1章 かてきょーの世界へ転生!
夢小説設定
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並盛町
『んーーーーーーーー…
やっとついたぁぁ…』
ぐーっと大きく伸びをする
天気は快晴
いい感じにぽかぽかしている
『さてと…9代目が予約したホテルに行くか…』
9代目が予約したホテルは並盛ホテル
並盛駅からそう遠くない
また商店街からも
今は駅前
時間がゆっくり流れているように感じるのはなぜだろう…
「バタバタしてたからだ」
『うおっ!焦ったぁ…( ̄▽ ̄;)
急に目の前に立つのはやめてほしいわ…』
目の前に現れたのはネイト
「すまん…」
『まあいいや…
で、何のよう?』
「何のようって…
道案内だ
お前、原作にあった場所の地形は知ってても駅周辺の地形はわかんねぇだろ?」
『言われてみれば…知らない
んじゃ、案内よろしく』
「軽いな……
まあ任せろ
ホテルでいいか?」
『もちろん
出来たら荷物を持ってほしいな……?』
「いいが、他人からは荷物が勝手に動いているように見えるぞ?
それでもいいのか?」
『は?
ってことは……』
キョロキョロ……
確認だよ?
変な目で見られてないかの確認
『よし……今のところは大丈夫…
ん?どした?』
「いや…マジになって周りを見るとは思わなくてな…」
『どゆこと?』
「すまん…今の勝手に動いているように見えるってのは冗談だ…」
プチッ
あっ、今頭の中で何かが少し切れたわ
『……よし、歯ぁ食いしばれ……』
「えっ、何をs[ズバンッ]っーーーーーーーー!!!!」
ネイトはあまりの痛さに声が出ていない
そして涙を浮かべながらお尻を擦っている
『ざまぁww
見たか、ガ●使で有名なタイキック!!』
「痔になるだろ!?」
『そんなの知らない
それともなに?もう一発やってほしいの?』
スッと私は右足を上げる
「悪魔か貴様は!」
『悪魔で結構!!』
ズバンッ!!
「っーーーーーーー!!!!
き、効いた……今のは…さすがに…(泣)」
『え…何かごめん…
泣くほど痛かったとは…
よし、次からもこの強さでいこう』
「反省する気ないだろ…(泣)
あぁ…マジで痛ぇ…」
『ごめんってば
よし、痛さが引いたらホテルに行こっ!』
「ああ…」
ちなみにネイトのお尻の痛みが引くまで3分かかったのはいうまでもない
「ああ…歩いたらヒリヒリしてきたわ…」
ネイトは信号待ちをするたびわざとらしくお尻を擦っている
『神なんだから、前みたいにヒーリングすればいいじゃん』
「あ、その手があったか!」
ポンッと手を打つネイト
『え…考えなかったの?』
「痛みでそれどころじゃなかった」
『バカじゃねーの?』
「お前…さらっと悪口言うなよ…」
『それが私だ!』
「そうだったな…
よし、痛みが消えた!!」
『えっ、いつの間に!?』
まさかの早業!?
「話してる最中に
わからなかっただろ?」
『さすが神…』
「もっとほめて!!」
『ガキか!』
ドスッ
左ストレートが綺麗にネイトの右脇腹に入る
「いった…くねーよ!」
『はいはい…』
たまに扱いがめんどくなるな…
《シャナ》
《どうしたの、シャイナ?》
《今さっき、ちびツナを見つけた》
《マジで!?
どこどこ!?》
ちびツナはレアだよ!
穢れの一つもない純粋なハートをもつちびツナは!
私はキョロキョロと辺りを見渡す
「ん?
どうした、シャナ?
何か見つけたのか?」
『あ、いや…』
しまったーーー!!!
ネイトがいることを忘れてたーーーー!!
『えっと…』
何て言えばいいんだぁぁ!!!!
《あたしは……
しーらないっと♪》
《鬼ぃ…》
《応援はしてあげる》
《助言は?》
《無理
まあ、頑張れー!》
《まあ頑張るよ》
「?」
『えっと…猫!』
「猫?
そんなのいたか?」
ネイトは首をかしげる
『えっ!?
声だよ声!!
微かに聞こえたんだって!』
「いや、誰もそこまで聞いてないって」
『…あ、そうだね…
ごめんごめん、早とちりしたわ』
「そうか
あ、もうちょっとで着くぞ」
『マジか!』
全然気付かなかった!
「ほら」
ネイトの指差す先にはホテル
うん、名前通りの大きさだな…
大でもなく小でもなく並のホテル
さてさて…部屋代はどのくらいかな…?
並盛ホテル
「んじゃ、オレは仕事に戻るわ」
『ん、ありがとう!』
「おう!
任務頑張れよ!」
『おう!!
って…また心を読みやがったな!!』
「いや、盗み聞き♪」
『サイテーだな!』
「怒っちゃやーよ?」
「…………」
無視だ、無視
「え、沈黙…?」
『……キモい』
「グハッ!」
『じゃ、仕事頑張れー(棒読み)』
「………クスン……」
私はネイトの腰をぽんっと叩いて受付に行く
何か言っているが無視だ!
まずは、チェックイン!
名前と予約をしていたことを言えば十分だろ……多分
チェックイン完了!!
以外と時間がかかったな…
宿泊料金も丁度よかった
『えーと…512号室は~?
あった!』
部屋の場所は階段からも非常階段からも近い場所
そして、ちょっと行けば自動販売機、コインランドリーもある
活動動線は最高だ
『これを差せばいいんだよね』
私はカードキーをドアにある差し込み口に入れる
ピッ
カチッ
『おっ開いた開いた』
カチャ
『おーーーーー!!』
めっちゃ綺麗じゃん!!
イタリアのホテルには負けるけどTHE並盛!って感じがする!
私は部屋に入ってカードキーを部屋に備え付けられている差し込み口に入れる
パッ!
柔らかい光が部屋中を照らす
『よし、まずは9代目に報告だな…
日本とイタリアの時差は8時間だからイタリアは早朝か……
だとしたら9代目は寝てるな……
よし、メールでいこう!』
私はキャリーバックからノートパソコンを取りだし電源をつける
『よし、やるか!』
私はメールを立ち上げて内容を打っていく
数分後
『よし、見直し完了!
送信♪』
カチリとマウスをクリックする
『さてと…任務に入るか…』
私はノートパソコンを閉じてキャリーバックに片付ける
『鍵はフロントに預けるんだったよな……』
カードキーを抜き取り必要な物だけバッグに入れて部屋を出る
フロント
『ちょっと出かけてきます
戻るのは夕方5時になります』
「かしこまりました
では、カードキーをお預かりします」
『はい』
カードキーを受付嬢に渡す
よし、任務も兼ねて探索といくか!
私はテンションをあげてホテルを出た