【リクエスト】ケロロ軍曹✕ONE PIECE (フォレストページ 楓様へ) 完結

船頭に行くとケロロとギロロが仲良く寝転がっていた

『ケロロと兄さん、気分は?』

「あ、ミルルちゃん…」

「何とか戻ったところだ…」

『そ
クルル曹長から聞いてるとは思うけど…
ドロロ、ドロ沼から脱出したよ』

「そうか…よかった」

「さすがミルルちゃん〜」

『ドロ沼の原因はタイガーホース虎馬だった
この世界では逃がすことしか出来なかったら、再びドロ沼化したら私でも無理だから、トラウマスイッチ押さないように気を付けてね
特にケロロ』

「わ、わかったであります…」

『んじゃ、私はクルルのところに行ってくるから
体調が戻ったなら、さっさと持ち場に戻りなよ?』

「了解であります…」

「ああ」

『じゃ』

私は軽く二人に手を降って船内に入った







クルルの部屋


『クルル曹長、いる?』

「もちろんいるぜぇ」

『ドロロ、復活したよ』

「そりゃあよかったなぁ
にしてもお前がドロロのためにキスするなんてなぁ」

『手っ取り早く済ませようと思ったらそうなっただけだよ』

「だとしてもだ…
キルミランのお前だったら絶対にしない行動だぜぇ?」

『…そうだね…』

「これはケロロ小隊のミルルとして染まってきてる証拠だぜ?」

『マジか……
でもまぁ…実際、楽しいって思っている自分もいるからなぁ…
キルルが作った皇帝がバグったのも今ならわかる気がするよ…』

「だとしたらお前、これからどうするんだ?」

『…ここにいたいって気持ちもあるけど…
私の本当の場所はキルミランとして存在するあっちの世界だからね…
時期が来たら潔くこの肉体はこの世界のミルルに返すよ』

「そうか」

『あ、そうだ
私がいなくなってこの世界の私が帰ってきた時は、ドロロから今日の記憶を消しといて
この世界のミルルは知らないことで多分やらないことだから』

「了解」

『んじゃこの話はこれで終わりってことで…
クルル曹長』

「ん〜?」

『このペコポン地球人化の期限って被弾して10日間だったよね?』

「ああ、そうだなぁ」

『今って何日目?』

「ん〜
9日ってところだなぁ
ワンピースの世界の時間とペコポンの世界の時間にはかなりの時差があるからよぉ」

『9日…!?
もうそんなに経ってんの!!?』

「ああ
あっという間になぁ」

『ってかよく時差がわかったね』

「それはこの話あるあるのご都合パターンだぜぇ?」

『うわぁメタ発言〜』

「さらに宝箱を見つけるレーダーもあるぜぇ」

『すごいな』

クルルの手には液晶パネルがついた腕時計

『ツッコんたら負けな気がするけど…
腕時計型なんだね』

「ああ、よくわかってんじゃねぇか〜
こいつは偶然オレの武器庫の中に入っててよぉ
中身をチョチョイといじってみれば、レーダーだったわけよぉ」

『これもご都合パターンってやつね』

「そゆこと
宝箱の場所はここからそう遠くはない
今日中には宝箱がある場所に着くぜぇ」

『よっしゃ!
んじゃそれをケロロ達に伝えてくるわ
操舵、お願いしてもいい?』

「めんどくせぇ…といいたいところだが…いいぜぇ
隊長らに任せたらとんでもないことになりかねないからなぁ」

『サンキュー、クルル曹長
んじゃお願いね』

「ああ…任せとけ」

私は走ってケロロ、ギロロ、ドロロ、タママのところに行き、甲板に集まるように声をかけた








甲板

「ミルル、話とはなんだ?」

『クルルと話しててわかったことを伝えます』

「ん?なになに?」

『この姿でいられるのはあと1日ということと、宝箱がある島がわかり、今その島に向かっています
操舵はクルル曹長にまかせてるので、邪魔をしないように』

「この姿、あと1日なんですねぇ
了解ですぅ」

「もうタイムリミットが近づいているのか」

「宝箱、見つかったのでござるか!」

『クルルの発明でね』

「宝箱かぁ
どんなのが入ってるんだろぉなぁ…」

「残念ながらガンプラは入ってねぇぜぇ
隊長さんよぉ
ク〜クックック…」

「なんですと!!?」

『クルル曹長、操舵は?』

「暇だからオートモードにしてるぜぇ」

『そんなこと出来たんだ』

「まぁな
んで宝箱の中身のことだがよぉ
これの本当の最初の体験者はヒナタナツミなんだからよぉ
だから宝箱の中身の設定も、ヒナタナツミの今欲しいもののままだぜぇ」

「そんなぁ…」

『ってことだから中身には期待せず、さっさと宝箱を見つけてこの世界から脱出します』

「宝箱を開けるのは隊長、あんただぜぇ」

「え!?
我輩!?」

「隊長のケロンスターが宝箱のマスターキーの設定になってるからよぉ」

「我輩のケロンスターが!?
う〜…わかったであります…」

「よろしく頼むぜぇ
さあ、ゴールの島が見えてきたぜぇ」



クルルの操舵(オート)で船は島の中心に少し傾いた塔が建つ島についた

「さあ、到着だ」

「そ、それじゃあみんなで上陸するであります」

「「「「『了解』」」」」

船を小さな港につけたと同時に全員で船をおり、クルルはレーザー銃(小)の光を船に当てて船を小さくして武器庫にしまった
















森の中

「ところでクルル曹長…?
宝箱の場所はどこでありますか?」

「ん〜
レーダーをみるには、この島の中心にある感じだぜぇ」

「なるほど」

「敵の気配はないな」

「そうでござるな
いるとしても敵意のない動物くらい…」

『ならサクッと宝箱まで行けるね』

「ドロロ先輩、ミルル先輩、それフラグのような気が…」

「『え?』」

「先頭が軍曹さんですよ…?」

『げ…』

しまった…

ケロロの何かを引き寄せる体質を忘れてた

ドロロもしまったという顔をしている

出来るなら避けやすいギャグかケロロを回収しやすいトラブルを願いたい

しかし、今回はそんなことは言ってられない

ということで全力でフラグ回収になりかねないものは全て排除していく

「ミルル殿…」

『わかってる…
私は空から出来るだけトラブルになりかねないものは弾いてくる
兄さんはヒナタナツミ関係になるとポンコツになるから地上はドロロ、お願いしてもいい?』

「御意」

『タママn「僕は後ろからで」…』

「頼むでござるよ」

「わかったですぅ」

『それじゃあ…開始!』

私の合図で各自持ち場についた











私はすぐに鳥類が聴き取れる音で天敵出現の警戒の鳴き声をだしてケロロ達から半径500m圏内に入れないようにした

『空はこれでしばらくは大丈夫…
次は…』

私は空から島全体を見回しながら階級章の通信をONにする

МR2エムアールツー(ミルル)からダート1ワン(ドロロ)へ
ケロロから11時の方向に動物の群れ
距離50m』

 「ダート1、了解」

ドロロが素早く動き、動物の群れはケロロの進行方向から外れた

『MR2からワカバ1ワン(タママ)へ
後方から海賊来襲
対応頼む』

 「ワカバ1ワン了解ラジャー
 敵の姿、こちらでも視認したですぅ
 対処します」

え?今になってコードネームがでてきたって?

それは我々がフラグ回収をしないように本気をだしているからだよ

クルルも私達の本気に気づいたようでさりげなくフラグ回収になりかねないものを弾いている


 「ピー音なんか気にしてたまるか!!
 喰らえ!!多弾・嫉妬玉!」

タママは両手を前に出し、某バトル漫画の元敵キャラが使っていた技の如く嫉妬玉を連発して海賊にあてる

 「オラオラオラァ!!」

 「ギャアァァァ……!!」

断末魔が無線から聞こえてくる

タママのやつどんだけ近づいて撃ってるんだよ…




 「ふぅ…
 スッキリしたですぅ♪
 ワカバ1、海賊撃退完了ですぅ♪」
 
 「ダート1、こちらも誘導完了
 動物達には新しい餌場を用意した」

『MR2、上空から確認完了した
2人ともお疲れ様』

 「ナルト1ワン(クルル)からワカバ1、ダート1、MR2へ
まもなく宝箱のある地点に到着する
速やかに合流せよ」

『「「了解!!」」』

クルルの無線を聞いてすぐ私はタママとドロロを回収し、クルルのところに向かう






島の中心部・少し傾いた塔前

「さあ、着いたぜぇ」

「うわぁ…これはすごい塔でありますなぁ…
ん?なんかこの塔見たことがあるような…?」

「ん?」

「こりゃぁ驚いた
これ、西澤家が所有するタワーと同じじゃね?」

「な、なんですとぉ!!?
タ、タママ二等、確認を!」

「ん〜…あ、本当だ!
これ、モモっちの建ててるタワーですぅ!
ここにボクの拳の跡もあるですぅ」

地面との境目にある塔の壁に小さなケロン人の嫉妬が込められた拳の跡が刻まれている

『マジか…
って…西澤家ってあの大金持ちの…?』

「ああ…そうだ」

『マジか…
ならこの世界、完全にバグってんじゃねぇかよ!!』

「ってことは今までのバグの原因がこの西澤家のタワーだ
早く破壊するしかねぇ」

『そうだね
他文明の物をおいていたらさらに周りがバグるからね
宝箱を開けると同時にすぐに壊そう』

「ああ
隊長さんよ宝箱はあの塔の頂上だぜぇ
蓋を開けずに持ってきてくれよぉ」

「わかったであります!」


ケロロは背中に飛行ユニットを付けて塔の頂上へ向かい、私は1秒遅れて塔に向かう



「これでありますね」

ケロロは塔のアンテナ部分にあるクルル印の付いた宝箱を手に取る

「クルルは蓋を開けずに…と言っておりましたが…
駄目と言われたらやりたくなるんでありますよね…」

『駄目だよ、ケロロ』

「!!
ミ、ミルルちゃん…!?」

『あんたのことだから、やると思って…ついてきて正解だった
さっさと宝箱をクルルのところまで持っていくよ
この世界のバグも同時に消さないといけないんだから』

「えー…でもぉ…」

『でもじゃない
まあ、あんたがガンプラもない、ヒナタフユキもいないこの世界にいたいなら私は止めないけど…』

「そ、それは嫌であります!!」

『ならさっさと持っていくよ』

「はいであります」

ケロロは素直に宝箱を持って塔を降りた

それだけガンプラとヒナタフユキはケロロにとって大事な存在なんだろうな…











「お待たせであります!」

「遅かったなぁ」

『ケロロが蓋開けようとしてたからね』

「だと思ったぜぇ」

「待っている間に話し合ったんだが…
蓋を開けるのはケロロとクルル
塔を壊すのはオレとタママ、ドロロ、ミルルってのはどうだ?」

『うん…それがいいと思う
この世界に飛ばす装置と設定を作ったのはクルルだし』

「まかせとけぇ」

「なら…カウントダウンをして、0になったと同時に蓋を開けるのと塔を破壊するでいいでありますか?」

『もちろん』

「問題ない」

「オッケーですぅ」

「なら、クルル殿がカウントダウンを…」

「アイアイサー
んじゃ…いくぜぇ…10 !...」

クルルがカウントダウンを始めたと同時に塔の破壊チームは塔を囲うように四方に分かれる

「5!」

タママは大きく息を吸い始め、ドロロは鬼式を発動

私とギロロはロケットランチャーを武器庫から取り出し構える

「4!3!2!1!」

「「「『「「0!!!!」」』」」」」

パkドガァァン!!!











































































































































































「ちょ…威力半端じゃなくね…!?」

「ゲホッコホッ…」

「お前ら…威力考えろよ!」

「みんな張り切りすぎですぅ!!」

「クク〜ッ
過去1の威力だな、こりゃあ…
でも安心しろ…元の世界に戻ってきてるぜぇ」

「よっしゃあ!」

砂埃の舞う空間でアフロヘアーになっている5人のケロン人がぎゃあぎゃあと騒ぐその中…

『兄さん達…何がどうなってこうなってるの?』

白い翼を広げてピンク色の猫耳帽子をかぶったケロン人がきょとんとしている

「ミルル!?」

『ってか…なんで私まで砂埃まみれなの!?』

「ミルル殿…?」

「もしかして…記憶が飛んだでありますか…?」

「その可能性は高いなぁ…(キルミランのヤツ…爆発と空間移動の反動でミルルの身体から出て行っちまったみてぇだな…)
まあ、オレが見てやるからてめぇらは後片付け頼むぜぇ」

「「「「なっ!?」」」」

「ミルル、こっちにこい」

『あ、うん…』








それから私はクルルから、ケロロの作戦が失敗して気絶していた私の中にキルミラン世界のミルルの意識が入って代わりに生活をしていたこと

その間の任務をキルミランの私がこなしていたこと

また作戦が失敗して漫画の世界に行ったこと

漫画の世界から帰る時に盛大に建物を破壊したこと

そしてさっきの場面になったことを教えてくれた

私の中に違う私が入ったことには驚いたが、自分のパソコンにある任務の書類の送信データと私が記入している他のキルミランのデータに補足が詳しく入っていたことを見ると納得してしまった

「まあ、お前が起きるまではそんな感じだ
で、どうする?」

『どうするって言われてもなぁ
実際、10日間の記憶は私にはないし…
それにあったとしてもその記憶はキルミランのものだからね…』

「んじゃ…記憶が飛んだってことにしとくぜ
まあ、10日間、お前がどんな行動をしていたのかはオレがデータを撮ってあるからよ…
いつでも見に来ていいぜぇ」

『盗撮してたのかよ…
嫌なヤツだねぇ…』

「そりゃあ最高の褒め言葉だぜぇ?
お嬢さん♪」

『誰がお嬢さんだ
私はあんたより年上なんだよ?』

「それでもオレからしたら女性はみんな、かわいいお嬢さんだぜぇ?」

『イケボで言っても私には効かないよ』

「だろうなぁ…
ク〜クックック…
(中身は違っても似たような答えかたするんだな…
面白いデータがとれたぜ…)」

『でもまぁ…そのデータ、気が向いたら見せてもらうよ』

「了解
オレのラボはいつでもあいてるぜぇ」

『ありがとう
んじゃ私は仕事に戻るわ』

「おう」

私はクルルに手を降ってラボを出た


それから私はたまにクルルのラボに行って10日間の私のデータを見て、自分とのギャップにキャーキャーしたり、仕事に取り入れたりした
















































ーーーーーーーーーー????ーーーーーーーーーー

ドガァァン

「軍曹!!」

「冬樹殿!!」

「もう一人の軍曹は…?」

「…それは…」

ボコッ

「わぁ!死ぬかと思った!!」

「軍曹!!」

ああ…戻ってきたんだ、私…

キルルはもう動かない…

でも…王が無事でよかった…

「あれ…?なんで我は…?」

『我が王よ…』

「ミルル!
なぜお前が…?
我も消滅するはずじゃ…?」

『我が王よ…
今の私はただの思念体…
王としてのあなたはキルルの封印と同時に消滅し、ヒナタフユキ達のトモダチとしてのあなたがここに残されました…
それはキルルが作ったものではなく、あなたが創ったものだから…
あなたは自由です…
これからはあなたの人生を…』

「…」

『ヒナタフユキ…』

「はい」

『王のトモダチになってくれて、ありがとう…』

「そんな…」

『ケロロ軍曹』

「ゲロ?」

『王を頼みます』

「わかったであります!」

『そろそろ時間ですね…』

私の身体は泡が消えるように解けていく…

『ダークケロロ小隊にケロロ小隊、そしてそのトモダチに幸多からんことを…』



そうして私はキルルとともに永い眠りに付いた






それからダークケロロは宇宙に旅に出て偶然到着した地球に似た星で、ヒナタフユキ達に似た宇宙人と出会い、シヴァヴァ、ドルルとも合流しドタバタと楽しく生活しているのは…また別のお話…

ー完ー
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