マギ
夢小説設定
この小説の夢小説設定こちらの夢小説の主人公は男の子です。
名前の変更がなければデフォルト名前になります。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
精神世界でのライズの一種のいじめのようなリボン攻撃はオレの華麗なヒラリズムで回避した
週に1回のペースでライズはオレの精神を金属器の中にある世界に引きずり込む
そしてリボン攻撃をしてくる
一体何がしたいのだろうか…………
まさか…………オレを男の娘にするつもりなのか!?
「してほしいのか?
ほれっ」
しまった!まだリボン攻撃の真っ最中だった!
『遠慮します!』
ヒラリ
「ぐぅ…………ちょこまかとにげおって…………」
『いや、逃げるだろ!
オレは男だ!男の子!』
「男の娘じゃろ?」
『違うわぁーーーーー!!!!!』
なんなんだこの漫才のようなやり取りは…………
地味につかれる………
『なあ………ライズ』
「なんだ?」
『オレさ、旅に出ようと思うんだ
ちょっ、リボン攻撃ストップ!!』
「ほう………
なぜだ?」
ライズはリボン攻撃を止めてくれた
『オレさ、お前の【迷宮】を探検したときスッゲー楽しくってさ』
「ふむ」
『それからずっとまた【迷宮】探検したいなって思ってさ………』
「なるほどな………
次の【迷宮】を攻略するのか?」
『いや…………ジンはお前だけで十分だ』
「ではなぜ…………?」
『探検をしたいだけさ
噂で聞いたんだ』
「どんな??」
『こことあまり変わらない都市に【迷宮】が出現したって噂』
「………」
『未だに攻略者はいない
絶好の機会じゃないか?』
「ふむぅ………」
『な?』
「ふむぅ…………
絶対他のジンを手には入れないと約束出来るか?」
『ああ、約束する
ライズも約束しろ
全身魔装以外のリボンをつけないって』
「…………………わかった………」
うわっ今イヤそーな顔しやがった………
『約束したからな
破ったら金属器使ってやんないからな!』
「………わかった…………約束する」
『んじゃ…………』
「行こうではないか、次の【迷宮】へ!」
『ヨッシャ!』
『さてと、準備準備♪』
オレは起きたと同時に旅の準備をする
まあ必要な物はお金と金属器…くらいかな?
着替えは1日分あれば大丈夫だろ
オレは着替えをこの前来たキャラバンからもらった袋に入れた
お金は腰に付けとくか…まぁ捕られな
いように対策はしておくけどね(笑)
『準備万端!
あ、家は大家に返しとくか…』
絶対帰ってこないだろうし(笑)
オレは手に入れた金属器を腰に差し、ストックの金属器はお金をいれている袋の中にしまった
『さてと………大家は何処に住んでたっけなぁ………』
この村は人が少ないからな………
ちなみに村人はライズの迷宮出現と同時にきた移住者で、オレの家は帰ってきた時にはいわくつき物件として売られていた
オレの留守中、ルフが守っていたらしい
んで、オレが帰ってきたと同時にこの家を再購入した
オレは村中を歩き回る
う~ん
また今日も人数が減ってる…
攻略後からしばらくは沢山いたんだがな………
一瞬で減ったな……
村中を歩き回ること10分
大家の家に着いた
『大家さん、いますかぁ?』
「いなかったら返事もせんわ」
でてきたのは老父
名前は未だに教えてくれない
『あの、オレ、旅に出るんで借りてた家、退去します
家にある家具類はすべて大家さんにあげます
あと、少ないですが、これを…』
オレは袋から小袋を出して渡した
「こ、こんなにもくれるんか!!?」
老父は小袋の中身をみて絶句した
『はい
たった50万ディナールですが………』
「たったって………何処にそんな金が………」
『何処って………それは秘密ですよ
あぁ、汚い金ではないんでご安心を』
「…………」
『では、オレはこれで………』
「あ、あぁ………気をつけて…………」
オレは軽く会釈をして大家の家を離れた
『さてと………ライズ~』
〈なんだ?〉
『こっから次の都市までどんぐらいあるかな?』
〈さぁな
まあ浮遊魔法を使えばそんなに時間はかからんだろう〉
『浮遊魔法ね…………
その手があったか!』
〈あんまり使いすぎると魔力切れでぶっ倒れるから気を付けるんだぞ?〉
『大丈夫!オレにはルフ達がいるから!』
〈ルフがいてもな………?本人がバテたら意味ないだろ?〉
『あ、言われてみれば………』
〈それにルフに頼りすぎては成長はないぞ?〉
『うん、そうだな…………
ルフ達よ!お前たちの力はオレが頼った時だけ使わしてもらってもよいだろうか!』
オレは周りを飛んでいるルフ達に聞いた
ルフ達はオレの周りを飛び回りチチチ………と鳴いた
“もちろんだとも!”
“我はそなたの味方じゃ!いつでも使ってくだされ!!”
オレはルフ達からその声を聞き取った
『ありがとう!
ルフ達には感謝している!』
オレがそう言うとルフ達はチチチ…………と鳴いた
〈カイはルフに愛されとるな〉
『まぁな
なんてったってオレが小さい時から一緒だったからな
大切な家族だよ』
〈そうか………〉
『ライズ、お前も大切な家族だ』
〈そうか、家族か…………〉
『いやか?』
〈いやではない
むしろ嬉しいぞ〉
『それは良かった
んじゃ、次の村にいくか!』
〈そうだな〉
オレは浮遊魔法を使って空を飛んだ
目指す場所は迷宮が出現した都市
オレとライズの旅が始まった