2章 黒き貝の雪、並盛に潜入!
夢小説設定
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日付が代わって朝
私は他の学生にまぎれて登校している
ズガンッ
『!
銃声…始まったか……』
「キャー」
『アッチか……』
ダッ
私は悲鳴が聞こえた方に走って向かう
『間に合った……』
ついた場所には人だかりが出来始めている
モコッ
『へぇ……あれが……』
モコモコモコ
「復活!!!!」
『本物のボンゴレ特殊弾……』
バカッという効果音と脱皮をしたという表現が似合うな……
綱吉、パンツ一枚はいくら中学生でも犯罪だよ……
アレじゃいくら推しでも引くわ…
「オレは笹川京子に死ぬ気で告白する!」
「何?」
「路上パフォーマンス?」
『パンツ一枚で告白か…ないな……』
「?
何でオレ、ハダカなんだ?」
死ぬ気タイムだからな
「ええい
なりふりかまってられるか!」
いや、気にしろよ
「笹川京子はどこだーーー!!」
ドドドドド
「イッツ死ぬ気タイム」
ふーん……あれが9代目が選んだ教育係……
原作とアニメで身長とかは大体わかってたけどやっぱり赤ん坊なんだな……
最強の殺し屋リボーン……
さてと、2人の顔を見れたことだし……
告白地点まで行くか……
確か坂を下った先だったような……
気配を消して動くか……
おっ、笹川京子発見
綱吉も見つけた
「笹川京子!!
オレとつき合ってください!」
うわぁぁ……ガチで告白したよ、あいつ……
引いてるな、笹川京子……
「キャアアア」
だっ
当然の反応、ありがとう
「てんめぇ!」
バキッ
おっ!
死ぬ気の綱吉をぶっ飛ばした
あれが剣道部主将の持田先輩か……
さあ…面白くなってきた!
「ねぇ聞いた?」
『ん?』
「隣のクラスの沢田っていう男子、隣のクラスの笹川さんに告白したんだって」
『へー……』
「聞いた聞いた!」
「オレも聞いたぜ
しかもパンツ一枚でだ!!」
「うわっサイテー」
『ふーん……』
「あれ、北島さん興味ないの?」
『うん
だって朝からずっとその話ばっかじゃん……
飽きた』
ガラッ
「おい、お前ら!」
「ん?」
「持田先輩と隣のクラスの沢田が勝負するってよ!!」
「マジか!?」
「マジマジ!!
今、沢田が剣道部に連れてかれた!」
お……これは見に行くか……
「見に行こうぜ!」
「北島さんはどうする?」
『面白そうだから見に行くよ
先生には悪いけど……』
剣道場
「きやがったな
変態ストーカーめ!!」
いやいや、おまえの部員が拉致ったんだろ
「おまえのようなこの世のクズは、神が見逃そうが、この持田がゆるさん!!」
いやいや、この世のクズってお前はまだ十数年しか生きてないじゃん
決めつけは良くないって
「成敗してやる!!!」
「そんなあっ」
「心配するな
貴様のようなドアホでもわかる簡単な勝負だ」
ビッと竹刀の先を沢田綱吉に向ける
「貴様は剣道初心者
そこで10分間に一本でもオレからとれば貴様の勝ち!
できなければオレの勝ちとする!」
鬼畜ルールだな
「賞品はもちろん、笹川京子だ!!!」
ビシッと笹川京子を竹刀で指す
うわっクズだこいつ……
しかも……用意されてる防具と竹刀は2人で運ぶのがやっとのウェイトをうめこんで、審判も持田側の部員ときた
本当にクズだな……
あ、綱吉のヤツ、逃げやがった……
原作でも知ってたけど…情けないな…
好きな女の子が困ってるのに逃げるなんて…
ダンッ!
「いざ!勝負!!!」
入ってきたのは死ぬ気タイムの綱吉
以外と早いな……
「ぅおおおおおおお!!!!」
防具を付けずにそのまま持田に向かう綱吉
「ギャハハハ
裸で向かってくるとは、ブァカの極みだな!!!」
死ぬ気にバカもねぇよ
「手かげんするとでも思ったか!!」
グワッと竹刀を振り上げる持田
「散れ!!カスが!!」
バチィッ
「ギ」
竹刀をおでこで受け止める綱吉
死ぬ気じゃなかったらヤバイやつだな……
「だあ!!」
ゴツッ
うわっ…竹刀ごと頭突きかよ…
これは、入ったな…
どたあっと倒れる2人
『ごめん、教室に戻るわ』
「え?
もう見ないの?」
『うん、沢田君が勝つのが見えたから』
「えー
嘘だー」
『気になるなら最後まで見ればいいよ
じゃぁね、また教室で』
「うーん」
教室
やっとついた…
先生の気配はなし
まだ来てないのか……
まぁ知らないってことにして……
ガラッ…
『すみません、遅くなりました
……あれ?』
「ラッキーだな、北島
1時限目は自習だってよ
急に用事が出来たからって教室を出てった」
『ふーん……
あ、そういえば担任は剣道部の顧問だったな……』
ドンマイ持田先輩
ガラッ
「た、大変だ!!!」
「どうした?」
「沢田が……沢田が持田先輩に勝った!!」
「「はぁ!?」」
やっぱりね……
「しかも、持田先輩の髪の毛を全部引き抜いてだ!」
「「「ブッ!!」」」
やっぱり抜いたんだ……
「「ギャハハハッ!!!
あり得ねぇー!!!!」」
「いや、マジだって!
嘘だと思うんなら見に行けよ!!」
それから綱吉に対するみんなの態度が変わった
不気味がる人もいるが、ダメツナと誰からも言われなくなった
そして、一目置かれるようになった