お代官様ごっこ


偽物のロック・リーが、悪さをしているらしい。
そして、ナルトは思いついたのだ。

ロック・リーの偽物ならば、悪者をやっつけるために出てくるだろうと考えた結果がこれである……。
誘き寄せるためナルトが悪代官になり、ネジが着物を着た娘に扮した。
早速、ナルトがネジを追いかけ、ネジはナルトから嫌がって逃げる芝居をする。


「いーーーやーーー!!」

「あははっぁ! 待ちやがれぇ!」

「あーーーーれーーーー!!」

(くっ……なんでオレがまたこんな役を……!)

といいつつも芝居をちゃんと熟すネジ。

「助けてーーー!」

「そぉろそろ観念しろー!」

ナルトがネジの帯を掴んだ。

「今夜お前とお代官様だってばよ!」

「いやあああああん!」

帯をぐるぐると解かれるネジ。
一応律儀にも、演技を続ける……。

「まいっちんぐ!」

テンテンは突っ込みどころか、感心していた。
これで偽物のロック・リーを誘き寄せられると。

「どうだあー!ここは便秘のツボだあ!」

「は…っあぁっ……! んっ…」


!?


一同が固まった。

なんか、このページで聞こえてはならない卑猥な声が聞こえたような気がして固まったのだ。
だが、ナルトは偽物を誘き寄せるためだと構わず“便秘のツボ”を押し続ける。


「ふっ……ぁ……あっん……!やっ…」

「ちょっ……ネジッ、変な声出すなってばよ!」

「あっ……ぁん、お前がそこばかり押すからだろっ……んっ」

「だって、しょうがねーじゃん! 偽物を誘き寄せるためなんだしよォ!」

偽物を誘き寄せるのに、“便秘のツボ” を押す必要はあるのかという突っ込みがないとそろそろアウトなので、テンテンはハリセンを口寄せした。
スパアッンとキレが素晴らしいハリセンの叩く音が響いた。

「こらぁー! ここ裏ページじゃないんだからね!? 分かってる!? ナルトもそんな事しなくても、悪者を演じられるでしょうが!! ネジも裏でもないのに変な声出さないでよッ!!!もおおおおう!!!! 」



THE END?





ギャグです。
私がギャグを書くと必ずSDからのネタを引っ張って捏造することになります*\(^o^)/*

ていうか、記念すべき?短編30作目でこのクオリティ(笑)
ギャグ書くの苦手です(´ω`;)






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