第七章 主人公との邂逅
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門番(レントゲン検査!アクマか人間か判別!!)
ヴヴヴッ
門番(・・・・・・!?映らない?こいつ、バグか!?)
自分の目に映らない目の前の少年の存在に、門番の頭の中は混乱に陥っている模様。
千代(・・・・・・・・・・・・うん。なんかもう、行ったほうがいいよね)
物語的には、この時点で彼の不幸さが連発するのだから、もう止めに入ったほうがよさそうだ。
門番≪こいつアウトォォォォォッ!!!≫
そう思った私は、リナリーに「ちょっと行ってくるね」と伝え、彼らのもとへと向かおうとしたところで門番の叫びが聞こえた。
アレン≪へっ!?≫
千代「…………………。………(´Д`)ハァ…」
やっぱりそうなったか、面倒だけれど、ギンタに乗って急いで彼らのもとへと駆け寄るため、窓から飛び降りた。
門番≪こいつはバグだ!!額のペンタクルに呪われてやがる!!アウトだアウト!!千年伯爵の仲間 だ~!!!≫
パニックに陥り、大声で叫ぶ門番の言葉に、目の前の少年をはじめ、様子を見ていた全員が驚愕し目を見開いていた。
アレン≪んな!?≫
「なっにぃぃぃぃぃぃ!?」
入り口付近に降り立つと、もうすでについていたのか、神田が今まさに少年――――アレンに斬りかかろうとしていたところだった。
アレン「まってホント待って!!僕はほんとに敵じゃないですって!!クロス師匠から招待状が送られているはずです!コムイって人宛に!!!」!
必死な形相で叫ぶアレン。
彼に向っていた神田の動きが、突然ピタ、と止まった。
しかも、彼の刀・六幻はアレンの目と鼻の先っていう、あの時の私と同じ………ギリギリ寸前てところ。
神田「元帥から・・・・・・・・・?」
アレン「そう・・・・・・、招待状・・・・・・。(怖っえ~)コムイって人宛に!!」
千代「(・・・・・・ご愁傷さまね、アレン)本当のことだよ。
この子はクロス・マリアン元帥の弟子であるはずだし、何より、彼の周りで飛んでるティムキャンピーが証拠じゃない?
そうでしょう?アレン・ウォーカー?」
神田「千代・・・」
アレン「(パクパク)」
顔面蒼白でもう一度繰り返す彼の言葉に、内心同情しつつも、この物語を知っているものとして、知っている彼の情報を静かに淡々と話す。
とは言っても、どうして自分がクロス元帥の弟子だと分かったのか、どうしてティムキャンピーのことを知っているのか、不思議で仕方がないといったような素っ頓狂な顔をしているアレンに、ただただ苦笑をするほかない。
千代「まあ。とにもかくにも、神田。六幻を下ろして」
神田「・・・・・・チッ」
そんな中、監視ゴーレムからしばらくザワザワと何かのやり取りがされていた。
すると、また声が響いた。
コムイ≪入場を許可します。アレン・ウォーカーくん≫
コムイの声と同時に、門が開いた。
千代「ほら、大丈夫みたい。よかったね、アレン」
ふんわりと彼の方を振り向きながら笑うと、何故か顔を真っ赤にしながら「は、はい」とあいまいな返事をされた。
そんな彼を見た神田はさらに顔を顰めながら、再び六幻を彼に向って構えなおす。
コムイ≪まってまって、神田くん!!≫
神田「コムイ・・・・・・。どういうことだ?」
コムイ≪ごめんね~!!早とちり!!
千代ちゃんの言うとおり、その子はクロス元帥の弟子だったぁ。ほら、謝ってリーバー班長≫
リーバー≪オレのせいみたいな言い方ぁ~~!!≫
千代「そこは自分が謝りましょうよ、コムイさん」
苦笑しながらそう言うと≪とにもかくにも、≫と真面目な雰囲気で話し出す。
コムイ≪ティムキャンピーがついているのが何よりの証拠だよ。彼は、僕らの仲間だ≫
それを聞いても、両手を挙げ固まったままのアレンと、六幻を突き付けたままの神田の両者がまだ居続けていたので、大犬を呼び出そうかと口を開いたとき、
“ぱこっ”
突如、その場にそぐわない軽めの音が響いた。
リナリーが神田の頭を持っていたボードで殴ったとはいえ、音からは何も感じられないが、意外と力は込められている気がした。
リナリー「も~。やめなさいって言ってるでしょ!!早く入らないと門閉めちゃうわよ?
・・・・・・・・・神田、いつまでそのままでいるつもり?」
もちろん、そこには黒い笑顔のリナリーがいるわけで、それに気づいた神田は若干慌てて門へと入っていった。
千代「さて、と。私達も入ろ」
怖い顔で中を指さす彼女に、私たち三人は、怯えながら建物の中へと入っていた。
ヴヴヴッ
門番(・・・・・・!?映らない?こいつ、バグか!?)
自分の目に映らない目の前の少年の存在に、門番の頭の中は混乱に陥っている模様。
千代(・・・・・・・・・・・・うん。なんかもう、行ったほうがいいよね)
物語的には、この時点で彼の不幸さが連発するのだから、もう止めに入ったほうがよさそうだ。
門番≪こいつアウトォォォォォッ!!!≫
そう思った私は、リナリーに「ちょっと行ってくるね」と伝え、彼らのもとへと向かおうとしたところで門番の叫びが聞こえた。
アレン≪へっ!?≫
千代「…………………。………(´Д`)ハァ…」
やっぱりそうなったか、面倒だけれど、ギンタに乗って急いで彼らのもとへと駆け寄るため、窓から飛び降りた。
門番≪こいつはバグだ!!額のペンタクルに呪われてやがる!!アウトだアウト!!千年伯爵の
パニックに陥り、大声で叫ぶ門番の言葉に、目の前の少年をはじめ、様子を見ていた全員が驚愕し目を見開いていた。
アレン≪んな!?≫
「なっにぃぃぃぃぃぃ!?」
入り口付近に降り立つと、もうすでについていたのか、神田が今まさに少年――――アレンに斬りかかろうとしていたところだった。
アレン「まってホント待って!!僕はほんとに敵じゃないですって!!クロス師匠から招待状が送られているはずです!コムイって人宛に!!!」!
必死な形相で叫ぶアレン。
彼に向っていた神田の動きが、突然ピタ、と止まった。
しかも、彼の刀・六幻はアレンの目と鼻の先っていう、あの時の私と同じ………ギリギリ寸前てところ。
神田「元帥から・・・・・・・・・?」
アレン「そう・・・・・・、招待状・・・・・・。(怖っえ~)コムイって人宛に!!」
千代「(・・・・・・ご愁傷さまね、アレン)本当のことだよ。
この子はクロス・マリアン元帥の弟子であるはずだし、何より、彼の周りで飛んでるティムキャンピーが証拠じゃない?
そうでしょう?アレン・ウォーカー?」
神田「千代・・・」
アレン「(パクパク)」
顔面蒼白でもう一度繰り返す彼の言葉に、内心同情しつつも、この物語を知っているものとして、知っている彼の情報を静かに淡々と話す。
とは言っても、どうして自分がクロス元帥の弟子だと分かったのか、どうしてティムキャンピーのことを知っているのか、不思議で仕方がないといったような素っ頓狂な顔をしているアレンに、ただただ苦笑をするほかない。
千代「まあ。とにもかくにも、神田。六幻を下ろして」
神田「・・・・・・チッ」
そんな中、監視ゴーレムからしばらくザワザワと何かのやり取りがされていた。
すると、また声が響いた。
コムイ≪入場を許可します。アレン・ウォーカーくん≫
コムイの声と同時に、門が開いた。
千代「ほら、大丈夫みたい。よかったね、アレン」
ふんわりと彼の方を振り向きながら笑うと、何故か顔を真っ赤にしながら「は、はい」とあいまいな返事をされた。
そんな彼を見た神田はさらに顔を顰めながら、再び六幻を彼に向って構えなおす。
コムイ≪まってまって、神田くん!!≫
神田「コムイ・・・・・・。どういうことだ?」
コムイ≪ごめんね~!!早とちり!!
千代ちゃんの言うとおり、その子はクロス元帥の弟子だったぁ。ほら、謝ってリーバー班長≫
リーバー≪オレのせいみたいな言い方ぁ~~!!≫
千代「そこは自分が謝りましょうよ、コムイさん」
苦笑しながらそう言うと≪とにもかくにも、≫と真面目な雰囲気で話し出す。
コムイ≪ティムキャンピーがついているのが何よりの証拠だよ。彼は、僕らの仲間だ≫
それを聞いても、両手を挙げ固まったままのアレンと、六幻を突き付けたままの神田の両者がまだ居続けていたので、大犬を呼び出そうかと口を開いたとき、
“ぱこっ”
突如、その場にそぐわない軽めの音が響いた。
リナリーが神田の頭を持っていたボードで殴ったとはいえ、音からは何も感じられないが、意外と力は込められている気がした。
リナリー「も~。やめなさいって言ってるでしょ!!早く入らないと門閉めちゃうわよ?
・・・・・・・・・神田、いつまでそのままでいるつもり?」
もちろん、そこには黒い笑顔のリナリーがいるわけで、それに気づいた神田は若干慌てて門へと入っていった。
千代「さて、と。私達も入ろ」
怖い顔で中を指さす彼女に、私たち三人は、怯えながら建物の中へと入っていた。