そんなこんなで、室長室に強制連行され、逃げられないよう･･････頑丈に椅子に縛られた。



しかも、目の前にはあの、禍々（まがまが）しい色の薬が･･････。





千代「うわー、ガチで飲みたくないかも･･････」





ていうかこれもう、アレだよね？






Ｔｈｉｓ ｉｓ拷・問（(ご・う・も・ん)）







そう、拷問だよ！？卑劣（ひれつ）な拷問にしか見えないってばさ！！





神田「おら、さっさと飲みやがれ」



千代「嫌だって！！お前はヤ○ザか！！

つか何でだってばさ。こんなの禍々しすぎでしょ！？」





「飲める訳ないじゃん」と抗議しようとした時、神田には六幻（ムゲン）を目の前に突き出された。


カチャ･･･････






神「うるせえ、さっさと飲みやがれ」



千代「問答無用ッ！？

意見する権利すら、最早無い感じですか！！」





リナリーのドス黒い笑み(ラビは隅っこでお腹を抱えて笑ってた)、コムイさんはにこにこと笑っている。





千代(うぅっ、みんな･･･ひどい)←怯





あとでラビと神田は･･････シメてやるっっ！！(怒)





神田・リナリー・コムイ「「「飲めるだろ？/でしょ？/よね？」」」



千代「･･････ぁい、飲みます(泣」






なんなの。憧れのＤグレってこんな感じだったけ･･････？

助けてよぉ、みんなぁ(←泣)



でも、言っちゃったからには、飲まなきゃいけないんだよね･･････これ。





千代「･･････うぇっ、匂いがぁ～(泣)･･････こうなったらヤケだってばさぁ」





半分泣きながら、意を決して小瓶に手を伸ばし、そして･･････目をぎゅっと瞑りながら、一気に飲み干した。



















もちろん、盛大に吐き出したけどね☆


いやぁ、あとちょっとであの世に逝ってたわ。(真顔)





千代「･･････はぁ･･･」



コムイ「･･････で、どうだい？」





その様子を固唾（かたず）を飲みながら見守るコムイさんに尋ねられ、やっと喉へ通り抜けた後味に耐えつつも、彼らをじっとりと睨み付ける。

どうだいって言われても･･････これは予想以上に――――