第八章 巻き戻しの街
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アレン「はい」
アレンのはっきりとした答えに、ミランダは後ろを振り向くと、彼女と同じ目線になるようにアレンがしゃがみ込んでいた。
アレン「助けます。
でも、そのためには、ミランダさんの助けがいるんです。
あなたは街の奇怪と何かで関係してる………。
僕達に、手を貸してください。明日に戻りましょう」
………コチ……………コチ………
………コチ……………コチ………
………コチ……………コチ……………コチ………
コチン!
時計の音が鳴り響いたとき、ミランダが無言のまま、すくっと立ち上がった。
アレン「ミ、ミランダさん?」
……………かと思いきや、彼女は真っ直ぐベットへ向かって寝てしまった。
アレン「寝るんですか!?」
アレンが辛辣な表情でツッコんでいる中、リナリーは唖然とした顔で彼女の様子が変なことに気づく。
千代「!?、2人とも!!」
3人して、ミランダの部屋を見渡すと、ゴ───ン、と重々しく鳴り出す柱時計が光を放ちながら、宙に浮いていた。
アレン「な、何だコレ!?」
リナリー「………まさか………あの時計………?」
その周りには円、三角、星模様など………様々な形の時計盤が浮かび上がっていた。
勿論、彼女の部屋だけじゃなく、この………閉じ込められた街中に拡まっていくのと同時に、柱時計の針がギュルルルと音を出して回り出す。
アレン(!?針が逆に戻りだした!)
千代「まずい………。2人とも、どこかに掴まって!!!」
リナリー「きゃっ」
アレン「つかまって、リナリー」
私が言うが早いか、柱時計が時計盤をズズズッと吸い始め、窓の外から大量に入り込んだ波に私達は必死に窓際に掴まる。
その間に見えた時計盤には、今日起こった事が映っていた。
アレン「!、もしかして、今日の時間を吸っているのか………」
ズズズッと吸い終えた柱時計が、コチ!と小さく鳴り出すと、空が一気に明るくなった。
パァアッ
全員「「「!!!
朝ぁ~~~!!?」」」
外から差し込む太陽の光に、チュン、チュンとさえずる鳥の声が聞こえ、とんでもない出来事に唖然する私達。
そんな私達の後ろでむくりと起き上がったミランダはぱちりと目を覚ました。
ミランダ「あら………?私、いつの間にベットに……………」
全員「!??」
ロード「スゲー、今のぉ」
朝日を浴びながら、ロードは煙突の上に座り込んで、その現象の始終を見届けていた。
アクマ「ロード様、エクソシストを放っておいてよいのですか………?」
ロード「いいんじゃん?」
ガタガタと身体を振るわせているアクマに、彼女はギチギチと血が出るくらいにひっかきながら、愉しそうに遊んでいた。
ロード「あいつらが、イノセンスを手に入れるまではねぇ」
アレンのはっきりとした答えに、ミランダは後ろを振り向くと、彼女と同じ目線になるようにアレンがしゃがみ込んでいた。
アレン「助けます。
でも、そのためには、ミランダさんの助けがいるんです。
あなたは街の奇怪と何かで関係してる………。
僕達に、手を貸してください。明日に戻りましょう」
………コチ……………コチ………
………コチ……………コチ………
………コチ……………コチ……………コチ………
コチン!
時計の音が鳴り響いたとき、ミランダが無言のまま、すくっと立ち上がった。
アレン「ミ、ミランダさん?」
……………かと思いきや、彼女は真っ直ぐベットへ向かって寝てしまった。
アレン「寝るんですか!?」
アレンが辛辣な表情でツッコんでいる中、リナリーは唖然とした顔で彼女の様子が変なことに気づく。
千代「!?、2人とも!!」
3人して、ミランダの部屋を見渡すと、ゴ───ン、と重々しく鳴り出す柱時計が光を放ちながら、宙に浮いていた。
アレン「な、何だコレ!?」
リナリー「………まさか………あの時計………?」
その周りには円、三角、星模様など………様々な形の時計盤が浮かび上がっていた。
勿論、彼女の部屋だけじゃなく、この………閉じ込められた街中に拡まっていくのと同時に、柱時計の針がギュルルルと音を出して回り出す。
アレン(!?針が逆に戻りだした!)
千代「まずい………。2人とも、どこかに掴まって!!!」
リナリー「きゃっ」
アレン「つかまって、リナリー」
私が言うが早いか、柱時計が時計盤をズズズッと吸い始め、窓の外から大量に入り込んだ波に私達は必死に窓際に掴まる。
その間に見えた時計盤には、今日起こった事が映っていた。
アレン「!、もしかして、今日の時間を吸っているのか………」
ズズズッと吸い終えた柱時計が、コチ!と小さく鳴り出すと、空が一気に明るくなった。
パァアッ
全員「「「!!!
朝ぁ~~~!!?」」」
外から差し込む太陽の光に、チュン、チュンとさえずる鳥の声が聞こえ、とんでもない出来事に唖然する私達。
そんな私達の後ろでむくりと起き上がったミランダはぱちりと目を覚ました。
ミランダ「あら………?私、いつの間にベットに……………」
全員「!??」
ロード「スゲー、今のぉ」
朝日を浴びながら、ロードは煙突の上に座り込んで、その現象の始終を見届けていた。
アクマ「ロード様、エクソシストを放っておいてよいのですか………?」
ロード「いいんじゃん?」
ガタガタと身体を振るわせているアクマに、彼女はギチギチと血が出るくらいにひっかきながら、愉しそうに遊んでいた。
ロード「あいつらが、イノセンスを手に入れるまではねぇ」