる優を見た。
すると彼はにやけた。
左近「ごゆっくり!」
三成「ニヤニヤするな!」
左近「してませんよ。ほほえんでるんです」
三成は溜め息をつき、彼女と町へ向かった。
三成「これをくれ」
三成は優が欲しがっている紫色の組紐を買った。
「いい旦那さんですね」
すると、三成を見ると顔が少し赤くなっていた。
「お子さんはいらっしゃるんですか?」
三成「……ゆくゆくは、な」
優「へ!?」
この日ずっと優の顔は真っ赤だったとか。
終わり
三成「優、何か欲しいものがあるのか?」
優「?」
三成「何も用事がないのに町に行かないだろう」
優「……新しい腰紐と組紐が欲しいの」
三成は静かに笑った。
三成「明日、町に行くぞ」
優「え?」
三成「欲しいものくらい言え。私はそんなに恐いか」
彼女は顔を横に振る。
三成「遠慮はするな。言いたいことがあれば言えばいいし、やりたいことも、欲しいものも我慢する必要はない」
優「ありがとう」
三成「まったく……」
三成は優に口付けた。
すぐに離れたかと思ったら、またくちびるが重なる。
優「ん……」
彼女を見ると、顔を真っ赤にしていた。
三成「ふん。先が思いやられるな」
優「……っ」
三成は優のひたいにくちびるを当てた。
彼女は赤い顔を隠すかのように彼の胸板に顔を埋める。
三成は目を細めた。
優は自室の机に置いてある組紐を一瞬見て、部屋を出る。
外で三成が待っていた。
三成「行くぞ」
三成は歩き出した。
優は彼の後ろを歩く。
左近「三成様、お出かけですか?」
三成「少し町にな。留守中頼む」
左近は後ろにいる優を見た。
すると彼はにやけた。
左近「ごゆっくり!」
三成「ニヤニヤするな!」
左近「してませんよ。ほほえんでるんです」
三成は溜め息をつき、彼女と町へ向かった。
三成「これをくれ」
三成は優が欲しがっている紫色の組紐を買った。
「いい旦那さんですね」
すると、三成を見ると顔が少し赤くなっていた。
「お子さんはいらっしゃるんですか?」
三成「……ゆくゆくは、な」
優「へ!?」
この日ずっと優の顔は真っ赤だったとか。
終わり