1章 かてきょーの世界へ転生!
夢小説設定
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「シャナ」
『ん?』
「お前にこいつを渡す」
渡されたのは弾丸
『弾なら持ってるよ?』
「あれは練習用でこっちが実戦用だ
ちなみに死ぬ気の炎(?)ってやつを吸収して扱うようにしてある」
『へぇ…?』
「ちなみに
銃の方もそうしてあるからな」
『わお
マジで暗殺部隊のボスさんが使ってるのと同じじゃんw
てことは?』
「属性が分かればそれを弾丸として使える」
『よっしゃ!!!!』
どんな属性でも強力な武器になる
そういえば…ゲームにあった雪属性は凄かったなぁ…
あれは惚れた
綺麗な死ぬ気の炎だったし…
私の属性がそれだったら嬉しいのになぁ……
まあ、ゲーム設定だから無理だな
あったらマジでレアだよレア!
死ぬ気の炎を灯せなくする特性があったからね!
あれを武器にしたら凄いんだろうなぁ……
早く知りたいよ、自分の属性!
「シャナ」
『ん?』
「お前はその銃の扱い方はわかるか?」
『もち
リボオタをなめんなよ?』
「……ならいいんだが……
一応伝えるぞ」
『はいよ』
「銃と弾は死ぬ気の炎(?)を灯せるようにしてある」
『死ぬ気の炎ね
合ってるから断言しろよ』
「合ってたのか……
じゃあ……死ぬ気の炎の灯し方はわかるか? 」
『もち
リボオタをなめんなよ
死ぬ気の炎は【覚悟】で灯る!(ドヤァ』
私は渾身のどや顔で言った
「なら……覚悟はあるのか?」
どや顔スルーされたw
『うーん……あるっていったら嘘になるし、ないっていっても嘘になるしなぁ…』
私は曖昧に答える
「なんだよ、その答え」
『うーん……謎だ!
あ、でも……』
「でもなんだ?」
『こっちに来るときは覚悟したなぁ……』
「どんな?」
『これからできるであろう仲間は死んでも護る!』
「守るじゃなくて?」
『うん
命をかけるからね』
「ならその覚悟を貫けばいい
その覚悟は力になるからな……」
『ふーん……わかった
私の覚悟は仲間を護る!』
あれ?
この覚悟……誰かが使ってた?
誰だっけ?
……原作知識が薄れたのかな……?
まあ、いっか!
原作知識っていっても私がここに存在していることである程度は変わるし……
『ネイトー』
「なんだ?」
『死ぬ気の炎が灯せる弾って何発ある?』
「ざっと……500だな」
『作りすぎだろ!』
「いやぁ……特殊弾丸を作るのが楽しくてな……
時間を忘れて作ってたらそんな数に……テヘペロ」
『その顔やめろ
顔面に拳をぶつけるぞ』
私は右手をグーにする
「女が言う言葉じゃねーだろ!
それと、拳をしまえ!」
『あ……』
「あ……じゃねーよ!」
『仕方ないじゃん……
少年マンガばっか読んでたんだもん』
「それだけで女が言う言葉じゃないのがでてくるわけないだろ!
それと拳も!」
『まあ、いいじゃん!
女なんて影では汚い言葉をはいてんだからさぁ……それに暴力も』
「な、んだ……と……?」
『あれ?知らなかったの?』
「はじめて知った……」
『神なのに?』
「わるかったな!
どうせ俺は…………」
いじけたよ!
神がいじけるなんてレアだよ!
床に“の”の字書いてるよ!
くそ……この場にケータイがあれば……
なぜこんなときに充電が切れるんだよ!!!!
自分の運の無さにいやけがさすよ……
ネイトがいじけること約10分
「あー……腰いてぇ……
丸まっていじけるんじゃなかった……」
ネイトはそういいながら立ち上がった
『お、復活したんだ
今から弾に死ぬ気の炎を込めようとしてたんだよねー』
「へぇ……
まあ、ガンバレー
俺は寝る!」
ネイトはそう言って隣の部屋に行った
数分後寝息が聞こえた
『よっしゃ、やるか!』
私はネイトからもらった弾を右手に持てるだけ持ち、残りを机の上に置いた
私の覚悟……
仲間を護る!
ゴウッ!
一瞬凄まじい量の死ぬ気の炎が私を包み込んだ
キュアァァァァァァ……
死ぬ気の炎はネイトが作った特殊弾に凄まじい勢いで吸収されていく
『くっ……
これは……きついね……』
額にはうっすらと汗が浮き出る
『でも……それが平気にできるやつもいるんだから、私に出来ないわけない!』
ゴウッ!
更に私の死ぬ気の炎の炎圧があがった
弾から漏れ出た死ぬ気の炎は、机の上にある弾に吸収されていく
なんとなくだが……炎が白いような……?
気のせいか?
私は一瞬そう思いつつも弾に炎を込める
10分もすると机の上にある弾の半分以上が死ぬ気の炎で満ちた
『もーむりっ!限界!!!!』
私は炎を灯すのを止めた
『はぁ…はぁ…
疲れたぁぁぁ……』
私は床に座り込んだ
ダメだなぁ……こんくらいでバテるなんて……
こんなんじゃ実戦になったら最高の標的になっちゃうよ……
よしっ!
これから1日1時間筋トレしよう!
そして死ぬ気の炎の量を調節する特訓をしよう!
今日はこれでおしまい!
疲れたからお風呂入って仮眠しよう!
『ネイト……お休みー』
私は隣の部屋で寝ているネイトに挨拶をしてベッドに入り眠りについた
『…………片付けてから寝なよ……主さん』
部屋に響くあたしのアルト声
主さんはソプラノよりのアルト声
あたしはベッドから起き上がり机の上にある弾を机の片隅に寄せた
机の上にある鏡があたしを写す
姿は主であるシャナ
でも、目付きはあたし
なんて冷たい目だろう……
『……あたしが守ってあげるからね……大切な主さん』
あたしは左手を胸に当てる
主を守るのがあたしの役目
この前は出来なかったけど今度は絶対に……
主を苦しめるヤツはあたしが消してやる!
鏡に映るあたしの目付きは獲物を捕らえる獣のように鋭かった
『主さん、お休み……』
あたしはベッドに潜り混んで眠りについた