JUSTICE(海軍残留if編)
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ぷるぷるぷるぷるガッチャ
「ーーー」
「わかった」
・・・・ガッチャ
光が降ってきそうな満天の星が輝く甲板で、モモンガはかかってきた電伝虫と簡単なやりとりをした
『モモンガ中将?とりあえず毛布を適当に持ってきました・・・って、お電話中でしたか?』
この少し前まで、同じ場所で、夕日の沈みゆく中、想いの通じ合った二人が抱き合っていた
モモンガは任務中だ、気を抜くな、と自分に言い聞かせながらも腕の中の愛おしい存在に自分を律し切れず幸せな時間を堪能していると・・・ぐぅぅぅぅうっと盛大にルナのお腹が空腹を叫んだ
甘い雰囲気に浸っていたモモンガはガクリと肩を落としたが、ルナの方は『めちゃめちゃ緊張したらお腹が空いちゃいました』とモモンガの胸から顔を上げた
こちらを見上げて、可愛らしく舌をぺろっと出して海王類の調理法のリクエストをして来られては、このままでいたい自分の欲望なんかより、愛おしい存在の要望を叶えてやらねばと庇護欲を掻き立てられる
正直、緊張やら嬉しさやらで空腹など感じなくなっているものの、ルナの腹の虫が2回目の訴えを起こしてきたので、手っ取り早く焼いて食べようと2人で調理場へと足を運び、甲板での抱擁に一区切りがつけられた
クルーが全員石化して見張りがいないので、焼いた肉を甲板に持ってきて食べた後は、ルナが夕食後の食器を片付けるため船内に消え、モモンガのところに女ヶ島から通信が入ったところだった
そして、ルナが前が見えないほど毛布を両手で抱えて戻ってきたところだ
でんでん虫で通話していたのはなんとなく聞こえていたようで相手を聞かれたので情報共有のため簡潔に伝える
「ボア・ハンコックがインペルダウンへ立ち寄ることを条件に召喚に応じるそうだ・・・あと何故か、ルナと話がしたいらしい」
『インペル・・ダウン』
「ぁあ、火拳のエースの顔を一度見ることをご所望らしい
ルナは船で待機してなさい
火拳のこともあるが・・・・あんなところ、みるものじゃない」
モモンガの指示に小さな声で、わかりましたと返事を返した後、伺うように上目遣いでモモンガを見たルナが口を開いた
『ボア・ハンコックはどうしてエースの顔を見る気になったのでしょうか・・・』
「さァ・・・参加する戦争の引き金となる人物の顔を見るためか・・・やつの考えることなど・・さっぱりだな」
ルナの質問に、顎に手を当てて考える素振りを見せるモモンガは、あえて“処刑”という言葉を使わないようにした
ルナがポートガス・D・エースと幼少の頃同じ村で育ったという話を聞いていたからだ
少しでもルナに辛い思いをさせないモモンガなりの配慮だ
『そうですよね、うん・・・モモンガ中将、毛布を持ってきました
とりあえず、1時間ずつ交代にしますか?』
「一晩位私が見張るぞ、ルナは船室で休んでかまわない」
『心細いので一緒にいさせてください
万が一ということもありますし・・それに、一緒にいたいです!』
「ははは!なら、1時間ずつ交代で見張ろう」
そう言って、マストの下に毛布を引いて胡座をかいて座るモモンガ
『よいしょっと』
ピッタリとくっついて、足の間にルナが座ってきた
「お、おい!」
あわあわと焦った様子でモモンガは言った
『だって!他に誰もいないし、モモンガ中将にくっついてたら温かいから!』
ドッキーーーーン!
おそらく、やましい気持ちなどまだ持ち合わせていない年下の恋人の無防備な行為に、モモンガはドキドキしてしまう
「年頃の娘が!危機感を持ちなさい!私も男だぞ!」
「わかってますよー!モモンガお姉様だと思ってるとでも!?ぷぅーー!」
「誰がお姉様じゃーー!全く!・・・・・今日だけだぞ!」
そう言ってルナの腹に手を回して自分の方へ、身体を傾けた
「えへへ!やっぱりモモンガ中将、お母さんみたいで優しい・・」
「誰がお母さんだ!」
「ぐーーーー!」
「って早ッ!はぁーーーー信頼されすぎるのも考えものだなぁ・・・」
そう言いながらも少し嬉しそうに星空を見上げるモモンガの手はルナの髪を撫で続けていた
「ーーー」
「わかった」
・・・・ガッチャ
光が降ってきそうな満天の星が輝く甲板で、モモンガはかかってきた電伝虫と簡単なやりとりをした
『モモンガ中将?とりあえず毛布を適当に持ってきました・・・って、お電話中でしたか?』
この少し前まで、同じ場所で、夕日の沈みゆく中、想いの通じ合った二人が抱き合っていた
モモンガは任務中だ、気を抜くな、と自分に言い聞かせながらも腕の中の愛おしい存在に自分を律し切れず幸せな時間を堪能していると・・・ぐぅぅぅぅうっと盛大にルナのお腹が空腹を叫んだ
甘い雰囲気に浸っていたモモンガはガクリと肩を落としたが、ルナの方は『めちゃめちゃ緊張したらお腹が空いちゃいました』とモモンガの胸から顔を上げた
こちらを見上げて、可愛らしく舌をぺろっと出して海王類の調理法のリクエストをして来られては、このままでいたい自分の欲望なんかより、愛おしい存在の要望を叶えてやらねばと庇護欲を掻き立てられる
正直、緊張やら嬉しさやらで空腹など感じなくなっているものの、ルナの腹の虫が2回目の訴えを起こしてきたので、手っ取り早く焼いて食べようと2人で調理場へと足を運び、甲板での抱擁に一区切りがつけられた
クルーが全員石化して見張りがいないので、焼いた肉を甲板に持ってきて食べた後は、ルナが夕食後の食器を片付けるため船内に消え、モモンガのところに女ヶ島から通信が入ったところだった
そして、ルナが前が見えないほど毛布を両手で抱えて戻ってきたところだ
でんでん虫で通話していたのはなんとなく聞こえていたようで相手を聞かれたので情報共有のため簡潔に伝える
「ボア・ハンコックがインペルダウンへ立ち寄ることを条件に召喚に応じるそうだ・・・あと何故か、ルナと話がしたいらしい」
『インペル・・ダウン』
「ぁあ、火拳のエースの顔を一度見ることをご所望らしい
ルナは船で待機してなさい
火拳のこともあるが・・・・あんなところ、みるものじゃない」
モモンガの指示に小さな声で、わかりましたと返事を返した後、伺うように上目遣いでモモンガを見たルナが口を開いた
『ボア・ハンコックはどうしてエースの顔を見る気になったのでしょうか・・・』
「さァ・・・参加する戦争の引き金となる人物の顔を見るためか・・・やつの考えることなど・・さっぱりだな」
ルナの質問に、顎に手を当てて考える素振りを見せるモモンガは、あえて“処刑”という言葉を使わないようにした
ルナがポートガス・D・エースと幼少の頃同じ村で育ったという話を聞いていたからだ
少しでもルナに辛い思いをさせないモモンガなりの配慮だ
『そうですよね、うん・・・モモンガ中将、毛布を持ってきました
とりあえず、1時間ずつ交代にしますか?』
「一晩位私が見張るぞ、ルナは船室で休んでかまわない」
『心細いので一緒にいさせてください
万が一ということもありますし・・それに、一緒にいたいです!』
「ははは!なら、1時間ずつ交代で見張ろう」
そう言って、マストの下に毛布を引いて胡座をかいて座るモモンガ
『よいしょっと』
ピッタリとくっついて、足の間にルナが座ってきた
「お、おい!」
あわあわと焦った様子でモモンガは言った
『だって!他に誰もいないし、モモンガ中将にくっついてたら温かいから!』
ドッキーーーーン!
おそらく、やましい気持ちなどまだ持ち合わせていない年下の恋人の無防備な行為に、モモンガはドキドキしてしまう
「年頃の娘が!危機感を持ちなさい!私も男だぞ!」
「わかってますよー!モモンガお姉様だと思ってるとでも!?ぷぅーー!」
「誰がお姉様じゃーー!全く!・・・・・今日だけだぞ!」
そう言ってルナの腹に手を回して自分の方へ、身体を傾けた
「えへへ!やっぱりモモンガ中将、お母さんみたいで優しい・・」
「誰がお母さんだ!」
「ぐーーーー!」
「って早ッ!はぁーーーー信頼されすぎるのも考えものだなぁ・・・」
そう言いながらも少し嬉しそうに星空を見上げるモモンガの手はルナの髪を撫で続けていた