え、何何？装備型でもあり、寄生型でもあるっての･･････？

どんだけ欲張りなんだ･･････。





千代(というか、どうしてそうなったのかが驚きなんだけど･･････)



コムイ「ヘブ君、その強い力がどこから感じるか･･････分かるかい？」



ヘブラスカ「･･････」





コムイさんに頼まれたヘブラスカが、意識を高めながら、その場所を探ってる。

んー･･･、本当に思い当たらないんだけどなぁ。





ヘブラスカ「っ！？、こ、これは･･･っ」




そんなことを考えていると、何かを見つけたらしいヘブラスカが驚いた表情？をしていた。

というか、仮面っぽいのつけてるから、表情らしい表情が読めないんだよね～。

それは彼女が持つイノセンスのせいなのか、何年も生き続けているせいなのかは、分からないけど。





リナリー「何か分かったのね、ヘブラスカ」





リナリーがそう言っているのと同時に、ヘブラスカの手が伸びてきて、制服の胸辺りへ探りに入れてくる。





千代「へ！？、ちょ、ヘブラスカっ！？」



ヘブラスカ「少しの･･･我慢･･･だ」



千代「や･･････いッたぁ！？いやだ、痛いって！！

い”、あああああっ！！」




全身に電撃が走るような痛みに悶え狂う。


え、何これ。

ヘブラスカが私の身体に触れたとたん、ビリビリっっって！！！！

冗談じゃないよ、こんなに痛いとか聞いてないし！！





千代「い･･･っつ、まで･･･っ」





こうも続くと、痛みで頭がどうかなりそうだ。

暫くして、キーッキーッと動物の鳴き声が聞こえてきた。





リナリー「その子が、もしかして･･････」





ヘブラスカが取り出したのは、私と出会ったばかりのキツネリス君と、蛍色をした小さな石のペンダントだった。