オッサンが主役！
それだけでも、気になる、気になる♡
しかも、それがオシャレでダンディーで、知的で、芸術的センスも抜群で、大金持ちのオジサマとなれば、もうウットリ～。
そして、犯罪コンシェルジュという「悪い男」。
リアルな世界では悪い男に出会いたくはないですけど、フィクションの世界だけなら「悪い男」って萌えますよね～。
しかも吹替版は、大ベテラン声優の大塚芳忠さんです。
もうまさに「軽妙洒脱」なセリフ回しがピッタリ♪

で、この「ブラックリスト」は基本一話完結の観やすいドラマなのですが、全体に繋がっている「謎」が大きくて、そこが解決しないとスッキリしないのですが…。
最新シリーズで、どうも打ち切りとの噂です。もう、壮大な謎を設定しすぎるから回収できなくなるんでしょうが！
そして、この最新シリーズ、コロナ禍に丸被りで撮影が続行できず、なんと一部をアニメで繋ぐという荒業を使ったことで有名になりました。
急にアニメになったり、実写に戻ったりと、なんとなく落ち着かない最終話となっています。しかもアニメの画がいかにもアメコミのごっつい画で、日本の滑らかでキレイな絵柄に慣れた身としてはちょっとしんどいです（笑）

物語は、指名手配中の犯罪コンシェルジュ「レイモンド・レディントン」が突然FBIに出頭するところから始まります。
なぜか彼に指名される新人プロファイラー、エリザベス（リズ）。彼女を中心に、レディントンが提供する「ブラックリスト」を基に捜査をするFBI特別チームが組織されます。
個性的で魅力的なキャラが次々出てきて、1話解決としては面白いんですが…結局、一番の謎（リズの両親）が曖昧なまま終了とは…。
消化不良でモヤモヤしますね。
あんまり壮大な謎に振り回され過ぎない前半の方が、面白いです。リズの夫のトムとか、女性なのに「ミスター・キャプラン」と呼ばれるレディントンの「掃除屋」とか、レディントンに忠実なボディガード、デンべとか、とにかくキャラの面白さと、犯罪者を捕まえる協力をするレディントンが、ちゃっかり自分も利益を得てしまう痛快さが、このドラマの一番の魅力です。
ぜひ、最近公開された最新シリーズではなく、第1シリーズから観て下さい♪