其ノ七 つながる心!
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優は団子を食べたあと、幸村と共に自室に入った。
幸村「そういえば、兵法書を何冊も持っていたな」
優「うん」
幸村「軍師を目指しているのか?」
優「ううん、そういうわけじゃないの。戦う上で役に立つかなって」
幸村は納得した表情でうなずいた。
幸村「偉いな」
優「そんなことないよ!わたしは力も体力もないから、効率良く戦いたいなって」
幸村「無理はすることはない。優には俺がいる」
彼女は少し驚いた顔で幸村を見た。
幸村「あっ、えっと……」
幸村は顔を赤くした。
そんな彼に彼女は目を細めた。
縁側を歩いていた優は足を止めた。
龍二が刀の鍛錬をしていた。
暑いのか着物を半分脱ぎ上半身裸だった。
優「鍛錬頑張ってるのね」
龍二「ん?あぁ、優」
彼は手を止めた。
優「真剣で鍛錬してるんだ」
龍二「あぁ、竹刀と刀じゃ重さが違うからな。戦うときは刀だから」
優「そっか。そこまで考えたことなかったな」
龍二は縁側に腰をかけた。
龍二「さっき兵たちに指示出てたお前、軍師っぽかったな」
優「そう?」
龍二「怪我とかで戦えなくても軍師として参加できる。兵士と軍師の二刀流ってかっけーよ」
彼女は驚いた顔をした。
優「そっか、怪我して戦えなくても指示を出すだけっていうのもありなのか」
龍二「軍師がいるってけっこう助かるもんだぜ」
彼女はうなずいた。
龍二「お館様は自分亡きあとのことを考えてる。幸村はしっかりはしてるけど軍師って感じじゃねぇし。佐助は先頭きってってのはガラじゃねぇだろうし。俺は指揮するより最前線で戦いてぇし」
優「そっか。お館様亡きあと軍師は不在になるのか……」
龍二「お前が軍師として幸村を支えてくれりゃ武田は安泰だ」
優は小さくうなずいた。
つづく
幸村「そういえば、兵法書を何冊も持っていたな」
優「うん」
幸村「軍師を目指しているのか?」
優「ううん、そういうわけじゃないの。戦う上で役に立つかなって」
幸村は納得した表情でうなずいた。
幸村「偉いな」
優「そんなことないよ!わたしは力も体力もないから、効率良く戦いたいなって」
幸村「無理はすることはない。優には俺がいる」
彼女は少し驚いた顔で幸村を見た。
幸村「あっ、えっと……」
幸村は顔を赤くした。
そんな彼に彼女は目を細めた。
縁側を歩いていた優は足を止めた。
龍二が刀の鍛錬をしていた。
暑いのか着物を半分脱ぎ上半身裸だった。
優「鍛錬頑張ってるのね」
龍二「ん?あぁ、優」
彼は手を止めた。
優「真剣で鍛錬してるんだ」
龍二「あぁ、竹刀と刀じゃ重さが違うからな。戦うときは刀だから」
優「そっか。そこまで考えたことなかったな」
龍二は縁側に腰をかけた。
龍二「さっき兵たちに指示出てたお前、軍師っぽかったな」
優「そう?」
龍二「怪我とかで戦えなくても軍師として参加できる。兵士と軍師の二刀流ってかっけーよ」
彼女は驚いた顔をした。
優「そっか、怪我して戦えなくても指示を出すだけっていうのもありなのか」
龍二「軍師がいるってけっこう助かるもんだぜ」
彼女はうなずいた。
龍二「お館様は自分亡きあとのことを考えてる。幸村はしっかりはしてるけど軍師って感じじゃねぇし。佐助は先頭きってってのはガラじゃねぇだろうし。俺は指揮するより最前線で戦いてぇし」
優「そっか。お館様亡きあと軍師は不在になるのか……」
龍二「お前が軍師として幸村を支えてくれりゃ武田は安泰だ」
優は小さくうなずいた。
つづく