第七章 主人公との邂逅
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
黒の教団、本日の天気はとてつもない嵐と豪雨に見舞われ、外から見れば、おぞましい風景となっていた。
そんな中、地下水路に一隻の船がたどり着く。
アレン「だいぶ遅くなっちゃいましたね~~~~~」
トム「この嵐で汽車が遅れましたから……………」
ふぁああ、と背伸びをするアレンとファインダーのトムが、この嵐の中をホームに帰ってきたのだ。
アレン「もう真夜中だなあ………。
回収したイノセンスはどうしたらいいのかな」
トム「科学班の方なら、誰か起きてらっしゃると思いますよ」
眠たそうに目をこする彼に、そうトムが答える。
アレン「じゃあ、行ってみます──────」
ドサ
アレン「!!!?」
アレンが階段を上ろうとしたとき、不意に上から何かが落ちてきた。
あまりの事に2度見してしまった彼が、落ちてきたそれを追うとツインテールの少女が倒れ込んでいた。
アレン「え?(汗)
リ、リナリー!!?どうしたんですか!!」
どうも落ちてきたのはぐったりとしているリナリーだった。
呼吸も安定してるし、気を失ってからそれほど経っていないからか、いまだに起きる気配はない。
???「も、戻ったか。アレン……………」
駆け寄る彼に、上のほうから誰かの声が聞こえてきた。
壁に寄りかかりながら所々に怪我をしているリーバーの姿が見え、更に目を見開くアレンは自分が留守していた中で何があったんだろうと思考を巡らしていた。
アレン「リーバーさん!?
そのキズ…………。
何が、あったんですか!?」
よろめくリーバーを支えながら、アレンが問うと、「に………逃げろ」とかすれた声でそう言う。
リーバー「コムリンが来る……………(汗」
アレン「は?」
そんな会話をしていると、
ドカン
と何かが壁をぶっ壊した。
アレン「!?」
リーバー「来たぁ」
・・・・・・というわけで、『コムリン』と呼ばれるロボと、アレンたちの追いかけっこが始まったのでした。
めでたし、めでたし。
アレン「─────って、なにが『めでたし、めでたし』ですか!!終わるわけないでしょう!!??
というか、何アレ!?何アレ!?」
リーバー「くっそ、なんて足の速い奴だ………」
そうリーバーが呟くと、スキャナーで何かを見つけたのか、【発………見!】と言い出した。
アレン「!!」
コムリン【リナリー・リー、アレン・ウォーカー。
エクソシスト二名、発見】
リーバー「逃げろ、アレン!こいつはエクソシストを狙ってる!!」
アレン「!?」
コムリン【手術ダーーーー!!!】
ズガガガガガガッと追いかけてくるコムリンに、リーバーとアレン、そしてトムも必死に逃げ回る。
アレン「うわわわっ、追ってくる!追ってくる!!
リーバーさん!訳がわかりません!!」
リーバー「ウム、あれはだな!
コムイ室長が造った万能ロボ「コムリン」つって……………」
くわっ、と悲痛な表情をしながら、アレンはリーバーに問い出す。
けれど彼の答えでも、まったくもって意味が分からなかった。
リーバー「見ての通り、暴走してる!」
アレン「なんで!?」
“─────────っ!!!”
“───────────!!!!!”
千代「………ぅ…………あ…………っ!!!!!」
どっと聞こえてきた声に、思わず耳を塞いでしまう。
帰ってきたアレンやリナリーたちが大変な目に遭っている中、私は科学班の部屋にいた。
何で、と言われると………リナリー同様に科学班のみんなにコーヒーを配っていたんだけど、コムリンが暴走したことにより、制御ピアスが壊れ、精神的に不安定になってしまったから。
まあ、言うなれば、心の声と今遠くで叫んでいる声が一気に大音量で聞こえてきたって言うわけで、ものすごく大迷惑どころかウザッたい。
千代(ああッ、うる……さい………っ、うるさい……………っ!!!)
───────プチッ(堪忍袋の緒が切れた)
千代「あー……もー………っ黙れええええッ!!!!」
必要以上に声が聞こえ、頭がかち割れるぐらい、響いてくるのが嫌すぎて叫んでしまった。
そしたら、どこにも風なんか吹かないはずなのに、いきなり突風が巻き起こり、猛獣たちが駆けだしていった。
???「おい、お嬢………」
目を瞑りながら、縮こまっていると、グルルル、と近くに唸り声が聞こえた。
千代「あ………?」
目を開ければそこにいたのは、真っ白な毛並みでキツネくんたちよりも少し大きい狼のような姿をした喋る獣だった。
千代「……………神狼 」
神狼「お嬢の望みは何だ?」
千代「…………私の………望みは………。」
そんな中、地下水路に一隻の船がたどり着く。
アレン「だいぶ遅くなっちゃいましたね~~~~~」
トム「この嵐で汽車が遅れましたから……………」
ふぁああ、と背伸びをするアレンとファインダーのトムが、この嵐の中をホームに帰ってきたのだ。
アレン「もう真夜中だなあ………。
回収したイノセンスはどうしたらいいのかな」
トム「科学班の方なら、誰か起きてらっしゃると思いますよ」
眠たそうに目をこする彼に、そうトムが答える。
アレン「じゃあ、行ってみます──────」
ドサ
アレン「!!!?」
アレンが階段を上ろうとしたとき、不意に上から何かが落ちてきた。
あまりの事に2度見してしまった彼が、落ちてきたそれを追うとツインテールの少女が倒れ込んでいた。
アレン「え?(汗)
リ、リナリー!!?どうしたんですか!!」
どうも落ちてきたのはぐったりとしているリナリーだった。
呼吸も安定してるし、気を失ってからそれほど経っていないからか、いまだに起きる気配はない。
???「も、戻ったか。アレン……………」
駆け寄る彼に、上のほうから誰かの声が聞こえてきた。
壁に寄りかかりながら所々に怪我をしているリーバーの姿が見え、更に目を見開くアレンは自分が留守していた中で何があったんだろうと思考を巡らしていた。
アレン「リーバーさん!?
そのキズ…………。
何が、あったんですか!?」
よろめくリーバーを支えながら、アレンが問うと、「に………逃げろ」とかすれた声でそう言う。
リーバー「コムリンが来る……………(汗」
アレン「は?」
そんな会話をしていると、
ドカン
と何かが壁をぶっ壊した。
アレン「!?」
リーバー「来たぁ」
・・・・・・というわけで、『コムリン』と呼ばれるロボと、アレンたちの追いかけっこが始まったのでした。
めでたし、めでたし。
アレン「─────って、なにが『めでたし、めでたし』ですか!!終わるわけないでしょう!!??
というか、何アレ!?何アレ!?」
リーバー「くっそ、なんて足の速い奴だ………」
そうリーバーが呟くと、スキャナーで何かを見つけたのか、【発………見!】と言い出した。
アレン「!!」
コムリン【リナリー・リー、アレン・ウォーカー。
エクソシスト二名、発見】
リーバー「逃げろ、アレン!こいつはエクソシストを狙ってる!!」
アレン「!?」
コムリン【手術ダーーーー!!!】
ズガガガガガガッと追いかけてくるコムリンに、リーバーとアレン、そしてトムも必死に逃げ回る。
アレン「うわわわっ、追ってくる!追ってくる!!
リーバーさん!訳がわかりません!!」
リーバー「ウム、あれはだな!
コムイ室長が造った万能ロボ「コムリン」つって……………」
くわっ、と悲痛な表情をしながら、アレンはリーバーに問い出す。
けれど彼の答えでも、まったくもって意味が分からなかった。
リーバー「見ての通り、暴走してる!」
アレン「なんで!?」
“─────────っ!!!”
“───────────!!!!!”
千代「………ぅ…………あ…………っ!!!!!」
どっと聞こえてきた声に、思わず耳を塞いでしまう。
帰ってきたアレンやリナリーたちが大変な目に遭っている中、私は科学班の部屋にいた。
何で、と言われると………リナリー同様に科学班のみんなにコーヒーを配っていたんだけど、コムリンが暴走したことにより、制御ピアスが壊れ、精神的に不安定になってしまったから。
まあ、言うなれば、心の声と今遠くで叫んでいる声が一気に大音量で聞こえてきたって言うわけで、ものすごく大迷惑どころかウザッたい。
千代(ああッ、うる……さい………っ、うるさい……………っ!!!)
───────プチッ(堪忍袋の緒が切れた)
千代「あー……もー………っ黙れええええッ!!!!」
必要以上に声が聞こえ、頭がかち割れるぐらい、響いてくるのが嫌すぎて叫んでしまった。
そしたら、どこにも風なんか吹かないはずなのに、いきなり突風が巻き起こり、猛獣たちが駆けだしていった。
???「おい、お嬢………」
目を瞑りながら、縮こまっていると、グルルル、と近くに唸り声が聞こえた。
千代「あ………?」
目を開ければそこにいたのは、真っ白な毛並みでキツネくんたちよりも少し大きい狼のような姿をした喋る獣だった。
千代「……………
神狼「お嬢の望みは何だ?」
千代「…………私の………望みは………。」