THINGS

人間らしさ

2024/03/25 00:23
萌え語り考察のような書きたいネタ
ネジの人間味、皮肉屋っぽさ、クリーンなだけじゃない心の病みの部分、死に関しての解釈話を更新しました。
話、というかネジの独白(毒吐く)です。

結構、ネジの死はセンシティブな話題ではあるけど色々思うところあるからここで語りたい。
いくら個人サイトとはいえ、読みに来てくれてる方もいるわけだし死ネタはどうしても暗いし人を選ぶかな〜って思って最近は長々とした解釈を垂れ流して無かったかも。

とりあえず書きたいこと書き殴った。

死ネタなのでやはり暗いです。
人を選ぶネガティブ解釈かもなので苦手な方は注意です。

かなりナル←ネジ至上主義的な解釈です。
ネジがナルトに依存的、尚且つ凄く排他的です。

一個人の解釈としてお読みいただければと思います…。

※解釈 (ヒザシを参考にしたネジの本心など) 死ネタ注意


世界は理不尽だから」 ◀ この話の解釈です。

病みというかネジは宗家のこと死ぬ間際になってやっぱり恕してなかったんじゃないかと思ってる。

同じようにして亡くなったヒザシさんも「正直 今でも憎い」ってヒアシに直接 吐露してるから。
実際、分家の立場として『死』に対して宗家側としては想像もつかない感情はあるとも思う。
もちろんそれは、私みたいな一読者としても分かるはずのないことなので、せめて描写されていることからどうにか読み取るしかないよね…。

ネジが最後に様付けしたのって一体なぜ?って考えてヒントを作中から見つけようと思ったら、分家として同じ立場、親子で、同じように死んで行った共通点が多いヒザシが少しは参考になる気もするって思った。
親子だからと言って全てが同じ感情なわけではないけど。

綺麗な感情だけを抱えたまま聖人として綺麗に死ぬ、わけではないのかな〜って。ただ自分の運命を選びたかっただけ。
人間味があっていいと思うしそういうところが好き。

ネジが1度は呼び捨てにもしたものの、最期の最後にヒナタに様付けしたのは、ネジなりの複雑な気持ちが滲み出た含みのある言い方だな〜、とも個人的には思っている。
仮にネジにも父上と同じ様に 「正直 今でも憎い」 という気持ちがあったとして、だからと言って決して憎悪で溢れかえっている訳ではない、そんな感じかな…。
だから様付けこそすれど、死を持してまでヒナタの気持ちをナルトに伝えたんだろうね(その上で自分の気持ちもちゃっかり伝えるからやっぱりナル←ネジ)。
ナル←ネジ&ナル←ヒナっていう構図が好き。
ネジの死はナルトに向けての気持ちが第一で、宗家に対してそう考えられるようになったのだって結局はナルトのお陰。
『ヒナタ様』呼びは、皮肉めいた言い回しをする初期ネジらしさもあって、ナルトのお陰で考え方こそ変わってもやっぱり性格はそうそう変わらないよね、とも思う。

ネジ死亡回は、本誌掲載時とコミックで比べてナルトのセリフの修正はされたりしているけどこの『ヒナタ様』に関しては修正がないということは、このセリフは呼称のミスとかではなく意図的にそう言わせたというのは明らかで、やっぱり含みのある言い回しとして描かれたのかな、なんて思う。

じゃあ、だからと言ってもう一方のヒナタに呼び捨てしたシーンは、話の流れからしてミスな訳がないし。
ヒアシがヒザシに仲間として対等に守り合い戦っているっていう流れでのコマだから、そういう意図で呼び捨てさせたんだろうし。
でもヒアシも結局は宗家側の人間だから、ネジが本当のところ、どう思っているかなんて分かるはずもないよね。
前にも書いたけど、やっぱりここのシーンはヒアシではなくて、死ぬ前の活躍としてもネジこそが父上に言った方が説得力あった気がする……。
1度は呼び捨てしたのに、ネジが死ぬ間際になってヒナタに様付けなのは、ヒザシと同じで結局は 「正直 今でも憎い」 に行き着くのかな。

ヒアシヒザシは双子で愛憎があるからこそだけどネジヒナタは兄妹じゃないし、原作のネジはSDほど全然 「ヒナタ様ヒナタ様」 してないから、ネジとヒナタの間はナルトありきの関係だと思う。
ネジがナルトに出会う前は、ネジとヒナタはあくまで宗家と分家という関係だと思う。
さすがにヒアシヒザシほどの個人間の愛憎はないかな。

ネジヒナタの間に個人間の特別な感情がないから、死ぬってのに顔を向き合わせていてもヒナタに向けたメッセージがなく、ネジはナルトにしか最期の言葉を言ってないのかなって思う。
その行動が露骨にド正直すぎて、まあネジは変に愛想で他人に取り繕うタイプでもないしらしいと言えばらしいかも。
自分が死ぬ前まで誰かに尽くそうとなんてしなくていいよ。
でも最低限(それでも傍から見れば尽くし過ぎ)死んでナルトもろとも護ってわざわざ気持ちを代弁するぐらいはしちゃうからネジって本当に自分<他人なんだろうな…。
これも生い立ちのせいなのかな。

ネジに対してクリーンなイメージよりも少し人間くさいところとか初期の毒っぽさとか、そういう所に可愛さを感じてるから穿った見方をしちゃうのかも。
でも、わざわざ最期の最後に様付けしちゃうってのはそういうことに思えちゃうんだよ……。

ネジは、例えばヒナタとナルトが別々の少し離れた場所でピンチになっていたとしても、まずはナルトの方を優先して護りに行ったと思う。
ネジは生真面目な性格や上忍という立場からも任務や役割を私情で持ち場を放棄したりしないだろうから、戦争の趣旨がナルトを護るための戦争だというのが大前提だし、それに極めつけはそもそもネジはナルトに対しては恩があるから。

ネジが死ぬ理由はあくまでナルトのためだと思っている。

長々語ったけど言いたいことは、綺麗な感情だけを抱えたまま聖人として綺麗に死ぬ、なんてわけではないのかな〜っていうことです。
ただ単に自分の運命を自分で選びたかっただけなのかなーって思います。

もちろん、これは一個人としての解釈です。



ただ、私はどちらかと言えばネジの死は肯定派です。
連載当時はショックだったとはいえ今ではネジが死んだことに関しては割と受け入れているけど、それはナル←ネジ解釈ありきでの受け入れであって、それでなんとか立ち直ったみたいな感じです……!

♡ぽちぽち沢山あって嬉しかったです!!
本当にありがとうございます🧡🤍🧡🤍🧡🤍


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