JUSTICE(海軍残留if編)
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わーわー
モモンガが甲板に出るとルナをクルー達が囲んで何やら話し込んでいる
「訓練はどうした?」
『あ!モモンガ中将!今ちょっと休憩中で、皆さんとお話していたんですが・・』
「「「モモンガ中将もみたいですよね!?覇王色の覇気!」」」
ルナを囲んでいた部下達が話しかけたモモンガに振り返りキラキラした目をモモンガに向けている
『・・・って皆さんがおっしゃるんですが・・』
ルナは少し困った顔でモモンガを見上げた
“可愛い・・・困っていたら何でもしてやりたくなってしまう・・”
「はァ・・・貴様ら!ルナ少将が困っているだろう!それに、貴様らが覇王色の覇気を食らって立っていられるわけがない!時間の無駄だ!訓練に戻れ!」
溜め息を付きながらシッシッとモモンガは部下達をあしらう
「「「モモンガ中将も気になりません!?九蛇海賊団は覇気を扱うってききました!今から慣れておくのも大事かと!」」」
何故か部下達は諦めずキラキラした目をモモンガに向けてくる
『あの・・私はまだセンゴク元帥ほど覇王色を使いこなせてなくて・・・』
「「「元帥みたいに修得できたらもうルナ少将、元帥になっちゃいますよ!演練も兼ねて!ね!ね!」」」
『うーーーん・・・じゃぁ私VS皆さんで模擬戦を行いましょうか!能力者の海賊役の私を制圧してください!』
ピコーん!と人差し指をたてて提案したルナは年相応に幼くて愛らしいが、大隊相手に一人で模擬戦をやると中々豪気なことを言っている
『じゃぁ、モモンガ中将が指揮官さんで!皆さーん!モモンガ中将の指示に従ってくださいね!3分後に演習開始です!』
「お、おィ!」
「「「やったぁーーー!聞いた話、センゴク元帥と覇気使用の手合わせをするルナ少将の美しさはこの世のものとは思えんらしい!!そんな演舞を生で見られるなんて!!!」」」
「・・・・貴様ら・・・そんな不純な動機でルナに手合わせ願ったのか?」
ゴゴゴゴゴっと後ろから音がしてきそうな怒りをまとって海兵達に問うモモンガ
「「「ぎゃ~~~俺らの指揮官んんんん!覇気の攻撃を体感してみたいっていうのもホントです!モモンガ中将も興味あるでしょ!?」」」
「・・・まァ・・手合わせ願いたいとは思う・・・」
『では!悪い海賊ルナ!覇王色と武装色纏った木刀使用で参ります!』
「・・・正面から受けるな!四方へ散開!数の利を有効に使うのだ!」
ドンッ!!!
かくん・・・バタバタバタバタ
「!!くッ」
『モモンガ中将・・・参ります!』
ガキン!!
ガチャガチャ!!
一気に距離を詰めてきたルナの武装色を纏った木刀を自身の刀で受け止める
ッばっ!
『わっ・・・あーー!』
力で薙ぎ払うと、ルナはその勢いで吹っ飛んでしまった
「・・・・覇王色の覇気・・想像以上だ!」
『加減とか、まだわからなくて・・・もう少し続けてもいいですか?』
木刀を横に置いて、自身の刀を取り出すルナはやる気まんまんだ
「構わん・・・私も覇気使いと戦える機会は滅多にないから高揚している」
モモンガも刀を構え直し、迎撃体制をとった
ガキン・・・ガチンッ・・・
「ーーーは」
金属のぶつかり合う音に、無意識に危険を察知した水兵が目を開けると、一面に青空が広がっていた
“???”
何故空を見上げているんだろうかと悩んでいたところで視界に先輩の顔が写り込んできた
「目、覚めたか?お前が一番最後だぞ!」
「???」
「覚えてないのか?ルナ少将の覇王色の覇気で、モモンガ中将以外全員気絶したらしい!んで、起きたのはお前が、一番最後」
先輩はそう言いながら親指を水兵のオデコにグリグリと押し付けた
「ルナ少将は・・・!」
起き上がった水兵は口をあんぐり開けて固まってしまった
ドンッ!
『はっ!やぁ!』
六式を使ってすごい速さで空中を移動しながらモモンガに攻撃を仕掛けているルナ
打撃に重さは対して感じないが、モモンガはその速さについていくのに手こずっていた
「刀身をギリギリまで削って軽量化しているのか!速さでは私は全く追いつかんな!」
受け身になっているモモンガが呟く
『皆さんのようには行かないので速さで勝負してます・・・それに、センゴクおじいちゃんが砥いでくれてるので切れ味はお墨付きですッよぉ!』
ガンッ
1度目に弾き返された時は驚いて受け身しか取れなかったルナだが、2度目は吹っ飛びながら指銃を撃って来た
「ッツ・・・!」
モモンガは最小限の動きで指銃を交わす
たったったッ
『はぁぁあー!!』
「・・・指銃が自分だけの専売特許だと思っていまいか?」
ガンッ
『うわッ!』
グイッ
「・・・・・」
至近距離から放たれたモモンガの指銃を後ろへ仰け反って避けたルナ
その腰をグッと掴んでモモンガは自身の刀をルナの首元へ近づけた
『ま、参りました・・・・』
「しかしルナ少将の速さは恐ろしいな・・・防戦一方だった」
ふーッと息をつきながら呟くモモンガ
『め・・』
「ん?どォした?痛めたのか!?怪我をしたか!?降りよう!捕まっておれよ!」
すとんッと軽やかな音共に甲板に降りたモモンガはそっとルナの足を甲板につけてやる
「どこを痛めたんだ!?すまない!つい本気になってしまった!」
心配そうにルナの顔を覗き込みながら年甲斐もなく戦いに没頭してしまった自分を恥じる
「「「え!ルナ少将怪我したんですか!!?救急箱!!医療班ーーー!!」」」
部下達もモモンガの言葉に動揺して右往左往して騒いでいる
『め・・・ちゃくちゃ楽しいです!!!』
「「「ん???」」」
ルナの言葉に全員が疑問符を上げて固まってしまった
『センゴクのおじいちゃんは基礎基礎基礎ばっかりで・・・基礎が大事なのはわかってるんですけど、何でもありありの思いっきり戦えるのすっっごく楽しいです!!!』
中腰になったモモンガの顔にキラキラしたルナの顔が近づく
「・・・怪我はしていないのだな?」
『はいッ!ピンピンしてます!もう一回!もう一回お願いします!!』
ルナはぴょんぴょん跳ねながら、顔の前で両手を拳にしてモモンガに乞う
「・・・・そんなに楽しいなら毎日覇気の訓練の時間を設けて今日のような演習をやろう
1日に飽きるほどやるより毎日コツコツと積み重ねるほうが己の力になる
あまり根を詰め過ぎてもいかんぞ」
興奮するルナの頭を撫でながらモモンガは提案した
キラキラキラキラ
『毎日!やったぁ!明日も!楽しみにしています!皆さ〜ん!基本訓練の後は明日も私の演習に付き合ってくださいね!』
「「「は〜い!喜んで!」」」
我が部隊はこんなにも結束力があっただろうか・・・と疑いたくなるようなハモリぶりにちょっと引き気味のモモンガ
“それにしてもルナの人を惹き付けるのは最早才能だな”
ルナはよっぽど嬉しいのか、キラキラした空気をだだ漏れにしたまま部下に混じって片付けをはじめていた
モモンガが甲板に出るとルナをクルー達が囲んで何やら話し込んでいる
「訓練はどうした?」
『あ!モモンガ中将!今ちょっと休憩中で、皆さんとお話していたんですが・・』
「「「モモンガ中将もみたいですよね!?覇王色の覇気!」」」
ルナを囲んでいた部下達が話しかけたモモンガに振り返りキラキラした目をモモンガに向けている
『・・・って皆さんがおっしゃるんですが・・』
ルナは少し困った顔でモモンガを見上げた
“可愛い・・・困っていたら何でもしてやりたくなってしまう・・”
「はァ・・・貴様ら!ルナ少将が困っているだろう!それに、貴様らが覇王色の覇気を食らって立っていられるわけがない!時間の無駄だ!訓練に戻れ!」
溜め息を付きながらシッシッとモモンガは部下達をあしらう
「「「モモンガ中将も気になりません!?九蛇海賊団は覇気を扱うってききました!今から慣れておくのも大事かと!」」」
何故か部下達は諦めずキラキラした目をモモンガに向けてくる
『あの・・私はまだセンゴク元帥ほど覇王色を使いこなせてなくて・・・』
「「「元帥みたいに修得できたらもうルナ少将、元帥になっちゃいますよ!演練も兼ねて!ね!ね!」」」
『うーーーん・・・じゃぁ私VS皆さんで模擬戦を行いましょうか!能力者の海賊役の私を制圧してください!』
ピコーん!と人差し指をたてて提案したルナは年相応に幼くて愛らしいが、大隊相手に一人で模擬戦をやると中々豪気なことを言っている
『じゃぁ、モモンガ中将が指揮官さんで!皆さーん!モモンガ中将の指示に従ってくださいね!3分後に演習開始です!』
「お、おィ!」
「「「やったぁーーー!聞いた話、センゴク元帥と覇気使用の手合わせをするルナ少将の美しさはこの世のものとは思えんらしい!!そんな演舞を生で見られるなんて!!!」」」
「・・・・貴様ら・・・そんな不純な動機でルナに手合わせ願ったのか?」
ゴゴゴゴゴっと後ろから音がしてきそうな怒りをまとって海兵達に問うモモンガ
「「「ぎゃ~~~俺らの指揮官んんんん!覇気の攻撃を体感してみたいっていうのもホントです!モモンガ中将も興味あるでしょ!?」」」
「・・・まァ・・手合わせ願いたいとは思う・・・」
『では!悪い海賊ルナ!覇王色と武装色纏った木刀使用で参ります!』
「・・・正面から受けるな!四方へ散開!数の利を有効に使うのだ!」
ドンッ!!!
かくん・・・バタバタバタバタ
「!!くッ」
『モモンガ中将・・・参ります!』
ガキン!!
ガチャガチャ!!
一気に距離を詰めてきたルナの武装色を纏った木刀を自身の刀で受け止める
ッばっ!
『わっ・・・あーー!』
力で薙ぎ払うと、ルナはその勢いで吹っ飛んでしまった
「・・・・覇王色の覇気・・想像以上だ!」
『加減とか、まだわからなくて・・・もう少し続けてもいいですか?』
木刀を横に置いて、自身の刀を取り出すルナはやる気まんまんだ
「構わん・・・私も覇気使いと戦える機会は滅多にないから高揚している」
モモンガも刀を構え直し、迎撃体制をとった
ガキン・・・ガチンッ・・・
「ーーーは」
金属のぶつかり合う音に、無意識に危険を察知した水兵が目を開けると、一面に青空が広がっていた
“???”
何故空を見上げているんだろうかと悩んでいたところで視界に先輩の顔が写り込んできた
「目、覚めたか?お前が一番最後だぞ!」
「???」
「覚えてないのか?ルナ少将の覇王色の覇気で、モモンガ中将以外全員気絶したらしい!んで、起きたのはお前が、一番最後」
先輩はそう言いながら親指を水兵のオデコにグリグリと押し付けた
「ルナ少将は・・・!」
起き上がった水兵は口をあんぐり開けて固まってしまった
ドンッ!
『はっ!やぁ!』
六式を使ってすごい速さで空中を移動しながらモモンガに攻撃を仕掛けているルナ
打撃に重さは対して感じないが、モモンガはその速さについていくのに手こずっていた
「刀身をギリギリまで削って軽量化しているのか!速さでは私は全く追いつかんな!」
受け身になっているモモンガが呟く
『皆さんのようには行かないので速さで勝負してます・・・それに、センゴクおじいちゃんが砥いでくれてるので切れ味はお墨付きですッよぉ!』
ガンッ
1度目に弾き返された時は驚いて受け身しか取れなかったルナだが、2度目は吹っ飛びながら指銃を撃って来た
「ッツ・・・!」
モモンガは最小限の動きで指銃を交わす
たったったッ
『はぁぁあー!!』
「・・・指銃が自分だけの専売特許だと思っていまいか?」
ガンッ
『うわッ!』
グイッ
「・・・・・」
至近距離から放たれたモモンガの指銃を後ろへ仰け反って避けたルナ
その腰をグッと掴んでモモンガは自身の刀をルナの首元へ近づけた
『ま、参りました・・・・』
「しかしルナ少将の速さは恐ろしいな・・・防戦一方だった」
ふーッと息をつきながら呟くモモンガ
『め・・』
「ん?どォした?痛めたのか!?怪我をしたか!?降りよう!捕まっておれよ!」
すとんッと軽やかな音共に甲板に降りたモモンガはそっとルナの足を甲板につけてやる
「どこを痛めたんだ!?すまない!つい本気になってしまった!」
心配そうにルナの顔を覗き込みながら年甲斐もなく戦いに没頭してしまった自分を恥じる
「「「え!ルナ少将怪我したんですか!!?救急箱!!医療班ーーー!!」」」
部下達もモモンガの言葉に動揺して右往左往して騒いでいる
『め・・・ちゃくちゃ楽しいです!!!』
「「「ん???」」」
ルナの言葉に全員が疑問符を上げて固まってしまった
『センゴクのおじいちゃんは基礎基礎基礎ばっかりで・・・基礎が大事なのはわかってるんですけど、何でもありありの思いっきり戦えるのすっっごく楽しいです!!!』
中腰になったモモンガの顔にキラキラしたルナの顔が近づく
「・・・怪我はしていないのだな?」
『はいッ!ピンピンしてます!もう一回!もう一回お願いします!!』
ルナはぴょんぴょん跳ねながら、顔の前で両手を拳にしてモモンガに乞う
「・・・・そんなに楽しいなら毎日覇気の訓練の時間を設けて今日のような演習をやろう
1日に飽きるほどやるより毎日コツコツと積み重ねるほうが己の力になる
あまり根を詰め過ぎてもいかんぞ」
興奮するルナの頭を撫でながらモモンガは提案した
キラキラキラキラ
『毎日!やったぁ!明日も!楽しみにしています!皆さ〜ん!基本訓練の後は明日も私の演習に付き合ってくださいね!』
「「「は〜い!喜んで!」」」
我が部隊はこんなにも結束力があっただろうか・・・と疑いたくなるようなハモリぶりにちょっと引き気味のモモンガ
“それにしてもルナの人を惹き付けるのは最早才能だな”
ルナはよっぽど嬉しいのか、キラキラした空気をだだ漏れにしたまま部下に混じって片付けをはじめていた