【リクエスト】ケロロ軍曹✕ONE PIECE (フォレストページ 楓様へ)
ワンピースの世界に来て2日目
タママがお菓子が食べたいと言い出して暴れ始めた
今はなんとかサンジさんのおかげで落ち着いているが多分半日ももたない
「はぁ…やっと落ち着いたであります…」
「どうやら我慢は半日が限界みたいだな〜」
「どうするんだ、ケロロ
いつまでもこの船のコックに頼むわけにもいかんだろ」
「だよね〜
ねぇ、なんかいい方法ない?」
『だったら買いに行くしかないじゃん』
「でもこの世界のお金を拙者らは持ってないでござるよ?」
『あ、それなら大丈夫
私、昨日のうちに調べたから』
「?」
『簡単だよ
賞金首を狩ればいい
それを海軍に引き渡せばお金が貰える
あとは私らの能力を使って商売をする
私らには安全地帯 バリアとギャグマンガ補正の力と戦闘技術、フライングソーサーがある』
「そうだな…
特にギャグマンガ補正はオレたちだけの特権
フルに使いまくるか」
「その補正のおかげで拙者達はほぼ不死身でござるしな」
「その話、メチャクチャメタいですぅ」
「ククク〜それが俺たちだぜぇ」
「んじゃミルルちゃんの作戦採用!
まずはこの近辺で資金集めであります!」
『あ、でも賞金首の狩り過ぎには気をつけて
多分私達が元の次元に戻ったら私達がいた痕跡は消えるとは思うけど手配書に載ったら戻るまで狩られる側にもなって大変なことになるから』
「「「「「了解!」」」」」
「で、目標金額はいくらにするんだ?」
『うーん…一億あれば大丈夫じゃないかな?
経営関係の資格はケロロ小隊の頭脳である私とクルルでとればいいし
狩るのは私とギロロ、タママ、ドロロで、引き渡しはケロロでドロロは影から引率で
ケロロのことだから資金をちょろまかすかもしれないからその時はよろしく』
「承知」
「吾輩、そんなことをしないでありますよ!!」
「いや、やりかねないだろ」
「やりかねないです〜」
「ちょっ!?
みんなひどくない?」
「ククク〜
日頃の行いってやつだぜ、隊長〜」
「ゲロォ…」
「んじゃ、ミルル
まずはオレ達が使う船を作らねぇとな
いつまでも間借りするわけにはいかねぇだろ」
『それもそうだね
この世界は帆船多いから帆船にしよう
クルル、設計図ある?』
「ペコポン の海賊船の設計図ならいくらでもあるぜ〜
運良くオレの武器庫に入ってた」
「運良すぎるだろ
見せてみろ」
「はいよ」
クルルは武器庫を展開し、設計図を取り出し、ギロロに渡す
「小型から超大型までよりどりみどりだな」
『私にも見せて』
「ほらよ」
私はギロロから設計図を受け取り確認する
『ほんとだ…
作るとしたら中型の帆船かな…
武器を入れる部屋はいらないとしてクルルの工房が必要だし…』
「材料は資金集めと同時進行でいいよな」
『そうだね
あ、船造りは私とケロロ、クルルでいい?』
「ゲロっ!?」
「俺はいいぜぇ
工房を好きにやらせてくれるならなぁ」
『もちろん
ケロロは細かいガンプラ作ってるんだから余裕でしょ?
大丈夫
材料関係の計測はバッチリやっておくからさ』
「サイズと使う道具が違うでありますよ!」
『大丈夫だって
ガンプラでは接着剤の付け方で集中しないといけないけど、帆船には接着剤は必要ないんだし、塗装も帆だけでいいんだから楽じゃん
サイズは私らの技術で小さくして完成してからゆっくりデカくすればいいんだし』
「あ、それもそうでありますな
んじゃそれでいくであります」
『そうこなくっちゃ』
「ククク〜
どんな船を作れるのか楽しみだぜぇ」
「オレは武器の整備ができる部屋が欲しいな」
「お菓子をたくさん入れることができる部屋が欲しいですぅ」
「拙者は精神集中できる部屋を…」
「あ、我輩はガンプr『この世界にガンプラはないよ』なんですと〜!!?」
『ガンプラ会社ないし…
そもそもプラモデルっていうおもちゃの概念すらないから(多分)』
「ガーン…!」
『残念だったね
さてと…ある程度やることは決まったし…
そろそろ行動開始といきますか?』
「そうだな」
「そうでござるな」
「んじゃ材料は買い次第、俺が作った〈小さくなぁれ光線銃 〉を使いなぁ〜
デカくするときはこっちの〈大きくなぁれ 〉を使えばいいからよぉ」
クルルは武器庫から小と書かれたレーザー銃と大と書かれたレーザー銃を取り出した
物が懐中電灯だったらとあるネコロボとトラブルになるところだったな…
『クルルさんよぉ』
「ん?」
『その発明品とかネーミングとかは他の出版社や作者さんとかに引っ掛かりそうな気がするんですが…?』
「メタいことを言うじゃねぇか…
まあ、これは俺の趣味だからな
そこにツッコんだら負けだぜ、かわいいお嬢さん」
『イケボで言っても効果ねぇよ
私、あんたより年上なの忘れてんの?』
「ククク〜
忘れちゃいねぇよ
でも、俺からしたら年上だろうがお前はかわいくてステキなお嬢さんなんだよ」
『は…?』
え、何こいつ…
恥ずかしがることなくサラッと言いやがったぞ
「ほら、さっさと作戦を始めようぜぇ
今のところ怪しまれず空を飛べるのはお前しかいないんだからよぉ」
『あ…うん、そうだね』
しかもサラッと作戦に話を戻しやがった
『んじゃ…まずは資金集めをしないと…
今日は私とドロロで賞金首を探してある程度捕まえたらケロロに引き渡すね
あと、海軍の基地の場所も調べておくよ』
「よろしく頼むであります
ルフィ殿には我輩から伝えておくであります」
「かたじけないでござる、隊長殿」
『んじゃ、行ってきます』
私はドロロと両手を繋いで羽ばたいた
理由?
成人男性がフライングソーサーに乗ると不格好、機械が空を飛ぶ技術がない、私が背中に成人男性を乗せて空を飛ぶ技術がないから
あと、ギロロとケロロが使っている飛行ユニットをドロロにつけてみたが、やっぱり暗殺者で忍だから似合わなかった
「ミルル殿…」
『ん?』
「その…拙者…」
『重たいだろ、って?
大丈夫だよ
私、鍛えてるし
目が冷めた時に口走った「自動判別型究極侵略兵器【キルミラン】」の意識が私に乗り移ったのか力も底上げされてるから』
「なんと」
『あ、【キルミラン】の話は私の父、ギロロ、ガルル兄とタママ、ケロロにはナイショで』
「クルル殿はいいので?」
『うん
もうすでに話してるからね
私の中にある【キルミラン】の意識をどう元あった次元に戻すか一緒に詮索してる
同じミルルでも軍人の私と兵器の私じゃ役割が違うから』
「そうでござったか…」
『さ、この話はこれでおしまい
島までとばすよ!』
「承知」
とある春島
『よし、到着』
「温かいですね…
まるでペコポンの春…」
『ってことはここは春島だね
まずは情報集めをしないと』
「ならそれは拙者に任せるでござる
隠密行動は拙者の得意分野でござるからな」
『んじゃよろしく
欲しい情報は麦わらの一味以外の賞金首、この島にいる海賊、この島に海軍がいるかどうか
私も小遣い稼ぎをしながら情報を集めてみるよ』
「承知」
『それじゃあ1時間後にここに集合で
アンチバリアはその都度使用でバレないように
では…解散』
私の言葉と同時にドロロは姿を消した
さてと…
まずは壊れたものを治す仕事をしながら情報集めていくか…
5000ベリーから始めるとして…
でもその前にケロン製の部品は使えないからまずは海王類とか釣って金に変えて材料を買うか
鮮度が命だから…
ま、なんとかなるか
それから私は30分間で魚を釣ってお金に変え、出張修理業で5万ベリー稼いだ
「ミルル殿」
シュタッと私の目の前に降り立つドロロ
『あ、おかえり
どうだった?』
「この島には合計賞金額 1500万ベリーの海賊がいるが海軍支部基地はここから北西にある島にあるそうでござる」
『北西か…
人数によったら船に乗せて運んだほうが早いな…』
「そうでござるな」
『でも、すぐにでもお金がほしいからな…
ドロロ、海賊を殺さず一撃で落とすことは可能?』
「もちろん」
『なら
私はこれから修理業で小舟代稼いでくるから海賊のこと頼んでもいい?』
「わかった
捕まえた海賊はここに運ぶ感じでいいでござるか?」
『うん
海賊は逃げないように私が作った捕獲用兵器に繋げておくから安心して狩りに行ってほしい』
「では、行ってくるござる」
『頼んだよー』
シュバッと姿を消すドロロ
一瞬嬉しそうな表情をしていたのは気のせいにしておこう
さてと急いでお金を稼がないとね
それから私はイスの修理からキッチンの修理まで行い、片手間で木材を加工してスプーンやフォーク、まな板などを作って販売をした
6時間経つ頃には30万ベリー稼いで小舟も買った
ドロロが捕まえた海賊は6人
船長以外は仲良く眠ってもらっている
「ミルル殿」
『あ、おかえり』
「海賊はこれで全員で、この海賊が使っていた船はミルル殿が書いてくれた展開図通りに解体して小さくしてから袋に入れたでござる
海賊旗は船長のポケットに」
『ありがとう、ドロロ
さてと…船長のザクロさん
一緒に海軍に行きましょうか』
「か、海軍…!?」
『賞金稼ぎです
私達、生きていくためにお金が必要なんで』
「な」
『あ、逃げようなんて考えないほうがいいよ
気絶している間にあなたとクルーの首と手首に機械をつけた
それには針がついてて、私が持っているボタン1つで一撃で死ぬ毒が注入されるから』
私はポケットからアニメやマンガでよく見るド定番のボタン型のスイッチを取り出す
「!!」
『海賊だから覚悟は出来てるだろうけど…
あ、救済措置でこのまま海軍に行ってくれるなら引渡し前にその機械外してあげるけど…
どうする?』
「…分かりました…行きます…」
『いい判断だね、ありがと
んじゃ、この船に乗って』
「はい…」
ザクロは私に言われた通りに小舟に乗り込む
『いい子だ』
チクッ
「!!」
『お休み』
ドサッ
「ミルル殿!!?
何もそこまでしなくても良かったのでは!?」
『ああ大丈夫、軽く眠ってもらっただけだよ
1時間経てば目が覚める』
への字の体制で眠る船長を見ながら私はそうつぶやく
「そうでござるか…
して…その機械はいつ作ったのでござるか?」
『ただのチョーカとブレスレットに小石を仕込んだだけの簡素な拘束具だよ
ちなみにこのスイッチはペコポンから持ってきたおもちゃ』
シュルっと全員の首、手首に取り付けていたチョーカーとブレスレットを外し、残りのクルーを小舟に乗せる
「流石でござるな…」
『これもペコポンに封印されているキルミランの知識を使っただけ
テレパシーによる洗脳ができるキルミランがいるんだから言葉による催眠も出来るんじゃないかなってさ
かかりやすいタイプの人間で良かったよ』
「なるほど…」
『さてと…さっさと運ぶか…
ドロロ、これを船に貼ってくれる?』
私は羽マークのシールをドロロに渡す
「これは?」
『簡易アンチバリアシール
私達の誰かがアンチバリアを使うとその波長を読み取ってアンチバリアを貼ることができる優れもの
ちなみに一日しか使えない
私が空を飛んで船を引くからドロロはアンチバリアを作動しておいてほしい
んで、今回の引渡しは私が行くからアンチバリアを作動したままついてきて、やり取りを見ていてほしい』
「次から隊長殿がするためでござるな」
『そ
マニュアルがあったほうが楽でしょ?』
「そうでござるな
では…」
カチッ
ドロロのアンチバリアが作動するとシールが薄く光った
『んじゃ、行くよ!』
私は小舟に繋げていたロープを肩にかけ、空を飛ぶ
「そういえばミルル殿」
『ん?』
「ミルル殿には翼がござろう?
もしそのことを聞かれたらどう答えるのでござるか?」
『うーん…
悪魔の実の能力者かな?
モデルはペコポンに生息しているコンドルで』
「コンドル…準絶滅危惧種の鳥類でござるな」
『そ
この世界に存在しているかどうかはわかんないけど…
まあ、大丈夫でしょ
翼を見せなければいいだけだし』
「まあ…そうでござるな」
『さあ、そろそろつくよ』
私の飛行能力はケロン星のフライングソーサーよりも速い
普段は髪型が崩れないようにゆっくり飛んでいる
さて、そうこうしているうちに島についた
船を港に止めて捕まえた海賊を船からおろし、海賊の手首に手早くロープを巻きつける
港から海軍基地まではお手軽ギャグ補整であっという間に移動し中に入ることも出来た
海軍への引き渡しもスムーズに進み、懸賞金もその場で貰えた(お札の枚数はその場でギャグ補整で作った機械で数えた)
私は受け取った懸賞金を袋に入れて基地を出た
その後袋に簡易アンチバリアシールをつけてドロロに渡す
「こんなに簡単に引き渡しが出来るとは…」
『それは私も驚いた…』
「これはやはり…」
『ギャグ補整と作者の都合だね
作者自身、引き渡しがどんな感じか知らないからさ』
「メタいでござるな」
『メタメタだね
まあ、お金の種類と価値がペコポンの日本と同じなのはありがたいね』
「本当にそうでござるな」
それから私達は船を作る材料、食材、服などを買って船に戻った
船に戻るとすぐにサンジさんに食費+α(食材)、ナミさんに6人分の船の滞在費+αを渡した
サンジさんは食材だけ受け取って、ナミさんに食費(サンジさんに食費はナミさんへと言われた)+滞在費+αを渡した
ナミさんは臨時収入が入ったのが嬉しいみたいでホクホクしながら宝箱にしまっていた
あとは船を作って麦わらの一味と別れるだけ
本当は一緒に冒険したいけど、いくらギャグ補正があろうと他作品のキャラが関わり過ぎたらルフィさん達の冒険が進まないし、いつ海賊王の宝探し銃 の効力が切れるか、安全に戻れるかわからないからね
甲板
『ケロロ〜』
「あ、ミルルちゃん
おかえりなさいであります」
「お?
ミルル、帰ったのか」
『あ、兄さんもいたんだね
ミルル、ただいま戻りました』
「成果はどうだった?」
『バッチリ
海賊を海軍に引き渡して賞金ももらったし、海賊の船と私の技術で資金も少し手に入れた
次からはケロロに頼むよ
捕まえるだけならある程度の海賊は私等の軍事力でもやれる
悪魔の実の能力者がいたら話は別だけどね』
「そういえば…悪魔の実の能力者ってなんだっけ?」
「おま!?」
『体が煙や火などの自然の力に変化し、使うことができる自然 系
ルフィみたいに体がゴムみたいになったり、マジックみたいに体が自由自在に分裂することができるビックリ人間の超人 系
体を動物にできる、動物の力を使える動物 系がある
私の翼は動物系に分類されて、私達が使う武器庫は超人系の分類される』
「なるほど…」
『あと、悪魔の実の能力者は海に嫌われて入ると力が抜け、身動きがとれなくなる副作用がある
それに、川とか湖、お風呂とか水がたまっている場所も同じように副作用がでる』
「呪いみたいだな…」
『悪魔の実は海の悪魔の化身っていわれているからね
食べたことで海の悪魔と契約したことになる
あと、悪魔の実は2つ以上食べると呪いによって体が爆散して死ぬ』
「こわっ!!」
「なあ、その2つ以上食べたら爆散って誰が見つけたんだ?」
『そりゃあ…』
「ククク〜そりゃあ、この世界の科学者や貴族様しかいないだろ〜
調べた限りじゃこの世界には奴隷制度があるようだぜぇ
最悪だな」
「奴隷…」
「最悪ですね…」
『さ、この話はおしまい
私達はこの世界の人間じゃない
無責任だけどこの世界の問題はこの世界の人間がぶち壊してくれるさ
ってことで早速船を作っていこう
ケロロ、あとはよろしく』
「ゲロぉ!?
今からっすか!!?」
『そ、今から
設計図はクルルが持ってるし、材料は作者の力であるギャグ補正で組み立てるだけにしてるから』
「ミルル、メタいぞ」
『ここからはメタメタで進むんで気にしないで
現実なら3時間くらいかかるプラモ組み立てがメタメタで1時間半で終わるようにしてるから
んでこの会話のあと1時間半後って出るからさ』
「めちゃくちゃメタいですぅ」
『ってことで』
1時間半後
「完成であります!」
ケロロの足元には100分の1スケール(全長13cm、全高11cm)の帆船
「いつものガンプラより小さいサイズで手こずったであります…」
「この頑張りを侵略に活かしてほしい…」
「隊長、確認だが中身までしっかり組み立ててるよな?」
「もちろんであります!
我輩、ガンプラではなくてもプラモは最初から最後まで丁寧に組み立てるであります!」
「なら、いい
んじゃそれを海に浮かべてみ〜」
「浮かべたであります」
「んじゃ大きくなぁれ光線銃 、発射〜」
クルルは帆船に向けてレーザーを放った
風船が膨らむように大きくなっていく帆船
ちなみにこの作業は麦わらの一味にはギャグ補正でバレてない
ギャグ補正、様々だわ
「ほい、完成
確認は隊長、頼んだぜぇ」
「え゛!!?
これも我輩が!?」
「もち」
『組み立てたのはケロロだからね』
「そうだな
組み立てたやつだけにしかわからないところもあるからな
頼んだぞ、ケロロ」
「軍曹さん」
「ケロロくん」
「ミ、ミルルちゃん…」
『さ、隊長?
最後確認、お願いします』
私はケロロの肩をポンッと叩く
「……わかったであります…」
ケロロは肩を落としながら完成した帆船の中に入る
2時間後
汗だくのケロロがでてきた
「確認…終わったで、あります…
異常なし…
暑いであります!!」
そう言ってケロロはドボンッと海へ飛び込んだ
「確認どーも
俺とミルルも小型カメラで確認して施工不良はどこもなかったから安心して乗れるぜ」
「え!
カメラあったの!!?」
『ケロロが船に入る時にね
テントウムシ型の小型カメラ(クルル作)をケロロの肩にのせてたの
気づかなかった?』
「ぜ…全然…」
「さて、クルル、ミルルの確認も終わったし、材料を移すぞ
ケロロ、出発はいつにするんだ?」
「うーん…
サンジ殿が作った晩御飯を食べたいから明日にするであります」
「了解」
『んじゃルフィさんに挨拶しに行くよ』
「今からでありますか!?」
『今から
多分すぐにお別れ会とかすると思うし…
さっさと終わらせて残りの時間を準備にあてないと』
「わかったであります
それじゃあ、みんなで行くであります」
ということでルフィさんに自分達の船ができたため冒険に出ることと前回言っていた私達の島に連れて行ってほしいという話はなかったことにしてほしいことを伝えた
ルフィさんは冒険にでるなら仕方ないなと言って連れて行く話はなしにしてくれた
そして明日冒険に出ることを伝えたら案の定、お別れ会とケロロ(小隊)の船完成を祝う宴になった
宴の食材は私とギロロ、タママが調達した
宴は1日中続き、出発したのは2日後になった
タママがお菓子が食べたいと言い出して暴れ始めた
今はなんとかサンジさんのおかげで落ち着いているが多分半日ももたない
「はぁ…やっと落ち着いたであります…」
「どうやら我慢は半日が限界みたいだな〜」
「どうするんだ、ケロロ
いつまでもこの船のコックに頼むわけにもいかんだろ」
「だよね〜
ねぇ、なんかいい方法ない?」
『だったら買いに行くしかないじゃん』
「でもこの世界のお金を拙者らは持ってないでござるよ?」
『あ、それなら大丈夫
私、昨日のうちに調べたから』
「?」
『簡単だよ
賞金首を狩ればいい
それを海軍に引き渡せばお金が貰える
あとは私らの能力を使って商売をする
私らには
「そうだな…
特にギャグマンガ補正はオレたちだけの特権
フルに使いまくるか」
「その補正のおかげで拙者達はほぼ不死身でござるしな」
「その話、メチャクチャメタいですぅ」
「ククク〜それが俺たちだぜぇ」
「んじゃミルルちゃんの作戦採用!
まずはこの近辺で資金集めであります!」
『あ、でも賞金首の狩り過ぎには気をつけて
多分私達が元の次元に戻ったら私達がいた痕跡は消えるとは思うけど手配書に載ったら戻るまで狩られる側にもなって大変なことになるから』
「「「「「了解!」」」」」
「で、目標金額はいくらにするんだ?」
『うーん…一億あれば大丈夫じゃないかな?
経営関係の資格はケロロ小隊の頭脳である私とクルルでとればいいし
狩るのは私とギロロ、タママ、ドロロで、引き渡しはケロロでドロロは影から引率で
ケロロのことだから資金をちょろまかすかもしれないからその時はよろしく』
「承知」
「吾輩、そんなことをしないでありますよ!!」
「いや、やりかねないだろ」
「やりかねないです〜」
「ちょっ!?
みんなひどくない?」
「ククク〜
日頃の行いってやつだぜ、隊長〜」
「ゲロォ…」
「んじゃ、ミルル
まずはオレ達が使う船を作らねぇとな
いつまでも間借りするわけにはいかねぇだろ」
『それもそうだね
この世界は帆船多いから帆船にしよう
クルル、設計図ある?』
「
運良くオレの武器庫に入ってた」
「運良すぎるだろ
見せてみろ」
「はいよ」
クルルは武器庫を展開し、設計図を取り出し、ギロロに渡す
「小型から超大型までよりどりみどりだな」
『私にも見せて』
「ほらよ」
私はギロロから設計図を受け取り確認する
『ほんとだ…
作るとしたら中型の帆船かな…
武器を入れる部屋はいらないとしてクルルの工房が必要だし…』
「材料は資金集めと同時進行でいいよな」
『そうだね
あ、船造りは私とケロロ、クルルでいい?』
「ゲロっ!?」
「俺はいいぜぇ
工房を好きにやらせてくれるならなぁ」
『もちろん
ケロロは細かいガンプラ作ってるんだから余裕でしょ?
大丈夫
材料関係の計測はバッチリやっておくからさ』
「サイズと使う道具が違うでありますよ!」
『大丈夫だって
ガンプラでは接着剤の付け方で集中しないといけないけど、帆船には接着剤は必要ないんだし、塗装も帆だけでいいんだから楽じゃん
サイズは私らの技術で小さくして完成してからゆっくりデカくすればいいんだし』
「あ、それもそうでありますな
んじゃそれでいくであります」
『そうこなくっちゃ』
「ククク〜
どんな船を作れるのか楽しみだぜぇ」
「オレは武器の整備ができる部屋が欲しいな」
「お菓子をたくさん入れることができる部屋が欲しいですぅ」
「拙者は精神集中できる部屋を…」
「あ、我輩はガンプr『この世界にガンプラはないよ』なんですと〜!!?」
『ガンプラ会社ないし…
そもそもプラモデルっていうおもちゃの概念すらないから(多分)』
「ガーン…!」
『残念だったね
さてと…ある程度やることは決まったし…
そろそろ行動開始といきますか?』
「そうだな」
「そうでござるな」
「んじゃ材料は買い次第、俺が作った〈
デカくするときはこっちの〈
クルルは武器庫から小と書かれたレーザー銃と大と書かれたレーザー銃を取り出した
物が懐中電灯だったらとあるネコロボとトラブルになるところだったな…
『クルルさんよぉ』
「ん?」
『その発明品とかネーミングとかは他の出版社や作者さんとかに引っ掛かりそうな気がするんですが…?』
「メタいことを言うじゃねぇか…
まあ、これは俺の趣味だからな
そこにツッコんだら負けだぜ、かわいいお嬢さん」
『イケボで言っても効果ねぇよ
私、あんたより年上なの忘れてんの?』
「ククク〜
忘れちゃいねぇよ
でも、俺からしたら年上だろうがお前はかわいくてステキなお嬢さんなんだよ」
『は…?』
え、何こいつ…
恥ずかしがることなくサラッと言いやがったぞ
「ほら、さっさと作戦を始めようぜぇ
今のところ怪しまれず空を飛べるのはお前しかいないんだからよぉ」
『あ…うん、そうだね』
しかもサラッと作戦に話を戻しやがった
『んじゃ…まずは資金集めをしないと…
今日は私とドロロで賞金首を探してある程度捕まえたらケロロに引き渡すね
あと、海軍の基地の場所も調べておくよ』
「よろしく頼むであります
ルフィ殿には我輩から伝えておくであります」
「かたじけないでござる、隊長殿」
『んじゃ、行ってきます』
私はドロロと両手を繋いで羽ばたいた
理由?
成人男性がフライングソーサーに乗ると不格好、機械が空を飛ぶ技術がない、私が背中に成人男性を乗せて空を飛ぶ技術がないから
あと、ギロロとケロロが使っている飛行ユニットをドロロにつけてみたが、やっぱり暗殺者で忍だから似合わなかった
「ミルル殿…」
『ん?』
「その…拙者…」
『重たいだろ、って?
大丈夫だよ
私、鍛えてるし
目が冷めた時に口走った「自動判別型究極侵略兵器【キルミラン】」の意識が私に乗り移ったのか力も底上げされてるから』
「なんと」
『あ、【キルミラン】の話は私の父、ギロロ、ガルル兄とタママ、ケロロにはナイショで』
「クルル殿はいいので?」
『うん
もうすでに話してるからね
私の中にある【キルミラン】の意識をどう元あった次元に戻すか一緒に詮索してる
同じミルルでも軍人の私と兵器の私じゃ役割が違うから』
「そうでござったか…」
『さ、この話はこれでおしまい
島までとばすよ!』
「承知」
とある春島
『よし、到着』
「温かいですね…
まるでペコポンの春…」
『ってことはここは春島だね
まずは情報集めをしないと』
「ならそれは拙者に任せるでござる
隠密行動は拙者の得意分野でござるからな」
『んじゃよろしく
欲しい情報は麦わらの一味以外の賞金首、この島にいる海賊、この島に海軍がいるかどうか
私も小遣い稼ぎをしながら情報を集めてみるよ』
「承知」
『それじゃあ1時間後にここに集合で
アンチバリアはその都度使用でバレないように
では…解散』
私の言葉と同時にドロロは姿を消した
さてと…
まずは壊れたものを治す仕事をしながら情報集めていくか…
5000ベリーから始めるとして…
でもその前にケロン製の部品は使えないからまずは海王類とか釣って金に変えて材料を買うか
鮮度が命だから…
ま、なんとかなるか
それから私は30分間で魚を釣ってお金に変え、出張修理業で5万ベリー稼いだ
「ミルル殿」
シュタッと私の目の前に降り立つドロロ
『あ、おかえり
どうだった?』
「この島には
『北西か…
人数によったら船に乗せて運んだほうが早いな…』
「そうでござるな」
『でも、すぐにでもお金がほしいからな…
ドロロ、海賊を殺さず一撃で落とすことは可能?』
「もちろん」
『なら
私はこれから修理業で小舟代稼いでくるから海賊のこと頼んでもいい?』
「わかった
捕まえた海賊はここに運ぶ感じでいいでござるか?」
『うん
海賊は逃げないように私が作った捕獲用兵器に繋げておくから安心して狩りに行ってほしい』
「では、行ってくるござる」
『頼んだよー』
シュバッと姿を消すドロロ
一瞬嬉しそうな表情をしていたのは気のせいにしておこう
さてと急いでお金を稼がないとね
それから私はイスの修理からキッチンの修理まで行い、片手間で木材を加工してスプーンやフォーク、まな板などを作って販売をした
6時間経つ頃には30万ベリー稼いで小舟も買った
ドロロが捕まえた海賊は6人
船長以外は仲良く眠ってもらっている
「ミルル殿」
『あ、おかえり』
「海賊はこれで全員で、この海賊が使っていた船はミルル殿が書いてくれた展開図通りに解体して小さくしてから袋に入れたでござる
海賊旗は船長のポケットに」
『ありがとう、ドロロ
さてと…船長のザクロさん
一緒に海軍に行きましょうか』
「か、海軍…!?」
『賞金稼ぎです
私達、生きていくためにお金が必要なんで』
「な」
『あ、逃げようなんて考えないほうがいいよ
気絶している間にあなたとクルーの首と手首に機械をつけた
それには針がついてて、私が持っているボタン1つで一撃で死ぬ毒が注入されるから』
私はポケットからアニメやマンガでよく見るド定番のボタン型のスイッチを取り出す
「!!」
『海賊だから覚悟は出来てるだろうけど…
あ、救済措置でこのまま海軍に行ってくれるなら引渡し前にその機械外してあげるけど…
どうする?』
「…分かりました…行きます…」
『いい判断だね、ありがと
んじゃ、この船に乗って』
「はい…」
ザクロは私に言われた通りに小舟に乗り込む
『いい子だ』
チクッ
「!!」
『お休み』
ドサッ
「ミルル殿!!?
何もそこまでしなくても良かったのでは!?」
『ああ大丈夫、軽く眠ってもらっただけだよ
1時間経てば目が覚める』
への字の体制で眠る船長を見ながら私はそうつぶやく
「そうでござるか…
して…その機械はいつ作ったのでござるか?」
『ただのチョーカとブレスレットに小石を仕込んだだけの簡素な拘束具だよ
ちなみにこのスイッチはペコポンから持ってきたおもちゃ』
シュルっと全員の首、手首に取り付けていたチョーカーとブレスレットを外し、残りのクルーを小舟に乗せる
「流石でござるな…」
『これもペコポンに封印されているキルミランの知識を使っただけ
テレパシーによる洗脳ができるキルミランがいるんだから言葉による催眠も出来るんじゃないかなってさ
かかりやすいタイプの人間で良かったよ』
「なるほど…」
『さてと…さっさと運ぶか…
ドロロ、これを船に貼ってくれる?』
私は羽マークのシールをドロロに渡す
「これは?」
『簡易アンチバリアシール
私達の誰かがアンチバリアを使うとその波長を読み取ってアンチバリアを貼ることができる優れもの
ちなみに一日しか使えない
私が空を飛んで船を引くからドロロはアンチバリアを作動しておいてほしい
んで、今回の引渡しは私が行くからアンチバリアを作動したままついてきて、やり取りを見ていてほしい』
「次から隊長殿がするためでござるな」
『そ
マニュアルがあったほうが楽でしょ?』
「そうでござるな
では…」
カチッ
ドロロのアンチバリアが作動するとシールが薄く光った
『んじゃ、行くよ!』
私は小舟に繋げていたロープを肩にかけ、空を飛ぶ
「そういえばミルル殿」
『ん?』
「ミルル殿には翼がござろう?
もしそのことを聞かれたらどう答えるのでござるか?」
『うーん…
悪魔の実の能力者かな?
モデルはペコポンに生息しているコンドルで』
「コンドル…準絶滅危惧種の鳥類でござるな」
『そ
この世界に存在しているかどうかはわかんないけど…
まあ、大丈夫でしょ
翼を見せなければいいだけだし』
「まあ…そうでござるな」
『さあ、そろそろつくよ』
私の飛行能力はケロン星のフライングソーサーよりも速い
普段は髪型が崩れないようにゆっくり飛んでいる
さて、そうこうしているうちに島についた
船を港に止めて捕まえた海賊を船からおろし、海賊の手首に手早くロープを巻きつける
港から海軍基地まではお手軽ギャグ補整であっという間に移動し中に入ることも出来た
海軍への引き渡しもスムーズに進み、懸賞金もその場で貰えた(お札の枚数はその場でギャグ補整で作った機械で数えた)
私は受け取った懸賞金を袋に入れて基地を出た
その後袋に簡易アンチバリアシールをつけてドロロに渡す
「こんなに簡単に引き渡しが出来るとは…」
『それは私も驚いた…』
「これはやはり…」
『ギャグ補整と作者の都合だね
作者自身、引き渡しがどんな感じか知らないからさ』
「メタいでござるな」
『メタメタだね
まあ、お金の種類と価値がペコポンの日本と同じなのはありがたいね』
「本当にそうでござるな」
それから私達は船を作る材料、食材、服などを買って船に戻った
船に戻るとすぐにサンジさんに食費+α(食材)、ナミさんに6人分の船の滞在費+αを渡した
サンジさんは食材だけ受け取って、ナミさんに食費(サンジさんに食費はナミさんへと言われた)+滞在費+αを渡した
ナミさんは臨時収入が入ったのが嬉しいみたいでホクホクしながら宝箱にしまっていた
あとは船を作って麦わらの一味と別れるだけ
本当は一緒に冒険したいけど、いくらギャグ補正があろうと他作品のキャラが関わり過ぎたらルフィさん達の冒険が進まないし、いつ
甲板
『ケロロ〜』
「あ、ミルルちゃん
おかえりなさいであります」
「お?
ミルル、帰ったのか」
『あ、兄さんもいたんだね
ミルル、ただいま戻りました』
「成果はどうだった?」
『バッチリ
海賊を海軍に引き渡して賞金ももらったし、海賊の船と私の技術で資金も少し手に入れた
次からはケロロに頼むよ
捕まえるだけならある程度の海賊は私等の軍事力でもやれる
悪魔の実の能力者がいたら話は別だけどね』
「そういえば…悪魔の実の能力者ってなんだっけ?」
「おま!?」
『体が煙や火などの自然の力に変化し、使うことができる
ルフィみたいに体がゴムみたいになったり、マジックみたいに体が自由自在に分裂することができるビックリ人間の
体を動物にできる、動物の力を使える
私の翼は動物系に分類されて、私達が使う武器庫は超人系の分類される』
「なるほど…」
『あと、悪魔の実の能力者は海に嫌われて入ると力が抜け、身動きがとれなくなる副作用がある
それに、川とか湖、お風呂とか水がたまっている場所も同じように副作用がでる』
「呪いみたいだな…」
『悪魔の実は海の悪魔の化身っていわれているからね
食べたことで海の悪魔と契約したことになる
あと、悪魔の実は2つ以上食べると呪いによって体が爆散して死ぬ』
「こわっ!!」
「なあ、その2つ以上食べたら爆散って誰が見つけたんだ?」
『そりゃあ…』
「ククク〜そりゃあ、この世界の科学者や貴族様しかいないだろ〜
調べた限りじゃこの世界には奴隷制度があるようだぜぇ
最悪だな」
「奴隷…」
「最悪ですね…」
『さ、この話はおしまい
私達はこの世界の人間じゃない
無責任だけどこの世界の問題はこの世界の人間がぶち壊してくれるさ
ってことで早速船を作っていこう
ケロロ、あとはよろしく』
「ゲロぉ!?
今からっすか!!?」
『そ、今から
設計図はクルルが持ってるし、材料は作者の力であるギャグ補正で組み立てるだけにしてるから』
「ミルル、メタいぞ」
『ここからはメタメタで進むんで気にしないで
現実なら3時間くらいかかるプラモ組み立てがメタメタで1時間半で終わるようにしてるから
んでこの会話のあと1時間半後って出るからさ』
「めちゃくちゃメタいですぅ」
『ってことで』
1時間半後
「完成であります!」
ケロロの足元には100分の1スケール(全長13cm、全高11cm)の帆船
「いつものガンプラより小さいサイズで手こずったであります…」
「この頑張りを侵略に活かしてほしい…」
「隊長、確認だが中身までしっかり組み立ててるよな?」
「もちろんであります!
我輩、ガンプラではなくてもプラモは最初から最後まで丁寧に組み立てるであります!」
「なら、いい
んじゃそれを海に浮かべてみ〜」
「浮かべたであります」
「んじゃ
クルルは帆船に向けてレーザーを放った
風船が膨らむように大きくなっていく帆船
ちなみにこの作業は麦わらの一味にはギャグ補正でバレてない
ギャグ補正、様々だわ
「ほい、完成
確認は隊長、頼んだぜぇ」
「え゛!!?
これも我輩が!?」
「もち」
『組み立てたのはケロロだからね』
「そうだな
組み立てたやつだけにしかわからないところもあるからな
頼んだぞ、ケロロ」
「軍曹さん」
「ケロロくん」
「ミ、ミルルちゃん…」
『さ、隊長?
最後確認、お願いします』
私はケロロの肩をポンッと叩く
「……わかったであります…」
ケロロは肩を落としながら完成した帆船の中に入る
2時間後
汗だくのケロロがでてきた
「確認…終わったで、あります…
異常なし…
暑いであります!!」
そう言ってケロロはドボンッと海へ飛び込んだ
「確認どーも
俺とミルルも小型カメラで確認して施工不良はどこもなかったから安心して乗れるぜ」
「え!
カメラあったの!!?」
『ケロロが船に入る時にね
テントウムシ型の小型カメラ(クルル作)をケロロの肩にのせてたの
気づかなかった?』
「ぜ…全然…」
「さて、クルル、ミルルの確認も終わったし、材料を移すぞ
ケロロ、出発はいつにするんだ?」
「うーん…
サンジ殿が作った晩御飯を食べたいから明日にするであります」
「了解」
『んじゃルフィさんに挨拶しに行くよ』
「今からでありますか!?」
『今から
多分すぐにお別れ会とかすると思うし…
さっさと終わらせて残りの時間を準備にあてないと』
「わかったであります
それじゃあ、みんなで行くであります」
ということでルフィさんに自分達の船ができたため冒険に出ることと前回言っていた私達の島に連れて行ってほしいという話はなかったことにしてほしいことを伝えた
ルフィさんは冒険にでるなら仕方ないなと言って連れて行く話はなしにしてくれた
そして明日冒険に出ることを伝えたら案の定、お別れ会とケロロ(小隊)の船完成を祝う宴になった
宴の食材は私とギロロ、タママが調達した
宴は1日中続き、出発したのは2日後になった