1章 かてきょーの世界へ転生!
夢小説設定
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帰ってきたぜ、イタリアーーーー!!
さてと……
『あいつらに連絡しないとな……《ネイト、着いたよー!
さっさと相棒渡せー!》』
私はネイトに呼び掛けながらヴァリアーに電話を入れる
ちなみに幹部しか知らない電話番号にかけてる
さて……誰が電話に出るかな?
「“もしもし~?”」
『“やあ、ルッスー”』
「“あら?その声はシャナじゃない
どうしたの?”」
『“日本の任務が終わったんで帰ってきました~!
で、戻っていきなりなんですけど…荷物が重すぎて…誰か手伝ってくれる人ヴァリアーにいませんか?”』
「“あら、それは大変ね
今空港?”」
『“はい、今イスに座って休憩してます”』
「“そう、わかったわ~
んじゃ暇そうな人をそっちに送るわ~
しばらく待ってて”」
『“わかりました
静かに待ってますね~”』
「“それじゃあね”」
『“はい”』
よし、電話おしまいっ!
「シャナ、相棒持ってきたぞ」
『お、サンキュー』
現れたネイトの手には相棒の白(銃)と白雪(刀)
急に目の前に現れたけどもう気にしないでいこう
「んじゃ、オレまだ仕事残ってるから帰るわ
迎え来るんだろ?」
『うん
暇人をこっちによこすって言ってた』
「そっか
んじゃ盗難に気を付けながら待つんだぞ」
『はいよー』
盗難ってw
された瞬間にぶっ倒すから大丈夫だって
あ、でも一応用心しとこ
私はネイトから受け取った相棒を定位置に装備する
待つこと30分
『……やっときた……』
暇人二人組がやって来た
おっふw
これは珍しい組み合わせ
まさかのマーモンとスクアーロ
スクアーロの肩に乗ってるマーモン…
ご馳走さまです…
「“シャナ、任務終わったようだね”」
『“まーね
日本は平和すぎて涙が出そうだったよ”』
「“土産は買ってきたんだろ?
何を買ったんだ?”」
『“今言うわけないじゃん
帰ってからのお楽しみ”』
「“わかったよ
んで、何を持てばいいんだ?”」
『“えっと…あ、これ持って”』
私はスクアーロにお土産袋(大)を渡し、マーモンにはお土産袋(小)を渡す
「“どんだけ買ったんだよ…”」
『“買えるだけ
でもXANXAS様だけのはこっちで注文かな?
ランクの高い肉だから…”』
「“マジか…どんだけ金もってんだよ…”」
『“さあ?”』
天界から出されるお金だからよくわかんない…っては言えないな…
ちなみに天界から出されるお金は生活費等を含めて月50万
イタリアでは余り使わなかったからかなり貯まってる
「“もしかしてシャナってお嬢様とか?”」
『“お嬢様ってw
ないないあり得ないって
こんなのがお嬢様って笑えるわw”』
「“違うの?”」
『“違うって
私はフツーーーの学生
ただ貯金が貯まっているだけ”』
「“ふーん”」
「“どこが普通だ
オレが卒業した学校に入学しているやつが”」
『“いやいや、入学する前は普通の学生だったし”』
「“ふーん”」
『“ふーんって……”』
そんな反応するかね……
「“あ、そうだ”」
『“ん?”』
「“車、待たしてるから行くぞ”」
『“了解
あ、案内よろしく”』
「“はいよ”」
スクアーロに着いていき、車に乗車する
ヴァリアー基地
『“やっと着いた……”』
まさか渋滞にあうとは……
「“渋滞とか久しぶりにあったような気がするよ”」
「“そうか?
オレからしたらあの場所での渋滞は珍しいがな?”」
「“言われてみたら……
あの場所での渋滞は珍しい……
何かあったのかも知れないね”」
『“そうなの?
私からしたら渋滞なんて珍しくもないんだけど?”』
「“本当かい?”」
『“本当
任務先の日本では渋滞なんて毎月起こってるし……”』
「“毎月!?”」
『“うん
交通規制とか事故とか帰省シーズンとかは渋滞になってたよ”』
「“すげぇな、日本”」
『“日本は国土が小さい国だからね
イタリアとかアメリカみたいにでかい車線はないし”』
「“ふーん”」
『“あ、そうだ
9代目はどこにいるかわかる?”』
「“9代目か?”」
「“9代目なら応接室にいるよ
シャナが帰ってくるって知ったら急いで来たからね”」
『“マジか……”』
どんだけ沢田家が気になるんだよ……
「“荷物は僕たちが部屋に運んでおくからシャナは会ってきなよ”」
『“了解
んじゃお願いね”』
「“わかったよ”」
私は荷物を二人に任せて応接室に向かう
応接室に到着
『いざ……出陣!』
コンコンコン……
「“…はい”」
9代目…少し疲れてる?
『“9代目、シャナです
入ります”』
「“どうぞ”」
『“失礼します……”』
カチャ…
『“9代目、ただいま戻りました”』
「“ああ、お帰り”」
『“任務報告をしたいんですか…”』
「“ああ、そうだね
それじゃあお願いするよ”」
『“はい”』
うん、なんか疲れてる
何かあったな…これは……
『“では報告します
並盛に住む沢田一家ですが、病気も怪我もなく過ごしています
沢田家の一人息子、綱吉くんは笑顔で過ごしておりますが、たまに寂しそうな顔をしておりました”』
「“そうか……”」
『“最後に沢田家光様から9代目に手紙を預かってまいりました”』
「“家光から?”」
『“はい
こちらになります”』
私は9代目に手紙を渡す
『“私からは以上です”』
「“うん、ありがとう”」
『“ところで9代目……
つかぬことをお聞きしますが、最近何かありましたか?”』
「“…!”」
『“あったようですね?”』
「“……君は読心術が使えるのかい?”」
『“いえ……直感的に感じただけですよ”』
「“そうか……
まあ私だけで悩むよりかは誰かに助けてもらった方がはやいな……
聞いてくれるかい……?”」
『“勿論です”』
「“ありがとう
では話そう……”」
9代目はゆっくり話してくれた
最近、通り魔が増えたこと
ある地域の住民全員が突然姿を消したこと
こんなことはボンゴレが出来て以来初めてのことだということ
〈シャナ、大変だ!!〉
『!!』
ネイトの突然の大音量テレパシー
ビックリしない私ではない
「“?
どうしたんだい?”」
『“あ、いや……
なんでもないです……”
《バカネイト!
大音量テレパシーは止めろって!
今9代目と話してたんだから変に思われるじゃん!!》』
〈わ、わりぃ……〉
「“シャナさん……この話を聞いて何か気づいたこととかあるかい?”」
『“気づいたこと……”
《何かあったの?》』
私は考える仕草をする
〈悪魔だ!
前世でお前を殺したヤツに憑いてた悪魔がこっちの世界で……しかもお前のいるイタリアに出現しやがった!!〉
《マジで!?》
『“通り魔にしろ住民が突然姿を消したことにしろ…裏に何かありそうですね…
通り魔の出現場所はどこです?”《ネイト、悪魔が出現した場所は?》』
「“商店街のすぐ近くだ
君たちが渋滞にあった場所の近くによく出現するようだ”」
〈商店街のすぐ近くにある林の中だ〉
『“ありがとうございます”《ネイト
、9代目の話は聞こえてる?》』
〈もち〉
《んじゃ……悪魔は通り魔に憑いてる…?》
〈そうなるな〉
『“9代目……その通り魔、私が捕まえます”《んじゃ、捕まえしだい祓うか…》』
〈それがいいな
天界から祓魔命令来てるし〉
《そんな命令あるんだ……》
「“えっ!?”」
『“多分ですがその通り魔は女性を狙っているはずです
地元警察はまだ通り魔を捕まえてないんですよね?あと他のファミリーもまだ動いていない……
だとしたら私が適任かと…”』
「“!!(なぜ女性だけだとわかった…?
これも直感か…?)
いや…しかし…”」
『“大丈夫ですよ
逆に殺られるなんてヘマはしません”』
「“…………わかった
通り魔のことは君に任せた……
同行者は『“同行者はいりませんよ”』そうか……”」
『“思い立ったが吉日です
すぐに行ってきます!
失礼しました!!”』
私は走って部屋を出た
9代目が何かを言っていたが聞こえなかった
『あ、この服じゃダメだな……』
今来ている服はスーツ
私服で行くか……
『さてと……##RUBY#祓魔師#エクソシスト##の仕事か…
できるかな?』
《あたしの力じゃ引き剥がすことしか出来なかったからな…》
『《だよね~》マンガの真似事ではヤバイな……』
〈そう言うと思って祓魔師のスキル修得させといたぞ〉
『マジか!』
ハッ!
ヤバイヤバイ……まだ廊下だった……
部屋に入ってと……
『ネイト、今の話本当?』
〈ああ、本当だ〉
『あ、部屋に入ったから出てきなよ』
「んじゃ失礼するぞ」
ニュッと壁から姿を現すネイト
《今回は壁からか……》
『壁からの出現は無しだな……
神じゃないように感じる…』
「…そうか…」
『あ、そういえば祓魔師のスキルが使えるようになったっていったよね?』
「ああ
某少年マンガのな」
『流石神だな……』
「ちなみに【騎士】と【竜騎士】、【詠唱騎士】だ
【手騎士】とかはオレの苦手分野だったから使えない
あと聖水系も無理だった」
『騎士、竜騎士、詠唱騎士か…
うん、いいね
武器は今あるヤツ?』
「そうしたいのは山々だったが…上から祓魔師専用の武器が支給された」
『は?』
「普段はキーホルダーとして小型化され、祓魔師の時だけ武器として展開される代物だ
これがそうだ」
ネイトはポケットから刀と銃の形をしたキーホルダーを取り出す
『ありがとう…って、え?
武器増えるの?』
「増えるな
お前には悪いが…上からの指示なんだ……」
『……上からなら仕方ないか……
これって他に効果あるの?』
「あるぞ
神の加護があるから穢れたり憑かれたりすることがない
あと祓魔の失敗がない」
『了解
んじゃありがたく使わせてもらうわ』
「おう
あ、そうだ…」
『ん?なに?』
「祓魔師専用の服なんだか…これを着ろと……」
渡されたのは某少年マンガの祓魔師キャラが着ていた制服に似ている制服
ちなみに色は藍色
『マジっすか……( ̄▽ ̄;)』
「マジ」
『……辞t「それは無理だ」ですよねー』
「制服も渡した事だし、さっさと着替えろ
部屋を出るときはこれを羽織ればいい」
渡されたのは薄手のローブ
色はベージュ
何となくネイトが選んだなってわかる……
まあいいや
さっさと着てさっさとやろう……
5分後
『うわぁ…これは完全に青の祓《はい、それいっちゃダメーー♪》だよねー』
でも言いたい…これはれっきとした青の(ry
諦めよう……
天界相手には何言っても無理だからな……
よし、ちゃっちゃと祓魔師の仕事やろっと