第五章 目覚める力
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アクマ「アハハハハハッ、良いムードになってきてるとこ悪いけど、アタシがいることを忘れられちゃ困るわァん?」
・・・・・・残念ながら、すっかり忘れ去られていたレベル2が登場し、ラビも私も溜め息付いていた。
ラビ「・・・あいつの事、すっかり忘れてたさ・・・」
千代「いいよ、ラビ。私が行く」
ラビ「っ、待てって」
面倒臭そうに睨みつけている彼に苦笑しながら、私が前へと歩みを進める。
それに気づいたラビが私の腕を掴む。
けれど、ちょうど掴んだ場所が怪我をしていたところだったが為に、少しばかり痛みで顔を歪めてしまった。
それを見た彼は、気まずそうに手の力を緩めながら私を見つめてくるから、小さく笑いかける。
千代「・・・ごめんね、ラビ。私にいい考えがあるの――――」
ラビ「えっ・・・」
千代「水精の水牢 」
ラビが驚いている隙に水牢へと閉じ込め、竪琴をポロロン、と奏でながら、私は背を向ける。
千代「ラビ 、そこでちゃんと私を……私のイノセンスを記録 しといてね」
ラビ「っ、なに、言って―――――っ!?」
千代「・・・・・・水精 よ、彼の者を守れ。
水精の魔法障壁 」
竪琴を奏でると、その音に反応して姿を現した水精がクスクスと笑いながら水牢に閉じ込められたラビの周囲を囲い、手を広げると透明な結界が張られていく。
それを見ていたアクマは「あらあら、仲間割れ?」と声とは裏腹に笑っていた。
千代「……さてね。あなたには関係ないことよ」
もちろん、ラビの言葉は二重結界となったから何を叫んでいても聞こえないので、私は強く睨んでアクマのところへ歩き出す。
それと同時に、キキが私の肩から降り、地面へと潜っていった。
・・・・・・残念ながら、すっかり忘れ去られていたレベル2が登場し、ラビも私も溜め息付いていた。
ラビ「・・・あいつの事、すっかり忘れてたさ・・・」
千代「いいよ、ラビ。私が行く」
ラビ「っ、待てって」
面倒臭そうに睨みつけている彼に苦笑しながら、私が前へと歩みを進める。
それに気づいたラビが私の腕を掴む。
けれど、ちょうど掴んだ場所が怪我をしていたところだったが為に、少しばかり痛みで顔を歪めてしまった。
それを見た彼は、気まずそうに手の力を緩めながら私を見つめてくるから、小さく笑いかける。
千代「・・・ごめんね、ラビ。私にいい考えがあるの――――」
ラビ「えっ・・・」
千代「
ラビが驚いている隙に水牢へと閉じ込め、竪琴をポロロン、と奏でながら、私は背を向ける。
千代「
ラビ「っ、なに、言って―――――っ!?」
千代「・・・・・・
竪琴を奏でると、その音に反応して姿を現した水精がクスクスと笑いながら水牢に閉じ込められたラビの周囲を囲い、手を広げると透明な結界が張られていく。
それを見ていたアクマは「あらあら、仲間割れ?」と声とは裏腹に笑っていた。
千代「……さてね。あなたには関係ないことよ」
もちろん、ラビの言葉は二重結界となったから何を叫んでいても聞こえないので、私は強く睨んでアクマのところへ歩き出す。
それと同時に、キキが私の肩から降り、地面へと潜っていった。