第七章 主人公との邂逅
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そんなことがあって、約1年くらい後のこと。
いまだ、心の声が聞こえてくるけれど、コムイさんに頼んで、心の声をシャットアウトしてくれる(正確には、その力を抑え込む)イヤリングを作ってもらい、今ではそんなに聞こえなくなった。
とはいうものの、やっぱり心の中では教団のみんなと線引きされているようで、ブックマンや神田に頼んで、精神面の稽古をつけてもらっている。
そんなとある日、リナリーのお手伝いで、私は科学班のみんなにコーヒーを配っていた。
よくア●メや漫●でおなじみでもあるけれど、いつも通り、科学班の面々には目の下にくっきりとしたクマ。
いつも通り、いつまでも。いつになっても終わらない仕事を日々続けている。
千代「いつも思うけど、ホント大変よね、みんな」
とかなんとか、リナリーと話をしていたら、一人の団員が、声をあげた。
団員1「リーバー班長ぉ。なんか、外の崖上ってくる子がいるんスけど~?」
リーバー「んぁ?なんだ?」
そう言って、わらわらとモニターの前に集まる科学班とリナリー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(汗
やっときたか、白髪主人公。
あの切り立った崖を素手で登ってきたのは、なんとまだ青年とは言えないあどけなさが残る少年だった。
千代「・・・・・・」
科学班メンバー「・・・・・・・・・なに、この子~?」
科学班メンバー「アクマか?」
科学班メンバー「いや、アクマだったらわざわざ崖上ってこなくね?」
科学班メンバー「つか、ホントに少年か?白髪だぞ!?」
とまぁ。やいのやいのと大騒ぎ。
好き勝手なことを話す団員たちに「なんだい、この子は~!?」とピコピコとスリッパを鳴らし、コーヒー片手にコムイが現れた。
コムイ「ダメだよ、部外者入れちゃあ~~。なんで落とさなかったの!?」
・・・・・・・・・おぉ、プンスカおこっとる。
団員1「あ、コムイ室長。それがビミョーに部外者っぽくねーんスよね」
千代「・・・・・・ティムキャンピーだ」
そう、ぼそりと私が言うと、リナリーが「ホントだわ」と言った。
リナリー「この子、クロス元帥のゴーレム連れてるみたい」
リナリーが指差したモニター越しの少年のそばには、確かにティムキャンピーがふよふよと飛んでいる。
・・・・・・・・・あああああ、愛らしい!!
↑久しぶりすぎて、大コーフン。
あの子(ティムキャンピー)、伸縮しないかなっ!?ボンッて大っきく!!
出来たら乗りたい、もふもふしたい!!!
※できません。
その時、白髪の少年が外の監視ゴーレムに気づいたらしく、≪すみませ~ん≫と声をかけてきた。
アレン≪クロス・マリアン神父の紹介で来たアレン・ウォーカーです。教団の幹部の方に謁見したいのですが~≫
「「元帥の知り合いだ!!あの人生きてたのか!?」」とざわめきだす科学班。
勝手に殺さないでくれ、悪運の強いあの人なら、絶対生きてるってば。
そんなことを思っていると、リーバーが怪訝な顔で「・・・・・・・・・“紹介”って言ってますけど、室長、何か聞いてます?」とコムイに尋ねていた。
コムイ「知らない」
コムイさんはしれっと言い放つと、ずずーっとコーヒーを啜りだす。
千代(・・・・・・・・・知ってる筈なんだけど、あんまり関わりたくないもんね、あの借金まみれの人・・・・・・わかるよ。アレンは関係ないけど)
そんな彼に、ポリポリと頭を掻き困り顔でリーバーは少年に話しかけた。
リーバー「あ~、とりあえず、後ろの門番の身体検査受けて」
アレン≪え?・・・・・・どうも≫
彼が後ろを振り向くと、そこには大きな門が聳え立っていた。
もちろん、その門には大きな顔が模してある。
突如、その顔が動き出し、ぐおっと少年の顔面に迫ってきた。
彼(?)のおかげで正門からアクマの侵入を妨げる、教団きっての防波堤なのだ。
アレン≪ひっ≫
とはいえ、初めて見る人にとっては、ものすっごく怖い。
いまだ、心の声が聞こえてくるけれど、コムイさんに頼んで、心の声をシャットアウトしてくれる(正確には、その力を抑え込む)イヤリングを作ってもらい、今ではそんなに聞こえなくなった。
とはいうものの、やっぱり心の中では教団のみんなと線引きされているようで、ブックマンや神田に頼んで、精神面の稽古をつけてもらっている。
そんなとある日、リナリーのお手伝いで、私は科学班のみんなにコーヒーを配っていた。
よくア●メや漫●でおなじみでもあるけれど、いつも通り、科学班の面々には目の下にくっきりとしたクマ。
いつも通り、いつまでも。いつになっても終わらない仕事を日々続けている。
千代「いつも思うけど、ホント大変よね、みんな」
とかなんとか、リナリーと話をしていたら、一人の団員が、声をあげた。
団員1「リーバー班長ぉ。なんか、外の崖上ってくる子がいるんスけど~?」
リーバー「んぁ?なんだ?」
そう言って、わらわらとモニターの前に集まる科学班とリナリー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(汗
やっときたか、白髪主人公。
あの切り立った崖を素手で登ってきたのは、なんとまだ青年とは言えないあどけなさが残る少年だった。
千代「・・・・・・」
科学班メンバー「・・・・・・・・・なに、この子~?」
科学班メンバー「アクマか?」
科学班メンバー「いや、アクマだったらわざわざ崖上ってこなくね?」
科学班メンバー「つか、ホントに少年か?白髪だぞ!?」
とまぁ。やいのやいのと大騒ぎ。
好き勝手なことを話す団員たちに「なんだい、この子は~!?」とピコピコとスリッパを鳴らし、コーヒー片手にコムイが現れた。
コムイ「ダメだよ、部外者入れちゃあ~~。なんで落とさなかったの!?」
・・・・・・・・・おぉ、プンスカおこっとる。
団員1「あ、コムイ室長。それがビミョーに部外者っぽくねーんスよね」
千代「・・・・・・ティムキャンピーだ」
そう、ぼそりと私が言うと、リナリーが「ホントだわ」と言った。
リナリー「この子、クロス元帥のゴーレム連れてるみたい」
リナリーが指差したモニター越しの少年のそばには、確かにティムキャンピーがふよふよと飛んでいる。
・・・・・・・・・あああああ、愛らしい!!
↑久しぶりすぎて、大コーフン。
あの子(ティムキャンピー)、伸縮しないかなっ!?ボンッて大っきく!!
出来たら乗りたい、もふもふしたい!!!
※できません。
その時、白髪の少年が外の監視ゴーレムに気づいたらしく、≪すみませ~ん≫と声をかけてきた。
アレン≪クロス・マリアン神父の紹介で来たアレン・ウォーカーです。教団の幹部の方に謁見したいのですが~≫
「「元帥の知り合いだ!!あの人生きてたのか!?」」とざわめきだす科学班。
勝手に殺さないでくれ、悪運の強いあの人なら、絶対生きてるってば。
そんなことを思っていると、リーバーが怪訝な顔で「・・・・・・・・・“紹介”って言ってますけど、室長、何か聞いてます?」とコムイに尋ねていた。
コムイ「知らない」
コムイさんはしれっと言い放つと、ずずーっとコーヒーを啜りだす。
千代(・・・・・・・・・知ってる筈なんだけど、あんまり関わりたくないもんね、あの借金まみれの人・・・・・・わかるよ。アレンは関係ないけど)
そんな彼に、ポリポリと頭を掻き困り顔でリーバーは少年に話しかけた。
リーバー「あ~、とりあえず、後ろの門番の身体検査受けて」
アレン≪え?・・・・・・どうも≫
彼が後ろを振り向くと、そこには大きな門が聳え立っていた。
もちろん、その門には大きな顔が模してある。
突如、その顔が動き出し、ぐおっと少年の顔面に迫ってきた。
彼(?)のおかげで正門からアクマの侵入を妨げる、教団きっての防波堤なのだ。
アレン≪ひっ≫
とはいえ、初めて見る人にとっては、ものすっごく怖い。