FILM RED ifVersion【完結】
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「ーーう・・」
閉じたままの瞼を通して眩しい光がコビーを目を刺激する
『ーーー!ーー?コビー?』
「う・・うぅ・・ルナ・・・?」
ゆっくりと開いたコビーの視界がぐらぐらとしているのは、ルナが寝ているコビーを掴んで揺さぶっていたからのようだ
顔を横に向けるとよく知った白と紫のストライプ、そしてルナの滑らかな絹のような柔肌が飛び込んできた
「え・・・モモンガ中将・・?」
ルナがいるものだと思っていたので思わず驚愕した声がでた
『モモンガ中将に会いたいの!?呼んでくる!』
「あ・・違・・・」
ルナは、コビーが引き留めるのも聞かずに飛び上がって甲板を走っていってしまった
モモンガ中将だと思ったのはルナの服だった
モモンガ中将のスーツとそっくりなストライプのマントに、膝が隠れるくらいの長さの濃紫色のシャツワンピースを着ている
スニーカー以外、ウタワールドに取り込まれる前と服装が変わっていることに疑問を持ちながらも、コビーは自分の状況を把握するため周りを見渡す
ルナさん、裸足にスニーカーだった・・・・
先程走り去ったルナの足元ばかりがコビーの脳裏をちらついた
起き上がると、隣でヘルメッポがよだれを垂らしてグーグー寝ている
「・・・ん」
大きな怪我はないかとヘルメッポを覗き込もうと近寄ると、小さく唸った後、ゆっくりと長いまつ毛が動いてヘルメッポが目を覚ます
「ヘルメッポさん!」
上を見てボーっとしているヘルメッポに横からコビーは声を掛けた
「・・・ぅお・・コビーか・・怪我はないか?」
コビーの声にピクッと反応して、ヘルメッポはパチパチと瞬きした後、こちらを向いて開口一番コビーの心配をする
「それはこちらのセリフです!ヘルメッポさん!怪我はないですか?」
もーッと可愛らしく頬を膨らませたコビーは、ヘルメッポの顔をペタペタ触って怪我がないか確認した
「ねぇよ」
ひぇひぇッッと相変わらず変な笑い方をしながらヘルメッポは起き上がった
ガバッ
『ヘルくーーーーん!起きた!良かったぁぁぁ!怪我はない!?』
「ぅおッッルナちゃん!!ひぇひぇッッお陰様で・・・・・・って!!ちょッッ!え!!?」
ガシッッッ
グイ!!
ぎゅうぎゅうといつもよりも激しく抱きついて身体を密着させるルナを安心させるように頭を撫でて、いつものようにあやそうとしたヘルメッポは、ある違和感を感じて固まった後、物凄い勢いで己の身体からルナを引き剥がした
「『わ!?どうしたの!?』」
ルナが抱きついてくるのはいつもの事なので、焦った様子で体を離したヘルメッポにコビーとルナが首を傾げる
「どーしたじゃねぇょ・・・・・ルナちゃん少将・・・もしかしてブラして・・ない・・・?」
ルナの肩を掴んで、さらに自分から離したヘルメッポ
ヤンキーがやるような下から凄むような形で睨みながらボソボソと小声でルナに質問した
「ブラ・・・って、え!?ブラジャもごッッ」
「ッッばか!でけェ声で言うんじゃねェよ!」
ヘルメッポの言葉に顔を真っ赤にして驚いていたコビー
周囲に人がいるにも関わらず開いた口を、手で塞いだヘルメッポは、さらに顔をくっつけてコビーにオデコをガツンとぶつけた
そして物凄く怒った顔で、だけど周囲には聞こえないようにボソボソとコビーを黙らせた
『あ!!!忘れてた!私、海に落ちちゃって、モモンガ中将に助けてもらって、服を借りたの!海水でベタベタになっちゃったから洗った靴以外は全部軍艦に脱いできちゃったの!』
テヘ!っと可愛らしい仕草で首を傾けながら言膝丈のシャツをピラッと軽く持ち上げたルナ
コビーとヘルメッポが甲板に座り込んでいる状態で、立っているルナが下着をつけていないということは・・・・
日焼けを知らない陶器のような艶のある太腿が二人の前に惜しげもなく晒される
「こら!!!やめろ!持ち上げんな!」
『ヘルくんなんでわかったの!?』
慌てるヘルメッポに裾を持ち上げたまま腰を器用に捻って視線を合わせてきたルナは心底不思議そうな顔をしていて、可愛らしいが本当に憎らしい
「とりあえず、手は離せッッッッ!!怒るぞ!」
「・・・わーわーわー・・・きゃーーー!」
ヘルメッポがルナの手をシャツの裾から払いつつ、さらに言葉でも激しく止める
ルナはそんな思春期男子たちの気持ちなんてこれっぽっちもわからないようで、ヘルメッポに質問を投げかけた
コビーには刺激が強すぎるのか、真っ赤な顔を両手で隠してきゃーーと叫んでいた
「はァーー・・・・同期仲が良いのは理解した・・・して、コビー大佐が私に用件とはなんだったかな?」
3人でいつものような会話を繰り広げていると、丁寧な口調とは裏腹に、威圧感っぷりの声が降ってきてヘルメッポがビクリと肩を跳ねさせた
声の主は案の定モモンガ中将だった
さり気なくルナの肩に手を回しながらモモンガは甲板に座り込むコビーとヘルメッポを見下ろしす
モモンガの目がいつもより冷ややかな気がするのは二人の勘違いではないだろう
おそらく先程のやり取りは全部聞かれて・・・いや、おそらく目撃されていた事だろう
「ひぇーモモンガ中将・・・!」
「あーーー・・・起きたときにルナの着ている服が目に入ったものですから・・・・申し訳ありません」
いつのまにか正座に切り替わったコビーとヘルメッポ
ヘルメッポはあわわわわ!と口元に手を当てて狼狽し、コビーは正直に目が覚めた時の事を釈明する
『え?あれ?じゃぁ、私の勘違い!?モモンガ中将ごめんなさい!』
口元に可愛く手を当ててモモンガの方へ振り返ったルナ
その顔にモモンガの表情は少し、ほんの少し緩んだ気がするとヘルメッポは思った
「・・かまわんよ、お前達の任務は終了しているのだろう?意識が戻ったのなら船室で休んで構わない。・・・君らの船は・・・残念ながらない。君たち2人は我が艦の女性士官用の部屋を使うといい」
そう言ってモモンガはカチャカチャと鍵を取り出してコビーの方へ手を伸ばす
反射的に受け取るための手を伸ばしたコビーは途中で手を止める
『え?でも女性士官ならルナ少将がいるので私達は一般船室で構いませんが』
思った疑問を素直にモモンガにぶつけた
「・・・ごほん・・艦長室を空けようかとも思ったが、私の・・・艦長室に彼女の服が脱ぎ散らかしたままだからな・・・どうせ後始末で私は出突っ張りだろうし、ルナは私の部屋で待機すれば良いと思ってだな・・・・」
ルナの肩に回していた手をすっと持ち上げて、コホンと咳払いをしたモモンガは少しだけ赤い顔をしてそういった
「でも・・ごッ!」
「ひーーーー了解です!とりあえずこの格好ではあれなので部屋使わせてもらいまっス!・・・余計な恋慕すんじゃねェよ!察しろ」
なにか言おうとしたコビーの口を塞ぎ、ヘルメッポはコビーを小脇に抱えて立ち上がる
『私は2人と同じ部屋でもいいですよ?モモンガ中将、そんなに気を使わなくても・・・』
ヘルメッポがコビーを抱えて船室に消えていった後、首をぐいっと上に向けてルナはモモンガに言った
「海軍本部中将としての私ならそうかもしれんが・・・ルナの・・その・・・ルナの恋人としては、いくら兄弟の様に仲が良いとはいえ、他の男と同じ部屋で過ごされるのは・・・・な・・」
『ぴーん!!わかりました!私もモモンガ中将が仲良しでも桃兎さんとかヒナさんとかおつるさんとお泊りしてたら嫌です!!』
ひらめいた!とばかりに人差し指を立ててモモンガに告げるルナ
「・・・いや、例える人物・・・・まぁ、そうだ。そういう事だ。カッコ悪いな私は。」
ヒナはともかく、自身にとっても母親くらいの年の差があるおつる中将や桃兎を引き合いに出されたモモンガは、一瞬顔がひきつるも、ため息をついてから額を抑えてヤケクソな感じで答える
いい歳の男が若い恋人の交友関係に嫉妬するなんて、恥ずかしいし幻滅だろうと心配しているらしい
『??どうして?嫉妬は好きだからするものなのでしょう??嬉しいじゃないですか!!私、まだまだそういう事、配慮が足らないので、教えてくださいね!私の素敵な恋人さん!』
そう言いながらモモンガにギュッと抱きつくルナ
ぎゅうぎゅうと押し付けられたルナの柔らかい双丘は下着をつけていないこともありいつもより数倍柔らかく温かい体温が服越しに伝わってきた
「こ、こら!私は任務中だ!それに人目も少しは気にしてくれ!」
言葉ではダメだと言っているが、肩と後頭部に手を回して優しく抱き返すモモンガ
コビーはヘルメッポに担がれたまま、きゃ~っ!っと乙女のように口元に手を当てて照れていた
船内へ急いで駆け込んだものの、肝心の部屋の鍵を受け取り忘れて戻ってきていたのだ
担いでいるヘルメッポの方も、ひぇ〜!っと小さく言いながら頬を赤く染め、口を開けて二人の様子を見守っていた
「・・・名残惜しいが私は任務に戻らねばならん・・ルナ、二人が目覚めたのだから3人とも医務室で診察後、今日は部屋で休みなさい
明日からは事後処理を手伝ってもらうから、絶対に今日は出てくるなよ?診察も受けろ、上官命令だからな?」
そう言ってコビーに渡しそびれた鍵をとモモンガの艦長室の鍵をルナの小さな掌に優しく握らせた
この若人たちは、3人とも、他人ばかり気にするタイプだったと気がついたモモンガは、あえて“上官命令”などと言って3人に療養するよう伝えた
『「「サーイエッサー!」」』
モモンガに3人は敬礼して船の医務室へ向かう
ったったった
『モモンガさん!お部屋使わせてくれてありがとう!帰って来るの、待ってます!いってらっしゃい!』
ちゅ!
一度走り出したルナだったが、反転して戻って方かと思うと、そう言ってモモンガの頬に軽く唇を寄せてキスをした
そしてモモンガの反応も見ずに船内へ駆け込んでいってしまった
「・・・・・誰だ・・あんな事教えたのは・・・」
甲板で頬を押さえて困惑するモモンガを置き去りにして
閉じたままの瞼を通して眩しい光がコビーを目を刺激する
『ーーー!ーー?コビー?』
「う・・うぅ・・ルナ・・・?」
ゆっくりと開いたコビーの視界がぐらぐらとしているのは、ルナが寝ているコビーを掴んで揺さぶっていたからのようだ
顔を横に向けるとよく知った白と紫のストライプ、そしてルナの滑らかな絹のような柔肌が飛び込んできた
「え・・・モモンガ中将・・?」
ルナがいるものだと思っていたので思わず驚愕した声がでた
『モモンガ中将に会いたいの!?呼んでくる!』
「あ・・違・・・」
ルナは、コビーが引き留めるのも聞かずに飛び上がって甲板を走っていってしまった
モモンガ中将だと思ったのはルナの服だった
モモンガ中将のスーツとそっくりなストライプのマントに、膝が隠れるくらいの長さの濃紫色のシャツワンピースを着ている
スニーカー以外、ウタワールドに取り込まれる前と服装が変わっていることに疑問を持ちながらも、コビーは自分の状況を把握するため周りを見渡す
ルナさん、裸足にスニーカーだった・・・・
先程走り去ったルナの足元ばかりがコビーの脳裏をちらついた
起き上がると、隣でヘルメッポがよだれを垂らしてグーグー寝ている
「・・・ん」
大きな怪我はないかとヘルメッポを覗き込もうと近寄ると、小さく唸った後、ゆっくりと長いまつ毛が動いてヘルメッポが目を覚ます
「ヘルメッポさん!」
上を見てボーっとしているヘルメッポに横からコビーは声を掛けた
「・・・ぅお・・コビーか・・怪我はないか?」
コビーの声にピクッと反応して、ヘルメッポはパチパチと瞬きした後、こちらを向いて開口一番コビーの心配をする
「それはこちらのセリフです!ヘルメッポさん!怪我はないですか?」
もーッと可愛らしく頬を膨らませたコビーは、ヘルメッポの顔をペタペタ触って怪我がないか確認した
「ねぇよ」
ひぇひぇッッと相変わらず変な笑い方をしながらヘルメッポは起き上がった
ガバッ
『ヘルくーーーーん!起きた!良かったぁぁぁ!怪我はない!?』
「ぅおッッルナちゃん!!ひぇひぇッッお陰様で・・・・・・って!!ちょッッ!え!!?」
ガシッッッ
グイ!!
ぎゅうぎゅうといつもよりも激しく抱きついて身体を密着させるルナを安心させるように頭を撫でて、いつものようにあやそうとしたヘルメッポは、ある違和感を感じて固まった後、物凄い勢いで己の身体からルナを引き剥がした
「『わ!?どうしたの!?』」
ルナが抱きついてくるのはいつもの事なので、焦った様子で体を離したヘルメッポにコビーとルナが首を傾げる
「どーしたじゃねぇょ・・・・・ルナちゃん少将・・・もしかしてブラして・・ない・・・?」
ルナの肩を掴んで、さらに自分から離したヘルメッポ
ヤンキーがやるような下から凄むような形で睨みながらボソボソと小声でルナに質問した
「ブラ・・・って、え!?ブラジャもごッッ」
「ッッばか!でけェ声で言うんじゃねェよ!」
ヘルメッポの言葉に顔を真っ赤にして驚いていたコビー
周囲に人がいるにも関わらず開いた口を、手で塞いだヘルメッポは、さらに顔をくっつけてコビーにオデコをガツンとぶつけた
そして物凄く怒った顔で、だけど周囲には聞こえないようにボソボソとコビーを黙らせた
『あ!!!忘れてた!私、海に落ちちゃって、モモンガ中将に助けてもらって、服を借りたの!海水でベタベタになっちゃったから洗った靴以外は全部軍艦に脱いできちゃったの!』
テヘ!っと可愛らしい仕草で首を傾けながら言膝丈のシャツをピラッと軽く持ち上げたルナ
コビーとヘルメッポが甲板に座り込んでいる状態で、立っているルナが下着をつけていないということは・・・・
日焼けを知らない陶器のような艶のある太腿が二人の前に惜しげもなく晒される
「こら!!!やめろ!持ち上げんな!」
『ヘルくんなんでわかったの!?』
慌てるヘルメッポに裾を持ち上げたまま腰を器用に捻って視線を合わせてきたルナは心底不思議そうな顔をしていて、可愛らしいが本当に憎らしい
「とりあえず、手は離せッッッッ!!怒るぞ!」
「・・・わーわーわー・・・きゃーーー!」
ヘルメッポがルナの手をシャツの裾から払いつつ、さらに言葉でも激しく止める
ルナはそんな思春期男子たちの気持ちなんてこれっぽっちもわからないようで、ヘルメッポに質問を投げかけた
コビーには刺激が強すぎるのか、真っ赤な顔を両手で隠してきゃーーと叫んでいた
「はァーー・・・・同期仲が良いのは理解した・・・して、コビー大佐が私に用件とはなんだったかな?」
3人でいつものような会話を繰り広げていると、丁寧な口調とは裏腹に、威圧感っぷりの声が降ってきてヘルメッポがビクリと肩を跳ねさせた
声の主は案の定モモンガ中将だった
さり気なくルナの肩に手を回しながらモモンガは甲板に座り込むコビーとヘルメッポを見下ろしす
モモンガの目がいつもより冷ややかな気がするのは二人の勘違いではないだろう
おそらく先程のやり取りは全部聞かれて・・・いや、おそらく目撃されていた事だろう
「ひぇーモモンガ中将・・・!」
「あーーー・・・起きたときにルナの着ている服が目に入ったものですから・・・・申し訳ありません」
いつのまにか正座に切り替わったコビーとヘルメッポ
ヘルメッポはあわわわわ!と口元に手を当てて狼狽し、コビーは正直に目が覚めた時の事を釈明する
『え?あれ?じゃぁ、私の勘違い!?モモンガ中将ごめんなさい!』
口元に可愛く手を当ててモモンガの方へ振り返ったルナ
その顔にモモンガの表情は少し、ほんの少し緩んだ気がするとヘルメッポは思った
「・・かまわんよ、お前達の任務は終了しているのだろう?意識が戻ったのなら船室で休んで構わない。・・・君らの船は・・・残念ながらない。君たち2人は我が艦の女性士官用の部屋を使うといい」
そう言ってモモンガはカチャカチャと鍵を取り出してコビーの方へ手を伸ばす
反射的に受け取るための手を伸ばしたコビーは途中で手を止める
『え?でも女性士官ならルナ少将がいるので私達は一般船室で構いませんが』
思った疑問を素直にモモンガにぶつけた
「・・・ごほん・・艦長室を空けようかとも思ったが、私の・・・艦長室に彼女の服が脱ぎ散らかしたままだからな・・・どうせ後始末で私は出突っ張りだろうし、ルナは私の部屋で待機すれば良いと思ってだな・・・・」
ルナの肩に回していた手をすっと持ち上げて、コホンと咳払いをしたモモンガは少しだけ赤い顔をしてそういった
「でも・・ごッ!」
「ひーーーー了解です!とりあえずこの格好ではあれなので部屋使わせてもらいまっス!・・・余計な恋慕すんじゃねェよ!察しろ」
なにか言おうとしたコビーの口を塞ぎ、ヘルメッポはコビーを小脇に抱えて立ち上がる
『私は2人と同じ部屋でもいいですよ?モモンガ中将、そんなに気を使わなくても・・・』
ヘルメッポがコビーを抱えて船室に消えていった後、首をぐいっと上に向けてルナはモモンガに言った
「海軍本部中将としての私ならそうかもしれんが・・・ルナの・・その・・・ルナの恋人としては、いくら兄弟の様に仲が良いとはいえ、他の男と同じ部屋で過ごされるのは・・・・な・・」
『ぴーん!!わかりました!私もモモンガ中将が仲良しでも桃兎さんとかヒナさんとかおつるさんとお泊りしてたら嫌です!!』
ひらめいた!とばかりに人差し指を立ててモモンガに告げるルナ
「・・・いや、例える人物・・・・まぁ、そうだ。そういう事だ。カッコ悪いな私は。」
ヒナはともかく、自身にとっても母親くらいの年の差があるおつる中将や桃兎を引き合いに出されたモモンガは、一瞬顔がひきつるも、ため息をついてから額を抑えてヤケクソな感じで答える
いい歳の男が若い恋人の交友関係に嫉妬するなんて、恥ずかしいし幻滅だろうと心配しているらしい
『??どうして?嫉妬は好きだからするものなのでしょう??嬉しいじゃないですか!!私、まだまだそういう事、配慮が足らないので、教えてくださいね!私の素敵な恋人さん!』
そう言いながらモモンガにギュッと抱きつくルナ
ぎゅうぎゅうと押し付けられたルナの柔らかい双丘は下着をつけていないこともありいつもより数倍柔らかく温かい体温が服越しに伝わってきた
「こ、こら!私は任務中だ!それに人目も少しは気にしてくれ!」
言葉ではダメだと言っているが、肩と後頭部に手を回して優しく抱き返すモモンガ
コビーはヘルメッポに担がれたまま、きゃ~っ!っと乙女のように口元に手を当てて照れていた
船内へ急いで駆け込んだものの、肝心の部屋の鍵を受け取り忘れて戻ってきていたのだ
担いでいるヘルメッポの方も、ひぇ〜!っと小さく言いながら頬を赤く染め、口を開けて二人の様子を見守っていた
「・・・名残惜しいが私は任務に戻らねばならん・・ルナ、二人が目覚めたのだから3人とも医務室で診察後、今日は部屋で休みなさい
明日からは事後処理を手伝ってもらうから、絶対に今日は出てくるなよ?診察も受けろ、上官命令だからな?」
そう言ってコビーに渡しそびれた鍵をとモモンガの艦長室の鍵をルナの小さな掌に優しく握らせた
この若人たちは、3人とも、他人ばかり気にするタイプだったと気がついたモモンガは、あえて“上官命令”などと言って3人に療養するよう伝えた
『「「サーイエッサー!」」』
モモンガに3人は敬礼して船の医務室へ向かう
ったったった
『モモンガさん!お部屋使わせてくれてありがとう!帰って来るの、待ってます!いってらっしゃい!』
ちゅ!
一度走り出したルナだったが、反転して戻って方かと思うと、そう言ってモモンガの頬に軽く唇を寄せてキスをした
そしてモモンガの反応も見ずに船内へ駆け込んでいってしまった
「・・・・・誰だ・・あんな事教えたのは・・・」
甲板で頬を押さえて困惑するモモンガを置き去りにして
