マギ
夢小説設定
この小説の夢小説設定こちらの夢小説の主人公は男の子です。
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『あぁ………ついたのか………』
オレは………攻略したのか………
楽しかったな、【迷宮】の冒険………
またやりたいな………
旅に出るか………
ライズもいるし………
〈カイ〉←テレパシーです
『ん?』
〈今から我を呼び出す訓練をするぞ
呼び出しの祝詞は覚えているか?〉
『ああ
でも少しハズいから今回だけ一緒に言ってもらっても…?』
〈仕方がない
今回だけぞ〉
『ありがとう!んじゃ…』
〈光と闇の精霊よ〉
『“光と闇の精霊よ”』
〈汝と汝の眷属に命ず〉
『“汝と汝の眷属に命ず”』
〈我が魔力糧にして〉
『“我が魔力を糧にして”』
〈我が意志に大いなる力を与えよ〉
『“我が意志に大いなる力を与えよ”』
〈出でよ!ライズ!〉
『“出でよ!ライズ!”』
カァァァァ………
『!!』
バチッバチバチバチ………
オレの持っている杖から大量の電気が放たれている
『すげぇ………』
〈カイ、魔力を収束しろ〉
『収束?』
〈ああ
杖に魔力を集めるんだ〉
『集めるって言われてもな!!』
やり方がわかんねーよ!!
もういいや!
腕が痺れてもいいからやってやる!
オレは魔力を杖に集める
カッ!
一瞬の眩しい光がオレの体を包み込んだ
恐る恐る目を開けるとオレの右手にはオレの背丈ほどのロッドがあった
そしてオレの両手首には稲妻のような模様がくっきりとついていた
『す…すげぇ…』
〈それが武器化魔装
それで我が教えた魔法を放ってみよ
面白いことが起こるぞ〉
『面白いことって………
ふぅ………』
オレは小さく深呼吸をして集中する
『〈降り注ぐ雷電〉!!』
ピシャシャッ………ドーーーンッ
『………す、スッゲー!!!!!!!』
オレは岩に落ちた無数の稲妻とその破壊力に感動した
〈どうだ?面白いことが起きただろ?〉
『ああ!威力が前よりも倍増した!!!!!』
〈だろ?
さて、他にも魔装には種類があってな………〉
『うんうん』
〈しりたいか?〉
『当たり前だ!』
〈では、教えよう
我に続いて言ってみよ〉
『了解』
〈光と闇の精霊よ〉
『“光と闇の精霊よ”』
〈汝に命ず〉
『“汝に命ず”』
〈我が身に纏え〉
『“我が身に纏え”』
〈我が身に宿れ〉
『“我が身に宿れ”』
〈我が身を大いなる魔神と化せ、ライズ!〉
『“我が身を大いなる魔神と化せ、ライズ!”』
カッ!
また眩しい光がオレを包み込んだ
光は徐々に小さくなり、消えた
『………』
オレはなにが起きたのかわからず見渡した
『ライズ………何がどうなったんだ?』
〈全身魔装をしたのだよ
自分の体を見てみよ〉
オレはライズに言われて自分の体をみる
『な、なんだこれ!?!!?』
〈くっくっく………どうだ?面白いだろ?
今、そなたは我の力を全身で纏っておる
そのため、そなたの服装は我に近い服装に変化した〉
オレの服装はベースはオレが着ていたモノだが色が違う!
それにいつの間についたのか黒く光る羽衣が風に吹かれてなびいていた
そしてこれまたいつ着いたのか大きな黄色のリボンがオレの服に着いていた
『ライズ………これは公開処刑か?』
オレは背中にあるでっかい黄色のリボンを指差しながらライズに問う
〈ぷっ………くっくっくっく………
な、なかなかにあっているではないか…………
我と同じでリボンが似合う男よ…………くっくっく…………〉
ライズは笑ってる
我慢しているつもりなのか
それともしてないのか…………
笑ってる
姿は見えなくても声でわかる
確実にわらってる
『………ライズ
説明を求める
なぜリボンがあるのか………』
〈くっくっく………
それはそなたには言えん
ソロモンとの約束なのでな〉
『ソロモン…………
また、ソロモンか………』
〈すまぬな
だが、これだけは言えるぞ〉
『なんだ』
〈似合っておるぞ(グッ〉
『ふざけんなぁぁぁぁ!!!!!』
オレは今まで出したことない声で叫んだ
『くそっ!なんでリボンなんかつけてるんだよ…………
ま、まさか!』
〈言っておくがニューハーフではないぞ〉
『…………ちっ
んじゃなんでリボンなんかつけてるんだよ』
〈だからそれは言えぬのだ!
いいではないか、首にリボンではなかっただけでも〉
『なっ!?
ま、まさか!』
〈そのまさかだ
我にはリボンが2つついておる
一つはそなたと同じ場所
もう1つは首にある〉
『………………』
〈仕方ないな………言えるだけいってやろう〉
『…………なんだ?』
〈そのリボンは我の大切な人がつけたものだ
我はそなたと同じように嫌がったが押し付けられた
それから毎日のようにリボンをつけられた
そのうち我はリボンも悪くないと思った
1つのオシャレとして見たのだ
だから我はリボンをつけることにした〉
『…………その人はどうなったんだ?』
〈それは言えぬ
というよりどこにおるのかわからん〉
『…………そうなのか…………』
〈わかってくれたか
では…………〉
ポンッ
『?』
髪にある違和感
オレはそれをさわった
『!!!!!』
小さい黄色のリボンがあった
『ふざけんなぁぁぁぁ!!!!!!!!!!』
オレは叫んだ
くそっ!リボンがついていても悪くないと思うんじゃなかった!!!!!
〈くっくっく…………〉
ライズは未だにオレの反応を笑っていた
ジンは厄介だ
魔法の威力は半端じゃないが、ジンの性格も厄介だ
オレは1日足らずでそれを学んだ