月のつぶやき Diary
【成仏させてよ!】第6話後編と、仏教で説いている悟りのお話 冒頭のみネタバレ
2024/10/26 15:31日々のつぶやき読書佛教・お経・佛さま
『成仏させてよ!』の6話後編では、わたしにとってとても強い感銘を受けた言葉が有りました。
僧侶の質問に老師さまが直にお返事をくれるシーンで、
老師さまが一信に「何でここに来たの」と質問を返されて、
一信は「生きるため」と答えるのですが、
その言葉に対しての老師さまのご返答が
「生きること以外 諦めること」
と返していらして、これぞ仏教の真髄だなぁと思いました。
↑上記6話後編ネタバレ
仏教では『欲や執着を手放していくこと』が修行の一環で有るのですが、生きていく間に生じるあらゆる物事、事象に対してのネガティブな感情や、欲、執着といったものを手放していけばいける分だけ、自身の心が抱え込んだ余計なゴミが無くなるので、苦しみが無くなるそうです。
先日、Xで流れてきたポストで
「悟りに至ればあらゆる苦しみが無くなる」
といった内容を見かけた時も真理だなぁと思いました。
わたし自身はこれまでの人生で、じわじわと余計なゴミを心に付着させていって、いわゆる『悟りから離れた苦が多い状態』ですが、それらの心に付着したゴミをすべて取り去って悟りに至れば、今のわたしが苦しい・つらいと感じる毒が消え去った状態に戻るから、一切の出来事に対して悩んだり苦しんだりする必要が無くなるのだろうと。
頭では理解できるようになってきましたが、現状では心に付着したゴミがまだまだ少なくない状態なので、それらを自力で無くす努力をしていく必要があるのです。
では、それらの心に付着したゴミを取り払って、悟り(真性)に至るにはどうすれば良いのかというと、仏教には『六波羅蜜』という素晴らしい教えがあって、それらを実践していくことで、自身が自ら取り込んだ心のゴミを取り払い、悟り(真性)へと至るヒントを記してくれているのです。
六波羅蜜はまだ覚えられて無いのですが、多少は頭に入るようになってきました。
1、檀波羅蜜(だんぱらみつ)
2、尸羅波羅蜜(しらはらみつ)
3、羼提波羅蜜(せんだいはらみつ)
4、毘梨耶波羅蜜(びりやはらみつ)
5、禅那波羅蜜(ぜんなはらみつ)
6、般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)
1、檀波羅蜜(布施)
金銭的な布施だけでなく、真理を教えたり、世の為人の為になる行動をしたり、誰かの心の不安や恐怖を取り除くお手伝いをしたり、笑顔で人に接したり、思いやりのある対応を心掛けたり等の行いも布施行に入ります。
2、尸羅波羅蜜(自戒)
戒律を守ることです。十善戒を出しますが、
・不殺生・不偸盗・不邪婬
・不妄語・不綺語・不悪口・不両舌
・不慳貪・不瞋恚・不邪見
の十善の戒めを守ることです。
実際にはもっといろいろな戒律があるのだと思いますが、わたしは本格的な修行を知らないので、ここでは一般的で有名な十善戒のみ挙げておきます。
3、羼提波羅蜜(忍辱にんにく)
屈辱的なことや怒りに囚われるような目に遭ったり起きたりしても、ぐっと耐え忍んで自身の感情を鎮めることです。
十善戒の全てが重要なのは言うまでもありませんが、その中のひとつである「瞋恚戒」は、怒りに我を忘れかねない危険な感情なので、感情を抑え込むというよりも、自身の中から感情を鎮めて消し去るように努めることが非常に重要なのだろうと思います。
4、毘梨耶波羅蜜(精進・努力)
絶えず自身を成長させるべく、正しく努力を重ねることです。
5、禅那波羅蜜(禅・瞑想)
坐禅や瞑想をして、一切の雑念を心から取り払うことです。
6、般若波羅蜜(智慧)
智慧を磨いて悟りへと至る努力をすることです。
上記の6つの修行を行なって、悟り(真性)へと至るように努めると、世の為人の為になる行いだけをするようになるのは勿論のこと、自身が苦しい・つらいと感じる必要が無くなっていくのだそうです。
六波羅蜜の実践は、抱え込んだゴミが少なく無い今のわたしにとってはまだまだ容易ではありませんが、少しずつ、僅かずつでも、できることから実践していけたら良いなと思います。
僧侶の質問に老師さまが直にお返事をくれるシーンで、
老師さまが一信に「何でここに来たの」と質問を返されて、
一信は「生きるため」と答えるのですが、
その言葉に対しての老師さまのご返答が
「生きること以外 諦めること」
と返していらして、これぞ仏教の真髄だなぁと思いました。
↑上記6話後編ネタバレ
仏教では『欲や執着を手放していくこと』が修行の一環で有るのですが、生きていく間に生じるあらゆる物事、事象に対してのネガティブな感情や、欲、執着といったものを手放していけばいける分だけ、自身の心が抱え込んだ余計なゴミが無くなるので、苦しみが無くなるそうです。
先日、Xで流れてきたポストで
「悟りに至ればあらゆる苦しみが無くなる」
といった内容を見かけた時も真理だなぁと思いました。
わたし自身はこれまでの人生で、じわじわと余計なゴミを心に付着させていって、いわゆる『悟りから離れた苦が多い状態』ですが、それらの心に付着したゴミをすべて取り去って悟りに至れば、今のわたしが苦しい・つらいと感じる毒が消え去った状態に戻るから、一切の出来事に対して悩んだり苦しんだりする必要が無くなるのだろうと。
頭では理解できるようになってきましたが、現状では心に付着したゴミがまだまだ少なくない状態なので、それらを自力で無くす努力をしていく必要があるのです。
では、それらの心に付着したゴミを取り払って、悟り(真性)に至るにはどうすれば良いのかというと、仏教には『六波羅蜜』という素晴らしい教えがあって、それらを実践していくことで、自身が自ら取り込んだ心のゴミを取り払い、悟り(真性)へと至るヒントを記してくれているのです。
六波羅蜜はまだ覚えられて無いのですが、多少は頭に入るようになってきました。
1、檀波羅蜜(だんぱらみつ)
2、尸羅波羅蜜(しらはらみつ)
3、羼提波羅蜜(せんだいはらみつ)
4、毘梨耶波羅蜜(びりやはらみつ)
5、禅那波羅蜜(ぜんなはらみつ)
6、般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)
1、檀波羅蜜(布施)
金銭的な布施だけでなく、真理を教えたり、世の為人の為になる行動をしたり、誰かの心の不安や恐怖を取り除くお手伝いをしたり、笑顔で人に接したり、思いやりのある対応を心掛けたり等の行いも布施行に入ります。
2、尸羅波羅蜜(自戒)
戒律を守ることです。十善戒を出しますが、
・不殺生・不偸盗・不邪婬
・不妄語・不綺語・不悪口・不両舌
・不慳貪・不瞋恚・不邪見
の十善の戒めを守ることです。
実際にはもっといろいろな戒律があるのだと思いますが、わたしは本格的な修行を知らないので、ここでは一般的で有名な十善戒のみ挙げておきます。
3、羼提波羅蜜(忍辱にんにく)
屈辱的なことや怒りに囚われるような目に遭ったり起きたりしても、ぐっと耐え忍んで自身の感情を鎮めることです。
十善戒の全てが重要なのは言うまでもありませんが、その中のひとつである「瞋恚戒」は、怒りに我を忘れかねない危険な感情なので、感情を抑え込むというよりも、自身の中から感情を鎮めて消し去るように努めることが非常に重要なのだろうと思います。
4、毘梨耶波羅蜜(精進・努力)
絶えず自身を成長させるべく、正しく努力を重ねることです。
5、禅那波羅蜜(禅・瞑想)
坐禅や瞑想をして、一切の雑念を心から取り払うことです。
6、般若波羅蜜(智慧)
智慧を磨いて悟りへと至る努力をすることです。
上記の6つの修行を行なって、悟り(真性)へと至るように努めると、世の為人の為になる行いだけをするようになるのは勿論のこと、自身が苦しい・つらいと感じる必要が無くなっていくのだそうです。
六波羅蜜の実践は、抱え込んだゴミが少なく無い今のわたしにとってはまだまだ容易ではありませんが、少しずつ、僅かずつでも、できることから実践していけたら良いなと思います。