JUSTICE(海軍残留if編)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『ーーーーッ!モモンガ中将!大丈夫ですか!!?』
モモンガとハンコックの間に刀を振り下ろしたルナは悲痛な声でモモンガの安否を確認した
「ルナ!?」
「・・・貴様何故石化せん!?」
ハンコックは後ろへ飛び退いた体制のまま、まだ状況を理解しきれていないらしく、恐怖に似た驚愕の顔を戻せないままになっていた
まぁ、ルナの後ろのモモンガも同様の表情を全く隠せていないのだが
「ルナ少将!気をつけろ!奴はメロメロの実の能力者だ!」
「ああああ!!モモンガ中将!手が!」
ルナが、海賊女帝の初撃は交わすことができたことを確認したモモンガ
その全く理由はわからないが・・・
それでもルナに油断するなと声を上げる
そんなモモンガの心配を他所に、ルナの視線は甲板に縫い留められたモモンガの手に釘付けになって悲鳴を上げていた
「ふん!理解したところでやましい心がなくなるわけではないわ!メロメロメロー!」
視線が後ろへ行ったルナの隙をハンコックが逃すはずもなく追撃をかける
「ルナーーー!」
・・・ガシッ!
『モモンガ中将!モモンガ中将!血が!血がでてます!』
ルナが石になってしまったものと思ったモモンガの耳に焦った声が聞こえ、ナイフが刺さった手に優しい温もりを感じた
確かに女帝のメロメロの攻撃は当たっていた
痛みと焦りで下心の入り込む隙がなかったモモンガとモモンガの盾になるような位置で、その攻撃を直撃したはずのルナ
どちらも無事だった
「「「!!??」」」
これにはモモンガだけでなくハンコックをはじめ、九蛇海賊団も驚きすぎて鯉のように口をパクパクとさせて、こちらを指さしていた
『・貫通してる!グスッ』
周りがそんなことになっていることなど一切気にせず、ルナはモモンガの前に両膝をついて半泣き状態になっていた
こんな時にまで自分の心配をしてくれるルナにモモンガの心臓は場も弁えず跳ね上がる
頬に熱も集まってきた
「ゴホン・・・これしきの傷すぐに塞がる!それよりお前、どこも石化してないのか?!」
気持ちを落ち着けるために咳払いをしたら、なんとか冷静になれた・・・気がする
ナイフが刺さった方とは反対の手で、パタパタとルナの体を触って確かめるモモンガ
「ん?むむんむぁちゅむぉー??(モモンガ中将?)」
モモンガが慌てて触れた手足、肩、顔は、変わらず女性特有の柔らかさだった
その吸い付くようなやわらかな頬に、思わず手をあてたまま、何度もむにむにと感触を楽しんでしまい、ルナの困惑した声を聞くまで触り続けていた
「貴様!なぜわらわの攻撃が効かぬ!?」
ルナの背後で、驚いて固まる九蛇海賊団とハンコックが叫ぶが、ルナの耳には届いていないようでナイフの刺さったモモンガの手を見ながら今にも泣きそうな顔をしていた
「おい、貴様!!黒髪のチビ!!わらわの問いに答えぬか!貴様はわらわが美しいと思わぬのか!!?」
モモンガの怪我に焦っていたルナだったが、ハンコックの言葉にピクッと反応して、首だけ振り返った
『ち!び!ッッッ!日々成長中だし!!・・・・・私は大事な人を傷つける人を、“美しい”なんて思えません!!!
・・・それに、正直・・・・怒りで貴方の顔が見えませんッ!チビっていうなぁぁぁぁあ!!』
バンッガキーン!
そう叫んだ直後、ルナはハンコックの立っていた場所に躊躇なく刀を振り下ろした
モモンガも目で追いきれないほどのスピードでだった
チビと言われたことが余程頭にきたらしい
警戒態勢を解いていなかったハンコックは既の所でルナの一撃を避け、後ろへ大きく跳躍した
「・・・っく!!2人残ったところで軍艦1隻動かせまい!平穏なるアマゾン・リリーへ帰港する!」
「はい!蛇姫様!」
そう言って遊蛇の頭に降り立ったハンコックは、自身のクルーに命令した
『あ!待て!逃げるな!』
「待てルナ!・・・ボア・ハンコック!限界までここで待つ!手ぶらでは帰れん!2日後に再び現れぬ場合・・・協定決裂だ!」
手すりに足をかけて九蛇の船に乗り込もうとするルナを声で制したモモンガは、ハンコックに向けて叫んだ
「好きにしろ」
肩越しにこちらを見ながらハンコックは気のない返事をして去っていった
『逃げるなぁぁ!召喚に応じろーーーー!!』
モモンガとハンコックの間に刀を振り下ろしたルナは悲痛な声でモモンガの安否を確認した
「ルナ!?」
「・・・貴様何故石化せん!?」
ハンコックは後ろへ飛び退いた体制のまま、まだ状況を理解しきれていないらしく、恐怖に似た驚愕の顔を戻せないままになっていた
まぁ、ルナの後ろのモモンガも同様の表情を全く隠せていないのだが
「ルナ少将!気をつけろ!奴はメロメロの実の能力者だ!」
「ああああ!!モモンガ中将!手が!」
ルナが、海賊女帝の初撃は交わすことができたことを確認したモモンガ
その全く理由はわからないが・・・
それでもルナに油断するなと声を上げる
そんなモモンガの心配を他所に、ルナの視線は甲板に縫い留められたモモンガの手に釘付けになって悲鳴を上げていた
「ふん!理解したところでやましい心がなくなるわけではないわ!メロメロメロー!」
視線が後ろへ行ったルナの隙をハンコックが逃すはずもなく追撃をかける
「ルナーーー!」
・・・ガシッ!
『モモンガ中将!モモンガ中将!血が!血がでてます!』
ルナが石になってしまったものと思ったモモンガの耳に焦った声が聞こえ、ナイフが刺さった手に優しい温もりを感じた
確かに女帝のメロメロの攻撃は当たっていた
痛みと焦りで下心の入り込む隙がなかったモモンガとモモンガの盾になるような位置で、その攻撃を直撃したはずのルナ
どちらも無事だった
「「「!!??」」」
これにはモモンガだけでなくハンコックをはじめ、九蛇海賊団も驚きすぎて鯉のように口をパクパクとさせて、こちらを指さしていた
『・貫通してる!グスッ』
周りがそんなことになっていることなど一切気にせず、ルナはモモンガの前に両膝をついて半泣き状態になっていた
こんな時にまで自分の心配をしてくれるルナにモモンガの心臓は場も弁えず跳ね上がる
頬に熱も集まってきた
「ゴホン・・・これしきの傷すぐに塞がる!それよりお前、どこも石化してないのか?!」
気持ちを落ち着けるために咳払いをしたら、なんとか冷静になれた・・・気がする
ナイフが刺さった方とは反対の手で、パタパタとルナの体を触って確かめるモモンガ
「ん?むむんむぁちゅむぉー??(モモンガ中将?)」
モモンガが慌てて触れた手足、肩、顔は、変わらず女性特有の柔らかさだった
その吸い付くようなやわらかな頬に、思わず手をあてたまま、何度もむにむにと感触を楽しんでしまい、ルナの困惑した声を聞くまで触り続けていた
「貴様!なぜわらわの攻撃が効かぬ!?」
ルナの背後で、驚いて固まる九蛇海賊団とハンコックが叫ぶが、ルナの耳には届いていないようでナイフの刺さったモモンガの手を見ながら今にも泣きそうな顔をしていた
「おい、貴様!!黒髪のチビ!!わらわの問いに答えぬか!貴様はわらわが美しいと思わぬのか!!?」
モモンガの怪我に焦っていたルナだったが、ハンコックの言葉にピクッと反応して、首だけ振り返った
『ち!び!ッッッ!日々成長中だし!!・・・・・私は大事な人を傷つける人を、“美しい”なんて思えません!!!
・・・それに、正直・・・・怒りで貴方の顔が見えませんッ!チビっていうなぁぁぁぁあ!!』
バンッガキーン!
そう叫んだ直後、ルナはハンコックの立っていた場所に躊躇なく刀を振り下ろした
モモンガも目で追いきれないほどのスピードでだった
チビと言われたことが余程頭にきたらしい
警戒態勢を解いていなかったハンコックは既の所でルナの一撃を避け、後ろへ大きく跳躍した
「・・・っく!!2人残ったところで軍艦1隻動かせまい!平穏なるアマゾン・リリーへ帰港する!」
「はい!蛇姫様!」
そう言って遊蛇の頭に降り立ったハンコックは、自身のクルーに命令した
『あ!待て!逃げるな!』
「待てルナ!・・・ボア・ハンコック!限界までここで待つ!手ぶらでは帰れん!2日後に再び現れぬ場合・・・協定決裂だ!」
手すりに足をかけて九蛇の船に乗り込もうとするルナを声で制したモモンガは、ハンコックに向けて叫んだ
「好きにしろ」
肩越しにこちらを見ながらハンコックは気のない返事をして去っていった
『逃げるなぁぁ!召喚に応じろーーーー!!』