幼少期編
夢小説設定
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あっという間に出発の日
ダダンにはしばらくシャンクス達と航海に行くことを伝えたが、ルフィとエース、サボにはしばらく叔父さんの家に行くって伝えた
嘘をつくのは辛かったけどね……
手持ちは財布と着替え、お風呂セットと歯みがきセット、猫型の抱き枕
リュックサックに入るだけの着替えを入れ、その上にお風呂セット、歯みがきセット、財布を入れる
手には猫型の抱き枕
抱き枕があれば何処でも寝れる
『よし、できた
んじゃ、行ってきます』
「ああ、行ってきな」
「楽しんでこいよ」
『もちろん
エースの分も楽しんでくるよ』
あ、今日の服は“海”か……w
今さらだがエースの服の文字が見れなくなるのは寂しいな……
『さてと…シャンクス達に会いに行こっと』
私は抱き枕を抱えてダダンの家をあとにした
「エル」
家を出てから数分で誰かに話しかけられた
『誰?』
「誰って…
ひっでーな……」
木陰から出てきた人物
それはエースと同じ悪ガキのサボ
山と壁の間にあるごみ溜めに住んでいる少年
『冗談だってw
どしたの?』
「いや……
エースから今日出発するって聞いてな……
それで…」
『見送りに来てくれたんだ』
「あ、ああ……」
『ありがとう
スッゴいうれしい』
「そ、そうか……
これ、選別だ
持っていけ」
『え、いいの?』
渡されたのはひし形に加工されたクリスタルがついているピンブローチ
「ああ
海賊貯金にしようかと思ったけど、お前がチョーカーに宝石をつけてたのを思い出してな
お守りの代わりだ」
『ありがとう!
大事にするよ』
「ああ
楽しんでこいよ?」
『もちろん!
んじゃ行ってきまーす』
「ああ、いってらっしゃい!」
私はサボからもらったピンブローチを上着につける
『クリスタル……
光が当たるとキレイ……』
サボに見送られ、私は山を出た
『♪~♪~』
鼻歌を歌いながら私は港を目指す
「エルぅ~……」
『あ、ルフィ…』
げっ、また泣いてるよ…
「シャングスだちが航海に行くって…
知ってた…?」
『知ってるって
それくらいで泣くか、普通』
「だって…今回の航海は2週間だって…それに……エルも村を離れるんだろ?」
ルフィは涙を服で拭き取る
『まあね
2週間位かな?』
「2週間…」
『はい、また泣いた~
どんだけ泣き虫なんだよ……』
「な、泣き虫なんかじゃ……!」
『はいはい……
ルフィ、2週間後手合わせするから、その時に泣き虫じゃないって証明してみな?』
「わかった…!」
『よっしゃ!
んじゃ2週間後
場所はマキノさんのお店!
そっからシャンクスに頼んで違う場所に行って手合わせ
それでいい?』
「ああ!」
『よし決まり!
強くなってることに期待してるよ』
「ああ!
2週間後、楽しみにしてるぜ!」
ルフィとの手合わせを約束して私は港に向かう
港
『よし、着いた!』
やっと港に着いた
会う人会う人に話しかけられていろんな意味で疲れた
『シャンクス達は……まだかな……?』
船からは声がしないし……
待とうにも村の人がお見送りにきたら厄介だな……
仕方ない
先に乗っちゃおう!
『誰も……見てないよね?』
キョロキョロと周りを見渡す
『よし……』
私はブレスレットを抱き枕に嵌めて人獣化する
能力を使っていて分かったことだが、衣服や身に付けているアイテムは能力の影響内でも燃えたり、焦げたりしない
また、自分が意識していれば能力発動中でも他人に触れても相手に影響は出ない
『はい、到着!
やっぱり一番か……』
だーれもいない
静かだ
『あー……
暇だ……
早く来すぎたな……』
私は人獣化を解いてブレスレットをつける
『ふわぁぁ……
いい天気…』
あー……眠たくなってきた……
寝よっと
日がよく当たる場所に行って……
『よし、ここにしよっと
おやすみ~』
私は帆を支える棒のところに行き体操座りで眠りにつく
「…………ろ」
『ぅ………ん…』
あ、誰かの声がする……
まぁ誰でもいっか……
「………きろ!」
『…あと五分…』
お願いだから揺らさないで~
「さっさと起きろ!!」
『うへぇ~……
わかったから…揺らさないで…
酔う…』
ヤバイ…マジで酔う…
『…おはようございます…
えっと…誰ですか?』
目の前には男性
シャンクス…にしたら若いような…
「誰って…
まあいいや…
オレはヤソップ」
『ヤソップ…
あー…狙撃の人ですね…
なにか用ですか?』
まだ眠いのに…
「なにかって…
君ってお頭が言ってたエルちゃんだろ?」
『そうですけど…』
「お頭が探してたぜ?
いくら名前を呼んでも返事がない!
何処にいるんだ!って」
『寝てたから気付かなかった…』
「まあ、そうだな
それにしても上手に気配を消してたな…
探すのにかなり時間をくっちまった」
『探す?
なんで?』
分かりやすい場所で寝てたんだけどな…
いや、小さくなって寝てたからか?
うーん…
謎だ
「まさか…オレがここに来る前からいたのか…?」
『うん
起きて待っていようかと思ったけど、日当たりがよくて寝た
それにしても気配を消せてたのか…
さすが私っ!』
「まあこっちからしたら厄介だけどな」
『えっそうなの?』
「ああ、毎回探すことになるからな」
『なーるー
んじゃ毎回何処にいるか教えるわ』
「いや、気配を消すなよ」
『了解
消さないように努力する』
「努力するものか?
まあ、いいや
お頭が呼んでたから行くぞ」
『うん
案内よろしく』
「はいはい」
ヤソップに着いていくこと約数分
船頭にシャンクスがいた
「お頭~、見つけましたよ」
『シャンクスーーーー!!!!』
タタタタッ
私はシャンクスを見つけ次第走った
「エル!
お前、何処に『遅いっ!』ぐっ…」
『なぬっ』
飛び蹴りが防がれたっ!
今の状況
抱っこされてるっ!!
シャンクスに抱っこされてる!!
「なあ、毎回やってる飛び蹴りとか止めようぜ?
お前、女の子だろ?」
『そうだけど…
私なりの愛情表現として受け取って?
するのはシャンクスと育ての親(ガープ)だけだから』
「…そうか?
ならわかった」
『で?
私に何の用?
あ、用を言う前におろしてね』
「え、なんで?」
『おろしてよ』
「聞こえないよっと」
シャンクスはそう言って私を肩車する
『うはっ高っ!
あれ?島が小さく見える?』
「ああ
お前がヤソップに見つかったと同時に出発したからな」
『マジっすか?』
「それにしてもよく気配を消してたな?」
『寝てたから気配を消してたなんて知らねー』
「まあそうだな
でも毎回消されてはこっちが困るからな…」
『わかってる
消さないように努力はするよ』
「努力するものか、それ?」
『え、しないの?』
「しないだろ普通」
『へーそうなんだ
あ、ところで用ってなに?』
もうこのままでいいや
「ああ…忘れるところだった
航海は2週間
場所は島から東側にある島
ボディーガードはヤソップがするってことをお前に伝えるんだった…じゃなくて伝えたからな」
『了k「えっ!?オレがボディーガード!?」え、今知ったパターン?』
「ああ」
「わりぃな
本当はオレがやろうかと思ったけど、お前がエルを見つけたからな?
だったらそのままお前がいいかなって」
『シャンクス…それ手抜きじゃん』
「まあそう言うな
ヤソップはこれでもできる男だからな?」
『マジか…』
「できる男ではないっすよ、オレ…
できるのは射撃だけっすよ!」
「まあ、よろしく!」
「ちょっ…お頭!」
『ヤソップさん、2週間よろしくお願いいたします』
「ちょっ…!エルちゃんまで?」
ってことでボディーガードがヤソップになった
でもなんかちょっと不安