〈第２開放〉




【破魔の弓】（ デモーネ＝バン・アルクス）

これは「猛獣ト霊獣ノ契約指輪（ビースト・リング）」と同時に開放する。
自身の内なる力を弓と矢に注ぎ込み、そのまま射ることが可能だが、体力を大幅に消耗する。







【破魔の弓矢】（ アルム＝ブルスト）

四精霊の竪琴のみで発動することが出来る。
破魔の弓に変換させ、「猛獣ト霊獣ノ契約指輪」ではなく、火･水･風･土の四属性それぞれを矢に変える。









○竜の守り石(別名:魔封の鍵)


装備型のペンダントなのだが、寄生型にもなるという特例のイノセンス。キキという子狐とセット。
本来、亡くなった祖母から譲り受けた翡翠色の石が埋め込まれており、御守りとして持っていたものだった。

ある〈化け物〉を封じ込めているため、自身の血を代償にイノセンスを扱うので、多少…貧血気味になる。





〈第１開放〉




【竜の水牢(または、水精の水牢)】（ ナイアス・カルセル）

対象者を水のような結界で覆い、外部からの攻撃を無効化する。
また、水の中で水牢を使うと、外部からも内部からの攻撃を完全に無効化することが可能。

レベル１のアクマなら大抵は防げるが、そんなに力なく、レベル２、３からの攻撃には耐えられない。






【祈りの詩】（ ゲベート・ゲティヒト）


アクマに囚われてしまった魂の鎖を、傷付けずに解放させることが出来る。ただしそれは、レベル１～２までのアクマだけ、効果的。






【鎖の磔刑台】（ クロイ＝ツィグング・ケッテ）


両手を胸の前で組みながら、祈るように唱えると、キキが地面に隠れたところから金色の鎖が姿を現す。
まるで、十字架に縛られたかつての大罪人のように両手両足を縛り上げ、身動きを取れ無くさせる。

アクマが暴れれば暴れるほど、その鎖は量も勿論、大きさも増していく。







『回復系呪文』




【痛み止め】（ ハイレン・シュルツァム）

淡い蛍色の光が対象者を包み込み、傷を跡形もなく癒すことが可能。

※ただし、自分が負った傷を治すことはできない。




【天の川の軌跡】（ ヴンダー・ミルヒ＝シュトラーセ）


対象の状態異常を治す。

また、アクマのウイルスを一時的に抑えることが出来るが、完全に癒すことが出来ないため、もって３分間。それ以上は効力が切れてしまう。




【打ち消しのまじない】（ ゲーゲン・ツァオバー）

術者によってかけられた束縛術などを打ち消すことが出来る。
呪文だけに限らず、ノアやアクマ達の攻撃を相殺することも可能。





【輝き星の恩恵】（ グナーテ・エクラ＝エトワール）


術者、対象者関係なくすべての傷を完全に治すことが出来る。
ただし、加減が難しく、多少のかすり傷でも一瞬で全身を癒してしまうこともある。




【白魔女の解呪呪文】（ ヴァイスヘクセ・ジェア＝シュトロイエン）

打ち消しの呪文と効力は似ているが、威力は絶大で、多重にかけられた呪いをすべて破壊することができる。

かつて、瀕死だった祖母より受け継いだ言葉（もの）で、当時も今も、どういう目的で何を思って授けたのかは謎のままである。