第五章 目覚める力
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思いっきりバカにされたのに酷く傷ついていると、もう結界は消えてしまっていたらしい。
バンバンと打ち出してきたアクマを躱 しつつ、身を潜めようにも、撃たれたところからウイルスが蔓延 して消滅していく。
《・・・・・・、ま。だいぶ昔のことだからな、覚えていないのも無理はない・・・か・・・》
千代「えっ!?なんかいった!?」
《だまれっ、気ィ抜かしていると、死ぬぞ!》
千代「んなこと、言われたって・・・っ!!」
ただ聞いただけなのに、何で怒られなきゃいけないのよ。理不尽すぎない!?
てか、いつまで逃げればいいのよ。そろそろしんどいんだけど・・・っ。
《まあいい・・・・・・小娘。オレ様の言うとおりに言ってみろ》
千代「・・・は!?って、きゃ・・・っ!!!」
足を滑らし、転んだその隙を逃すまいと撃ち出す奴らに、為す術もなくぎゅっと目を瞑ると、リリ・・・ンと澄んだ鈴の音が聞こえた気がした。
・・・・・・いや。聞き間違いなんかじゃない、本当に聞こえた。
その証拠に、撃ち込んだはずの銃弾がまるで映画みたいに、スローモーションでゆっくりゆっくりと近づいているのだから。
私がその場から立ち上がって退けば、銃弾は先ほどいた場所に突如、墜落する。
それが一回だけに留まらず、二回、三回と同じ現象が起こりだした。
千代「・・・・・・これって」
服の中から淡い蛍色の光が漏れだしたのに気付いた私は、その光の正体を探ろうと手を伸ばす。
取り出したのはイノセンスとなっていた形見であるペンダント。
私の身の危険を察知したらしいそれは、全ての攻撃を急激に鈍くさせていったのだろう。
実際・・・・・・これが光っているうちは、奴らの攻撃一切がほとんど無効化されているのだから、これは驚くしかない。
バンバンと打ち出してきたアクマを
《・・・・・・、ま。だいぶ昔のことだからな、覚えていないのも無理はない・・・か・・・》
千代「えっ!?なんかいった!?」
《だまれっ、気ィ抜かしていると、死ぬぞ!》
千代「んなこと、言われたって・・・っ!!」
ただ聞いただけなのに、何で怒られなきゃいけないのよ。理不尽すぎない!?
てか、いつまで逃げればいいのよ。そろそろしんどいんだけど・・・っ。
《まあいい・・・・・・小娘。オレ様の言うとおりに言ってみろ》
千代「・・・は!?って、きゃ・・・っ!!!」
足を滑らし、転んだその隙を逃すまいと撃ち出す奴らに、為す術もなくぎゅっと目を瞑ると、リリ・・・ンと澄んだ鈴の音が聞こえた気がした。
・・・・・・いや。聞き間違いなんかじゃない、本当に聞こえた。
その証拠に、撃ち込んだはずの銃弾がまるで映画みたいに、スローモーションでゆっくりゆっくりと近づいているのだから。
私がその場から立ち上がって退けば、銃弾は先ほどいた場所に突如、墜落する。
それが一回だけに留まらず、二回、三回と同じ現象が起こりだした。
千代「・・・・・・これって」
服の中から淡い蛍色の光が漏れだしたのに気付いた私は、その光の正体を探ろうと手を伸ばす。
取り出したのはイノセンスとなっていた形見であるペンダント。
私の身の危険を察知したらしいそれは、全ての攻撃を急激に鈍くさせていったのだろう。
実際・・・・・・これが光っているうちは、奴らの攻撃一切がほとんど無効化されているのだから、これは驚くしかない。